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自分の「優しさ」が腹立たしい

(なんか向こうの人たち楽しそうだなぁ、自分も入りたいなぁ。でも自分が入ったことで雰囲気を下げることになったらどうしよう。…やっぱり入るのはやめておこう。自分が入ったことでこの雰囲気を下げるようなことにはしたくない。向こうの人たちが楽しそうならそれでいいんだ…。)


 あームカつく。

 

 会話に入ろうとするたびにこの思考になる俺に腹が立ってくるわ。

 何が「向こうの人たちが楽しそうならそれでいいんだ…。」だよ。別にいいじゃねぇか。雰囲気下げても。

 しかも俺はこれを「優しさ」って言って美化しようとしてるんだぜ。

 全くもって馬鹿馬鹿しい。

 こんなん「優しさ」じゃねぇよ。

 雰囲気下げることに対する恐怖で逃げているのを正当化しているだけじゃねぇか。

 そんなん1回や2回雰囲気下げたところでみんなから嫌われると思うか?

 そんなに世の中の人は薄情か?

 違うだろ。

 別に雰囲気下げたところで周りからの評価はあんま変わらねぇよ(変なことや発言をしなければ)。

 むしろ俺なら「いい人だなぁ」って思われるんじゃねぇかな。

 今の俺はどうせ集団の中でも目立たないタイプの人間なんだろ?

 つまり「俺の良さを知らない人が多い」っていう状況ってことだ。

 これってさ、俺の人柄をアピールする絶好のチャンスなんだよ。

 だからさ、入りたいと思えば恐れずに入っていけ。

 入って向こうが拒絶したきたら「そうかそうか 君たちはそういうやつなんだ」でいいじゃねぇか。

 

 怖がるな。俺が思っているよりも人間って優しいんだぜ。



◇◇◇

(はぁ、最近ストレスたまりすぎて辛いなぁ。ここ最近悪夢にうなされるし朝起きたら急に涙が溢れてくるし…。誰かにこの気持ちを打ち明けたい。でも友達との会話でこんな暗い話題を出すのはなぁ。心の内に留めておこう。僕との会話で気を使わせないように。)


 頼れよ!!

 何のための友達なんだよ!!


 こんなん「優しさ」じゃねぇ。「見栄を張ってるだけ」だ。

 自分の心の中に押し込んだ結果、今苦しいんだろ?

 この気持ちを誰かに打ち明けたいんだろ?

 話せよ、友達に。

 俺が友達に対する信頼度ってその程度なのか?

 自分の悩みも打ち明けられないほど俺は友達のことを信頼していないのか?

 信じろよ。俺の友達は俺の悩みを聞いて俺のことを馬鹿にするようなやつじゃねぇ。

 俺の悩みを聞いたら、寄り添って自分のことのように感じてアドバイスをしてくる。

 

 見栄なんか張るな。頼っていけ。




 ◇◇◇

(Aさん、いい人だなぁ。付き合うことができたらなぁ。…そうだ!この前友達の集まりで偶然手に入れた連絡先。ちょっと怖いけどメールを送ってみよう。やり取りが続いたらいいなぁ。)

 数週間後

(あれからAさんとのやり取りはいくつか続いたけど、Aさん返信遅いなぁ。忙しいのかなぁ、それとも…。いや、返信してくれてることだけでもありがたいと思え!少しでもAさんが自分に興味を持ってくれるようにしなきゃ。)

 数日後

(Aさん、彼氏いたんだ。…そうだよね。Aさんのような人ならいてもおかしくないよね…。もしかして、Aさんからしたら僕って『ストーカー』だったのかな。Aさんはどんな気持ちで今までやりとりしてたんだろう。……何で、何で何で何で何で何で何で何で何で、なーんーでー!最初に『私彼氏いる』って言ってくれなかったの!?『僕のこと興味ない』って言ってくれなかったの!?何で…。…ダメだよ僕。本人にこれを言ったらダメだ。彼女の幸せを傷つけるようなことをしたらダメだ…。)


 まずはドンマイ。そして厳しい一言。

 そんな優しさ、捨ててしまえ。


 とにかく俺は自分のことを大切に思わなさすぎる。

 どんなときでも「自分なんかより~」って。

 何で自分を大切に思わない?もっと自分を大切n

(自己中心的な人間は嫌われるからだよ!!自分を犠牲にしてでも他人を思い行動する!!スーパーヒーローだってそうじゃないか!!そういう人が信頼されて、周りから好かれるんだろ?『僕』もそういう存在になろうとしているんだよ!!これの何が悪いんだよ!!)


 …「自分を犠牲にしてでも他人を思い行動する」?何言ってんだお前。

 俺にとって一番大切なものは俺自身だろ!!!!!!

 災害が起きたとき、「自分の命を投げ出してでも逃げ遅れた人を助けなさい。」って教わったか?

 違うだろ。「自分の命を第一に行動しろ。」だろ。

 自分の命の安全が確保されてから「他人を助けろ。」って習ったはずだ。

 俺は今、身体的症状が出てきているほどおかしいのに「自分は大丈夫だ。」って思い込んで他人に気を使っているんだぜ。

 俺は腹立たしいよ。こんな「優しさ」。

 結局のところ自分の心の弱さを「優しさ」って美化しているだけじゃねぇか。

 (…)


 なぁ、今度会ったら気持ちを全部ぶつけてみたらどうだ?

 (はぁ?そんなことしt)

 「そんなことしたらAが傷つく。Aからの印象が悪くなる。」って言いたいのか?

 別にいいじゃねぇか。たかが一人から印象悪くなるくらいで。

 (たかが一人って!絶対『僕』の見えないところでAさんがこのことが広められて、それで…)

 俺さ、それが自分が好きだった人に対して思うことか?

 本当に失礼だぞ。そう思うことが俺の印象を悪くすることにつながると『俺』は思うぜ。


 いいか、自分より大切な存在なんかいねぇんだよ。

 相手のことを思うことに限界が来ているなら、少しは自分のことを考えて行動してもいいんじゃねぇか。



◇◇◇



(「別にいいじゃねぇか。たかが一人から印象悪くなるくらいで」?よくそんなことが言えるな。僕は一生忘れない、()()()()を!!)

 

 

読んでいただきありがとうございます。この作品は「私の精神状態がヤバくなったら最新話が投稿される」というスタンスで連載していきます。なので私はこの作品の話数を増やさないよう努めていく所存です。なので私はこれを読んでいるあなたとは「一期一会」のものになることを願っています。

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