表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

嘘の数字

太郎と会うと頭の上に800という数字が浮かんでいた。

今朝鏡を見たところ俺の数字は1022だった。

「太郎よ、いったいこれは何の数字だと思うかね」

「分からないが、お前が俺より勝ってる所なんて嘘をついた回数ぐらいじゃないか?」

「何を言う俺は生まれてこの方両手で数えられるほどしか嘘はついていないのだ」

「ふむ。数字は変わらない。では違うのか。」

「そうさ、友達だって俺の方が多くいるぜ。」

「数字が1023になったぞ。不思議だ。先程は変わらなかったのに。」

「そんな俺は両手で数えられるほどしか嘘をついたことはないのに…」

「何故だ? 何故変わらぬのだ? やはり嘘をついた回数ではないのか。いや、ちょっと待て。お前まさか2進数で数を数えていやしないか?」

「えぇー。そんなことないぜ?」

数字が1024になった。

「俺は両手で数えられるほどしか嘘をついたことはないんだ」

数字が1025になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ