神化の確認?でいいのかな?
水面に浮かび上がるように意識が覚醒する。
「あ、主殿…………お目覚めですか?」
アリシア、サクラ、アッシュが俺の顔を覗き込んでいた。
「あ、ああ……」
俺は体を起こす。
どうやらガラームを倒したところから移動はしていないみたいだ。
「俺はどのくらい寝ていた?」
『ほんの30分程ですよ。マスター』
おお、ウルだ。なんか久し振りに感じるな。
「ユーヤ様、一体何が…………?」
サクラの目には涙のあとが。
…………そんなに心配をかけてしまったのか?
「えーっと、なんか可愛くて小悪魔な絶対神様に会ってた」
うん。間違っていないハズ。
「悪魔…………!?」
ああ、悪魔とか本当にいる世界だとこの言い回しは不味いのかな? やっぱり。今度ウルに聞こう。
「やっぱなし。普通に絶対神様に会ってたよ。
何でも俺は神種になるらしい」
「主殿は何時でも神ですが?」
アリシアよ、君は俺のことを神格化していたのかい?
神になったのはついさっきからなんだけども。
アッシュも無言で頷くなよ……。
「神になったのはついさっきだよ…………
でも崇めたり、敬いすぎたりはしないでほしいんだ。あんまし性格とかは変わんないし」
「了解しました」
どうやらさっきのは半分冗談だったようで直ぐに了承してくれた。
『それでマスター、絶対神様と会ったんですか?』
俺はウル達に大まかなことを話した。
勿論キスの話はしなかったけど。
「「「『………………アソーティア様惚れてない?』」」」
全員に言われてしまった。キスの件は言っていないのに、解せぬ。
「主殿、アソーティア様なら結構ですよ?」
アリシアよ、何を言っているんだい?
「ユーヤ様、アソーティア様よりも私の方が先ですよね?」
サクラは何を自分もハーレム入りして当然!みたいなことを?俺は何も聞いてなかったですよ?
君の好意は尊敬だけだと思ってたよ……。
「流石です。ユーヤ様」
アッシュ君、君は何でも流石と言ってくれるね。ちょっと流石って言葉が、万能過ぎないか?
『私がマスターの一番なのにぃ!
私も体を手に入れて見せます!!』
ウル、それは俺も全力で手伝う。
『ま、ますたあ!』
ああ、俺はウルが大好きだとも。
『!! 私も大好きです! 愛してます! マスター!』
ふふふ。俺も愛しているさ。
ウルは生まれたときから一緒だし。一蓮托生だし。言うまでもない。
案外簡単なことで体を手に入れられる気はするんだけどなあ。
「さて、進化とか色々あったみたいだし、確認しよう」
ユーヤ ヤクモ ・種族 白銀神竜 (神種)
性別 男
・レベル 1
・HP 1,000,000/1,000,000
・MP 1,000,000/1,000,000
・パワー 800,000
・スピード 1,000,000
・ディフェンス 700,000
・マジック 800,000
・マインド error
・ラック 5,000
ゴットスキル
・暴食を司る者
・知恵を司る者
レジェンドスキル
・白銀神竜
ユニークスキル
・武芸者
・闇夜の支配者
スキル
・人化
・精神系全耐性
・気配自在
・魔導
・分裂
・空間魔法5
【称号】
・可能性を秘めし者・絶対神の加護<特別>・絶対神に名付けられし者・格上殺し・死と踊る者・天然人たらし・魔物の主・神竜
種族「白銀神竜」
全世界、過去、現在において一柱しかいない神。美しくも凛々しい。
神の中でも特殊。神格は上級神程度だが、この神にはあまり当てはまらない。
・知恵を司るもの者
「知恵の天使」の進化したスキル。
権限が大きく増え、ウル自体が並列思考や、思考加速等を獲た。
・白銀神竜
「白銀竜」の進化したスキル。
竜系統、神系統の様々なスキルを内包。
使いこなすには相当な鍛練が必要。
・闇夜の支配者
アリシアの持つ常闇の支配者がユーヤ ヤクモに合わせて調整されたスキル。
影、すなわち闇の支配者となる。
汎用性が高いが、使いこなすには相当な鍛練が必要。
・魔導
基本四元素魔法と合成魔法の組合わさって出来たスキル。
使い勝手が良くなった。出来ることが増えた。
使いこなすのには相当な鍛練が必要。
称号「絶対神の加護<特別>」
称号「絶対神の興味」が無くなり、新しく出来た称号。
絶対神との魂の繋がりが強化された。
特典は複数あるが、判明していない。
特別強力な力が込められた加護である。
称号「神竜」
竜種かつ神種である者が持つ称号。
神の中でも戦闘力の高い個体が多い。
寿命がなくなる。
魂が大きくなる。
「ステータスは端数を切って見易くしているが、増えたな。
………………ウル? お前進化してね?」
『………………どうやらそのようです。
今もマスターと話ながらハイコボルト達にマスターの進化について説明していますし。
どうやらハイコボルト達は、お祭りだー! 宴じゃー! とか騒いでますね。
人間を迎えるのだからまた今度にしなさいと注意しときましたが』
「おお、凄いな。司令塔になれるな。
後、注意ありがとう。
それと、加護が……
ティア……張り切りすぎて特別製になってるよ?
そのせいか加護の内容も見れないし。まあ、感謝するけども。効果が分からないのはちょっと辛いな。
他のスキルはそのままだな。どれも更に強力になったもんだ」
ティアには今度会ったときに加護について聞こう。
……………………今度会ったとき!?
俺はどんな顔をしてティアに会えばいいんだろうか?
まあ、その時はその時だな。アリシアもウルも好意的だし。もしかしたら本当にティアがハーレムに入ったりするのかもな?
さて、と、
「サクラ」
「は、はい!」
サクラの白い耳と尻尾がビクンッ、と跳ねる。
「お前の好意については今度二人きりで話し合おう。サクラが望むなら俺は受け入れても良いと思ってる」
チラリとアリシアを見ると、ものっそいニコニコしていた。
本当にハーレムを推奨してるらしい。
「はい!! 楽しみにしています!!」
サクラが花咲くような笑みを浮かべた。
「よし、なんか色々あったが、このままフォーレンに向かうぞ?」
「「「はい!!」」」
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