戦後のもろもろ。亀旨い。
いやー、どうも。ユーヤです。
あのディフェンスを一撃で貫くとは…………
どうやら僕はドラゴンのブレスを舐めていたようです。
『ま、ますたー!?
キャラがぶれてますよ!?
マスターはシルバードラゴン、通称銀竜の中でもユニーク個体のようなものですからね……
白銀竜という、別の個体と考えても良いのでは無いでしょうか?
進化もそれに合わせたものになるでしょうね』
今明かされる衝撃の真実だわ。
どうやら、俺もユニークらしい。
『逆に、どう考えたらユニークじゃないと思えるのでしょうか……』
ウルさんが何か言っているが気にしない。
俺はリクオウガメの亡骸に近づき、喰らいつくす者を発動する。
【ユーヤ ヤクモは「喰らいつくす者」を発動しました。
…………ユーヤ ヤクモはステータス値が上昇しました。
ユーヤ ヤクモは「再生」のスキルを獲得しました】
おお! かなり良いスキルを手に入れたな!
俺はリクオウガメの甲羅を異次元収納に入れてから、ステータスを確認する。
ユーヤ ヤクモ ・種族 シルバードラゴン
性別 男
・レベル 61
・HP 900,000/900,000
・MP 800,000/800,000
・パワー 620,000
・スピード 800,000
・ディフェンス 600,000
・マジック 750,000
・マインド error
・ラック 3,000
レジェンドスキル
・知恵の天使
・喰らいつくす者
ユニークスキル
・白銀竜
・武芸者
スキル
・人化
・精神系全耐性
・眷族化
・影魔法5
・基本四元素魔法4
・空間魔法2
・気配自在
・隠蔽
・再生
レベルがかなり上がって、ステータスも上昇しているな。
俺は人化する。
服は異次元収納に出し入れしているから、竜化したときに破れるだとか、人化したときに裸とかはない。
何気に器用だろう? 人化、竜化時には光に包まれるからその場面を見られることもない。
「さて、次はっと、
…………山にいるグランドゴーレムか。リクオウガメよりかは弱いらしい」
俺は翼を広げて飛び立つ。
今日中に全部素材集めたいな。
『グランドゴーレムのいる山は逆方向ですよ?
マスター? ひょっとして方向音痴?』
……………………頼りにしてます、ウル先生。




