詩って何だろう③~群馬の詩人の事~
いきなり写真から始まるのですが、これは何かといいますとですね。群馬の、前橋文学館というのがあるんですね。そこは、詩人の萩原朔太郎氏の作品などが展示されている建物なんですが、その前橋文学館の、階段の踊り場の壁に展示してある、文字なのです。私はこの言葉が大好きで。極光ですよ。この言葉の前で私は、理解してくれる人がここにいたのだという気持ちになり、泣きました。
前橋文学館の壁にはこうして、萩原朔太郎氏の詩や、「アフォリズム(箴言・格言)」が展示されているのです。
さて、何で前橋文学館なのか、という話をする前に、猫町フェスの事を語ろうかと思うのですよ。おいおい佐々木、情報量が多すぎて付いて行けないよ、という読者は、何となく雑誌を眺める感じで見て下されば大丈夫ですので……では、次の写真。
これは、「まえばし猫町フェス2019」にて展示された、私の詩ですね。写真は、湯越慶太さんの作品です。このイベントの詳細に関しては、私のエッセイ「まえばし猫町フェス2019・in群馬県前橋市」に書いてあるので、良かったらご覧ください。https://ncode.syosetu.com/n0397gw/
それで、本題です。私がどーして、まえばし猫町フェスに参加した話をしたかったのかというと、そのまえばし猫町フェス(長いなあ)の主催者と、ツイッターで知り合いになってですね。そんで、なんか参加する事になったんですよ。ただ、それだけなんです。
いや、それだけじゃないんですがね。←話の運び方が下手
その、猫町フェスの主催者の方の知り合いの方がですね。初め、勘違いから私をツイッターでフォローしてくださってですね。えー、なんですかね。そっから、詩の朗読会(中延で定期的に開催)に参加するようになったんだよという、そういう話の流れでした。
詩を書く、からの、詩の朗読、ですね。うーん。どう言ったらいいんですかね。
まず、群馬という場の不思議さについて今一度、考えてみようと思うのですよ。そもそも私が群馬に行く事になったのは、前橋文学館で開催されていた「この二人はあやしい展」に興味を持ったからでして。
「この二人」っていうのは、萩原朔太郎と芥川龍之介なのですが、そこに室生犀星が加わり、あやしい三角関係が繰り広げられていたのですよ。その焼きもちやきまくりな手紙が展示されていて、しっかり読みました。まあ、あやしくてね。ドキドキしました。←興奮気味
ええ。もうこれでお分かりでしょうが、私はBLが好きなのです。←何なのこいつ
あとはですね。群馬といえば、高崎にある「高崎市山田かまち美術館」。そう、大事な事を今日、思い出したのですが、私は中学生の頃何度か、かまちの詩集を読んでいたのです。それが「詩集」だとは知らないで。かまちの事は、若くして亡くなった(十七歳)ギタリストだと思っていたのです。
とにかくですね。私は群馬に行き、詩を朗読したり、街中に展示したりするようになった、という話をしたかったのですよ。それで、次回で詩のお話は最後になるのです。ええ。