表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/95

ウルの狼兄妹、秘書との初めまして、かな?

今までお話の内容の加筆をしようとしてるんですけども、既に完成させた後のものに書き足すって凄いムズいっす。てへっ

うーん、中々進まないなぁ。


総合ポイント5000越えてました!ありがとうございます!


本編どうぞ!

「失礼しま……」


「サクラだーー!」


 俺の仕事部屋に入ってきたサクラに銀髪美女が抱きつく。

 言わずもがな、銀髪美女とはウルのことだ。


「!? だだだだ、誰です!?」


 サクラの驚きっぷりが半端ではない。

 

 後ろにいたアッシュも少なからず驚いているようだ。


「きゃー! 耳もふもふー!」


 ウルが、そんなサクラに構わずにサクラをもふり始める。


「やめんか。そのもふもふは俺のだ」


 俺はウルの頭を押さえて落ち着かせる。

…………突っ込みどころがおかしい? 聞こえんな。そんな声。


 ウルはまだもふり続ける。


「きゃっ、ちょっ、やめ、………やめて……………わふぅ……」


 サクラが抵抗むなしく腰砕けになる。

 気持ちよすぎたみたいだ。


「ちょっと、サクラ! どうしたの!?」


 いやいや、お前のせいだから!


「はあ…………ウル、もふりすぎだ」


 それからは、展開についていけていないアッシュを部屋に入れた後に、サクラを立たせて、椅子に誘導した。



「あー、このテンション高めの人物は…………ウルだ」


 俺がウルを紹介する。

 後ろではアリシアがサクラに同情の目を向けている。


「サクラ……ウル様との初対面で何をしてるのです……」


 アリシアよ、俺は10:0でウルが悪いと思うぞ。


「この度はご自分のお身体を持てたようでお祝い申し上げます」


 アッシュが一礼する。


「こら! アッシュ! お辞儀の角度がちょっと違うよ!」


 ウルからのダメ出しが入る。


 ウルは配下達に常識や礼儀作法を教えたりもしていたからな。

 ふざけているようで、ちゃんとしてる。


「こ、この度はおめでとうございまふ」


 サクラもアッシュに続いて一礼する。


 …………かなりフラフラだけど。


「サクラ! 全然ダメダメだよ! どうしちゃったの!?」


 だから、ウルのせいなんだってば。


 その後暫くは五人で談笑した。








 コンコン、


「ソフィアです。失礼します」


 ソフィアが入室する。

 俺の部下達は既にそれぞれのやることをやりにいった。

 修行とか、陽炎の指揮とか。



 ジーーーーっ。


 ウルがソフィアの顔をまじまじ見る。


「あ、あの貴女は……?」


 ジーーーーっ。


「え、えっと……ああ。ウル様ですね!

 私が前に言ったアイデアが成功したのですか!」


 おお。流石にソフィアは気付いたか。


 ジーーーーっ。

 見てる。穴が開くほど見てる。


「ソフィ?ちょーっと、お話があるんだけどさ?

 マスターのことで」


 ウルがソフィアの耳元で何かを言う。

 俺の神竜イヤーでも聞こえなかった。

 

 それを聞いたソフィアは一瞬惚けた後に、ほんのり顔を赤くし、頷く。


「ええ。わかりましたわ」


 それからは暫く部屋の外で二人は何かを話していた。



 その後に部屋に戻ってきた二人は、

 ウルはニッコニコで、ソフィアはもじもじしていた。


 …………なに話したよ?

 


「マスター!今度ソフィと二人きりで話したげて下さい!」


「わ、私からもよろしくお願いします……」


 なんでよ?

 …………まあ、いいけど。

 というか、ウルはソフィアのことをソフィって呼んでたんだな。


「ん。わかった……?」


 それからは三人で仕事の確認。ウルの出来ることを話し合った。


 ウルは意外と万能だった。仕事も戦闘も。


 というか、戦闘に関してはレベルを上げたら俺と並ぶだろう。

 俺は接近&ブレス、ウルは魔法全般でと、バランスもいい。


 俺は影魔法である闇夜の支配者以外の魔法を使えなくなったが、結果的にはそれを遥かに越える戦力アップになった。


神竜イヤー…………とても聴力が高く、色々なことが聞こえるが、時々ご都合主義に溢れる耳である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ