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ヒロインざまぁ系小説のヒロイン(ブス)です。詰んだ私、まだ生きてます〜()

作者: 小山内


み、皆さんお久しぶりでございますわね!


今となっては、『おいおい!まじかよ!!悪役令嬢転生モノにヒロイン転生!?いやマジでこれは詰んだ〜()』…っ叫んでた私、懐かしですね。。。


平民生まれ平民育ち、目立った美貌があるわけでも優秀な頭脳を持っているわけでもない、ちょっと珍しい光属性を持っているただの女でございます。

………いや正確に言うと、、、バカでブスでアホなヒロインやってました、名前だけはちょっといい感じのセレナと申します。あはは(乾いた笑い)




そうですね、、、以前のことを少しお話させて頂きましょうか。


私は何も無い廊下で転んで頭を打ち、前世の記憶を思い出しました。

この世界はいわゆるヒロインざまぁ系小説で、最終的にヒロインが魅了を使ってダレン王子をーーーーーって分かって、ヒロインは断罪され、悪役令嬢(転生者)は無事ダレン王子と結ばれ溺愛される話ですね。


タイトルは、『ヒロインブスなのになんで魅了されてんの!?悪役令嬢のこの私が愛の力(笑)で助けます』とかいう、、、、なんか強気で芯の強そうな悪役令嬢がアホな王子を助けるぞ!みたいな、なんな脳みそ空っぽにして読めるタイプのギャグ小説かなんかみたいですね〜()



、、、、だいぶしんどい世界に転生した私ですが、悪役令嬢のディクレナ様より早く記憶を取り戻したのでさっさと撤退しようと思ったんですがね、、まあ、、、、無理でした。はい。(なんかいろいろ説明めんどくさくなりました。言っときますが私の脳みそはあまり出来が良くないのです、とりあえず前作読んどけ!)


どうやら思ったよりダレン様にも溺愛されていた(させていた)ようで、よくこの顔で魅了できたな、とそこだけはちょっと関心していたところです。呑気なものですね、いやこれは現実逃避といいます、あははははー。(真顔)


まあすぐにディクレナ様は前世の記憶を思い出し、「ああ、断罪までのカウントダウン、、、さん、にー、いち、、、、、、」みたいな状況だった訳ですね!!!!!!!


、、、、、、、いやーまじで詰んでんな私ぃ!!!!!!

ってかんじですが、実はあれから1年半経ってます。




あれ?聞こえませんでした?1年半、です。

い!ち!ね!ん!は!んんん!!!!!!



なかなかしぶとく生き残ってる私はですが、、、まあその話でも致しましょうか。


皆さん忘れていらっしゃるかもしれませんが、これまでは回想。ここからですからね、大事なのは。()



はい。そんなこんなで、、、ディクレナ様、悪役令嬢と言ってもただ正論をビシバシ言ってただけなので、前世の記憶を取り戻したことで周りの信頼を得て、(ブスヒロイン)を断罪するために周りを固めていくんですね。

いやーしっかりした人間が既に構築されていますねー。私とは大違い(笑)なんてねー。。。ははは。


まあ、その行動にダレン王子は少しずつディクレナ様を見直し、私に対して疑問、?というか、不快感というか、その、えーと、あの、魅了されたことによる記憶の混濁?みたいなの?を感じ始めるんですね。(私の語彙力がむり。)


私はもう『さっさと魅了解けろ!!!!』『わたしはブスだ!!!この顔よく見ろ!!!!!』『私の魅力どこにある!?!?光属性しかねぇじゃねーか!!!!!』みたいなかんじでね、、、、心の中で叫びまくり、時にはブツブツと気持ち悪い感じで悩み、自分のことながら心にダメージを負いながら、極力メインキャラと関わらないようにしていたんですね。はい。脳みそ使えないんでね。

「なにすればいいんじゃ?とりあえず逃げとこ」みたいなことですねー()




そんなかんじで半年くらいはグダグダやってたんですけど、ついに!!!!私!!!ディクレナ様からお呼び出しされまして!!!!!ディクレナ様の肩に手を添えているのは!かのアホ王子、ダレン様!!


おお!!!なんか、ちゃんと、小説の内容やってんなー、みたいな、思いましたね〜



、、、、、、いやいやいやいや私、そこじゃない。

お呼び出しの事ね、そう、このお呼び出し、いわゆる断罪とかいうやつでは?ってことですねー


『ついに!!!とのときが!!!!!!!』とかいう謎のテンプレみたいな言葉しか出てこない残念な脳みそを頑張って働かせて私は考えました。



うーーーーん。。。




うーーーーーーーーーーーん。





、、、、、、、!!!!


『ああ、ぜんぶ話せばいいんだ!!(脳死)』、と。





まあ言葉の通りですね。



私も転生者で、私が知っている世界はヒロインざまぁ系の小説だったこと。

ディクレナ様とダレン王子の邪魔はしないこと。

魅了についてはよく分からんから逆に何とかしてほしいこと()

記憶取り戻した瞬間、額に当てられた濡れタオルをボロ雑巾とか言ってごめん世界、とか。

昨日の夕飯を思い出すのは難しいけど今日の朝ごはんも割とあいまいで自分の脳みそが心配だとか。

好きな食べ物はなんですか、媚び売らせてくださいお偉い様〜()とか。



なんか、焦っていろいろ言っちゃったけど、なんかディクレナ様は途中からクスクス笑い始めて、、えっっっっ、かわいい、、、、!!!!!!!!





(思考停止)





、、、、、、、、、、、あっ、すみません、えーと、ディクレナ様がたいへんお可愛らしいという話でしたっけ???


え?それはまた後で詳しく?了解しました。この可愛らしいディクレナ様は私の目に永久保存して焼き増ししてお渡ししますね、!!!!




、、、すみません、あまりの可愛さに少々取り乱してしまいました。


まあそんなこんなで私は無害判定をもらい、無事に終了したんですねー。

いやーよかったよかった!!!!!!(おい私、まとめ方が雑なんよ)



………



今の私は学園の学力には余裕でついていけないので学力は辞め、平民として下町の屋台でバイトしてる日々です。


おのおブスなお顔も前世のメイク技術を駆使して何とかやってます笑


溶けた脳みそはどうしようも無いけれど、バイト先ではなかなか気の合う店主と仲良くやってます(先日は「お前アホだなぁ」と言って頭なでてもらいました。あれ?私は幼子かな???まあいいや飴ちゃんくれるし嬉しいし!)




まあまとめると?私の残念脳みそではさー、無理なんよね。ここからの人生をらどうやっていくかなんて考えられんのよ。

ここからどうする?どうやって立て直す?貴族の礼儀???そんなの知らんわ!!ブスな顔とかもう論外やんけ!!!!ってね、だだ叫ぶことしかできないアホだけど、やっぱ人間正直に生きるのがいいんやね(悟り)


どうやってこの話切り上げればいいか分からんくなってしまったから、ここらで終わらすわ!



めっちゃ雑な主人公で悪かったな!!



まあ、こーゆー話もありじゃない?自己満最高!!ってね!!!!!!






おわ




ここまで読んでくださり誠にありがとうございましたっっっっっ!!!!!

こんなバカでアホな主人公ですが責任は全て著者である私にあります!!!なんてったって著者がバカでアホなんだから、、!!!どうしようもねぇな!!がはは


こんなテンションの著者ですが、評価やレビュー、頂けると泣いて喜びます!!夕飯はハンバーグにしちゃいます!!どうか!!!!お願いします!!!!!


ちょっとでも鼻で笑えたらいいな!と思います()

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