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セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第2章 サーテア・ダンジョン攻略 ①
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第2章 第1話 サーテア・ダンジョンへ



「明日から、サーテア・ダンジョンに挑みます。 明日からの装備ですが、新しくした物も有りますので、後で試しておいてください。」


セイヤは、鋼のショートソード(B)を2人に揃え、リョカ用の鋼のロングナイフ(B)を2本用意した。


「「ありがとうございます。」」


「では、他の準備をお願いします。」


リョカ達は、ポーション作りに取り掛かった。


セイヤは、魔石を取り出し、魔石に術式を書き込んでいった。


書き込み終わると、ゴーレムを1体作りだし、そのゴーレムに、術式を書き込んだ魔石を埋め込み、ポーター〖カゲ〗とした。


ポーター〖カゲ〗には、ダンジョン内での、魔石の回収やドロップ品の回収をしながら、〖イースビレン〗に追随する様に、術式を組み込み、回収作業の効率化をはかった。


〖イースビレン〗の3人分の背負袋を小型化して、ポーター〖カゲ〗の背負袋を作り、ノーナに仕分けをお願いした。


ポーター〖カゲ〗を、2人に紹介して、2人には回収作業をしなくて良い事を伝え、戦闘に専念させる事にした。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移109日目 〖精霊の泉亭〗 冒険者棟


セイヤ達は、朝早くからダンジョンへの準備をし、食堂へ向かった。


「セレスさん、おはようございます。 3人分、朝食をお願い出来ますか?」


「はーい!! 今準備します!」


セレスの返事を聞いて、セイヤ達は席に着いた。


「よお!! セイヤ、久しぶりだな!」


「ガーリーさん、皆さんも。 護衛任務ですか?」


「セイヤ達も。行商か? オレ達は、護衛任務だ!! 〖レイドの悪魔〗戦は、村の防衛任務で、討伐の方に出られなくて、残念だったが、犠牲者も出たから、村の防衛任務でよかったかもしれない。」


「村の防衛任務の方に居たんですね!! 僕達〖イースビレン〗は、今日からダンジョンに挑みます。」


「そうか!! じゃあ、ギルドでダンジョンマップを手に入れて、探索済みの場所や、魔物情報も仕入れてから、潜った方が安全だぞ!!」


「ありがとうございます。 ギルドによってから、情報を集めて挑みます。」


「また、ダンジョン制覇してくるのか?」


「いいえ。 今回は、2人のレベル上げと、ランクE-以上の魔石狙いです。 馬ゴーレムを召喚するのに必要で、術式を書き込んで維持するのに使います。」


「領主様の馬車のあれか? セイヤが絡んでるのか?」


「召喚と維持の案を出し、試作の馬車を、献上しました。 王家にも献上して、馬ゴーレムによる、馬車の製造も許可を貰い、ソレに必要な魔石確保に行きます。」


「あのゴーレム、セイヤの案だったのか!! 王家にも献上か!!」


「街外れで、馬ゴーレムの召喚と、装甲馬車の製造をして、商隊の安全性を高めます。 馬ゴーレムに、マジックシールドを張らせ、その中で護衛出来れば、被害も少なくなるので…」


「あのゴーレム、マジックシールドも張れるのか!! 護衛がし易くなる!!」


「王家からの、魔術師の派遣と、街外れの工房が出来れば、安全な護衛になっていくでしょう。」


「セイヤさん達!! 取りに来て!!」


セレスの声で、セイヤ達の朝食の準備も出来、セイヤ達は受け取りにいった。


「セレスさん、ありがとうございます。 今日からダンジョンに挑みますので、帰りは何時になるかわかりませんが、頑張ってきます。」


「気を付けて行って来てね!!」


セイヤ達は、朝食を済ませて器を戻すと、冒険者ギルドに向かった。


ギルドに着いたセイヤ達は、ニコルからダンジョンマップを買い、2階の資料室で、ダンジョンに出る魔物の情報を、マップに書き込んでから、ダンジョンに向かった。


サーテアに有る、〖サーテア・ダンジョン〗は、ファイの村とは逆方向の門を出て、1リーグ(800m)程にある、山の崖に有り、周りを土壁で囲んで、中に馬や馬車を停められ、休憩所も設置されている。


ハルスと、2頭の馬をだし、馬に乗って、ダンジョンに向かった。


土壁の外で馬を降り、ボックス内に入れてから、門より中に入っていった。


門を入っていくと、冒険者ギルドから派遣された、何人かの冒険者が、ダンジョンに入っている者達の馬の世話をしていた。


彼等は、ランクF・Eの依頼で派遣されてきた、見習いの冒険者達で、馬の世話と、帰りの荷物運び等を請け負い、収入を得ていた。


土壁の中は、彼等の夜営地でもあり、周りで自分達の討伐依頼をこなしながら、先輩冒険者達の帰りを待っていた。


セイヤ達は、挨拶をしながら、彼等の為にある壺に、小銭を入れて、ダンジョンに入っていった。


小銭を入れた壺は、彼等が均等に分け、彼等の収入の足しになる、先輩達からの餞別になる。


此の依頼で、周りの討伐依頼と併せて、力と装備を整え、ダンジョンに挑んでいく、冒険者達も多いそうだ。


サーテア出身の冒険者達は、此の依頼と先輩冒険者達の餞別で力を付け、ダンジョンに挑んでいき、後輩達を育てていく、そんな好循環で、孤児だった者達も、立派な冒険者達になっていった。


セイヤ達も、協力してから、ダンジョンの1階へと入っていく。


ダンジョン1階は、ゴブリン・コボルト・オーク等、装備が整った冒険者であれば、ランクFからでも、パーティーを組んでいれば、なんとか倒していける魔物ばかりで、たくさんの群に合わなければ、逃げ帰る事も出来そうな場所だった。


リョカの《隠密》による奇襲や、剣での攻撃、ファリスの剣での攻撃や、槍に持ち変えての攻撃等、スキルアップや、新しいスキルの獲得を狙い、練習させていく。


ダンジョンに入って、直ぐに出したポーター〖カゲ〗を伴い、地下2階を目指していく。




ポーター〖アイ〗→ポーター〖カゲ〗5・7/25訂正

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