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草稿 #2  作者: 中塩屋 治
3/3

であう

 人を、見る。人の中に、ある。光を。

 人を、聞く。人の中にある。音を。


 暗闇は、光に、満たされた。

 沈黙は、音に、満たされた。


 人を、見る。人の下に、ある、暗闇を。

 人を、聞く。人の下に、ある、沈黙を。


 光は、暗闇に、満たされる。

 音は、沈黙に、満たされる。


 乾きには、音を、与える。湿りには、光を、与える。湿りは、乾きとなる。乾きは、湿りとなる。


 人に、触れる。人は、温もり。


 触れたものは、光にある、暗闇。


 人が、触れる。それは、冷たさ。


 触れるものは、音にある、沈黙。


 あめのもとにひとはねむる


 

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