暑いから、いったん完結・名もなき物書きのボヤキ
えー、怖い話がまだまだあるんですが、とにかく暑いんですよ。冷房を消すと、途端に眠気が襲ってきて、気絶するように眠ってしまうのです。ですから、朝からずっと涼しい部屋で、学校の授業を受けている状態なのです。(私は四十一歳の学生である)そして、授業の合間などにこうして、昔話や与太話を投稿しているというわけなのです。
ということで、作者の勝手な都合により今回でいちおうの、完結とさせていただきます。
どうしようかなあ。なんか、名もなき物書きとしての、ほかの人だったら決して語らないような事を書くのが、読者にたいするサービス精神というものなんだろうけど、あいにくと、書きづらい事が多くて話にならないのです。
例えば、そうだなあ。創作界隈で、干されてる作者がいるよなあ、とか。まあ、私も似たようなもんかもしれないんですが、あのひとに比べたら全然なのです。まだ、ぜんぜんましです。
あとは、なんだろ。うーん。触れたらぜったいにやべえ界隈も、あると思ってる。創作界隈を平和でいい人ばかりで楽しいところだと思えている作者は、私の書いてる事は、かわいそうな人の妄想に見えるかもしんないです。
なんていうのか、私自身も、このエッセイを読んでくださった方はもうお気づきでしょうけど、そんなに優しくない人間だし、どっちかというと変な奴の部類に入るという自覚はあるのです。
だけど、こういう事は、どっかに書いておかないと……
例えばですね。私が書いた、一つの詩を見て、いいと言ってくださった方がいたとして。私の書いた、イラストを見て、なんじゃこりゃと思ったとします。その後、エッセイを見て、憤慨したとする。
そのとき私に何ができるかといったら、何もできないのです。全部、私の創作物だということしか、言えない。
そして、私の本体を把握したかのように語られ、ときに悪口を書かれるとき、実はひどく傷ついている。だけど、自分の創作物によって傷ついている人もいるんだろうなと思って、だいたいは見なかったふりをするのです。たまに、見なかったことにできなくなるんですが。
そういう感じなのです。
もしもどこかに、自分が何かを主張する事に躊躇している物書きがいたとするなら、言いたい。私は、私のアンチであっても、表現するという事にかんしては、やめろとは言いたくはない。呪われれば呪い返すが、呪うなとは言いたくはない。「こういうこと書きやがって」と文句は言うが、書くなとは言いたくはない。
弱っている物書きは、もっと強気でいってください。きみらを止められるのは、死だけなのだから。




