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セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第0章 プロローグ
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第0章 第2話 初めての召喚



森の中をそちらに向かう途中、魔物と遭遇してしまうが、魔物が二匹のスライムだった為、一匹を倒し残りを使役する事にした。


なんとか成功して、スライムを使役し、召喚出来る様になったが、経験値も低く、魔物から魔石の様に物も手に入らなかったので、召喚したスライムに一匹のスライムの亡骸は吸収させる事にした。


召喚したスライムを鑑定してみたところ


ステータス


名前 :

年齢 :0歳

職業 :スライム

レベル :2

種族 :スライム

称号 :


HP(体力) :5

MP(魔力) :2

PW :2

ST :2

IN :1

DEX :2

SPE :2

VIT :2

LUK :1


スキル :暴食(固有スキル)

:吸収(D)

:消化(D)

:打撃耐性


と、まだ名前すら無く、弱い状態だったので、戦闘に使えなく、倒した魔物を吸収・消化させる事で強化させていかなければならない状態だった。


岩場の洞窟に向かう間に、森の中で食べられる植物等を探しながら、岩場の洞窟を目指すと、意外と食べられる植物がちらほら見付けられ、採取しながら向かう事となった。


岩場の洞窟の近く迄来ると、洞窟の中にナニか居そうな音がしている事がわかり、今のままでは戦闘が厳しい為、ナニか魔法を覚えないと勝てない事がわかった。


その為、スキル《闇魔法》を取得し、催眠で眠らせる事にし、退治して住み処の確保をする事にした。


中に居たのは、ゴブリンが5匹、催眠の魔法で眠らせて、ゴブリンの武器を奪い全滅させた。


ゴブリンの装備と、遺体をアイテムボックスに入れたところ


『このゴブリンを解体しますか? Y/N


装備品は、精錬しますか? Y/N』


と、解体するかとアイテムボックスからの返事があり、解体すると、ゴブリンの中から魔石が取れて、後の遺体は食用にはならなかったので、スライムに吸収させておいた。


装備品は、精錬せず、分類分けさせておいた。


『ところで、君は?』


『私は、聖夜さんのナビゲーターAI、N-07です。』


『N-07(エヌゼロナナ)か! ん~、愛称ノーナにしょう』


『愛称ノーナを確認。 セイヤさん、よろしくお願いします!』


『ノーナ、よろしくね! ノーナが居たなら、サイコロ振った時、目の事、聞けば良かった…』


洞窟の中には、旅人等を襲って獲たお金と思われるコインや、武器・防具等が見つかったが、錆びたりして良い物はなかったが、なんとか使えそうな物を自分用に装備し、後はボックス内に保管しておく事にした。


洞窟を確保してから、周りを確認し薪や芝を集め、火をおこす事で、魔物避けを計り、入口を狭くして、守り安くした。


なんとか、休める状態にし、ステータスを確認すると、レベルが上がりスキル《土魔法》を取得して、石礫・壁等で攻撃・防御ができる状態にしておいた。


洞窟の周りに《土魔法》で穴を掘り、洞窟の防御と森の動物の捕獲を狙い、洞窟内の整備をして、天井に空気穴を小さく空けて煙突と空気の入れ換えが出来る様にして、安全を確保した。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移2日目・森の洞窟


翌日、起きて穴を見ると、兎の様な魔物が二匹、ゴブリンが二匹、狼の様な魔物が一匹、穴の中に居たので、全てに止めを刺して、解体した。


兎の様な魔物は、ホーンラビットで、解体すると、角・食用兎肉・兎皮・魔石になり、狼の様な魔物は、グリーンウルフで、解体すると、牙・魔物肉・狼皮・魔石になり、ゴブリンの魔石を抜いた遺体と、狼の魔物肉、狼・兎の内蔵は、スライムに吸収させて処理した。


食用になる兎肉で朝食を済ませたが、火の上に石を敷き焼いただけだったので、調味料が無く少し味気なかった…


早い内に、街や村に出ないと食事面で長続きしないと思われた。


スキル《地図》で、洞窟の場所を記録させ、いつでも戻ってこれる状態にしておいた。


洞窟前の穴を埋め、洞窟を塞いでおく事にした。


『ノーナ、《地図》で近くの魔物を表示出来る?』


『現在は、地形だけです。 《気配察知》を取得する事で、表示可能です。』


洞窟を出て、街・村を目指す為、森の中を広めに《地図》で調べると、森の中に道を発見し、そちらに向かう事にした。


道すがら、有用な植物等(食用・薬用・毒草・乾燥した木)、鑑定・採取しながら道に向かうと、道の近くで喧騒が聞こえ、ナニか争っている様な音を頼りに近づくと、村娘を襲っている二匹のゴブリンに出くわした。


村娘の前に《土魔法》で壁を作り、石礫でゴブリンを攻撃しながら、止めを刺していくと、なんとか救助する事が出来た。


ゴブリンをボックスにしまい、村娘を助けおこし、話をしてみると、近くの村から薬草採取や、食用植物の採取に来ていた様だった。


村に案内してもらう前に、ゴブリンの集めていたコインを見せ、価値を教えてもらった。


コインは、金・銀・銅・鉄の種類があり、鉄貨が10円位で、10枚で銅貨、銅貨100枚で銀貨、銀貨100枚で金貨。


ゴブリンの集めたコインは、金貨1・銀貨58・銅貨384・鉄貨198あり、金貨1・銀貨62・銅貨3・鉄貨8分の価値があった。


村娘の名前はリョカといい、近くのファイという村の娘だった。


先ずは、村迄案内してもらい、村に入ると、村長からお礼を言われ、その日は村に落ち着く事になった。


ファイ村は、獣人族の村で、リョカは狼人族で、家族で村外れに住んでいた。


村で、魔石の買取りはしてもらえなかったが、グリーンウルフの皮とホーンラビットの皮で、塩・乾燥ハーブ・胡椒に似た物とを、交換してもらえた。


ファイ村には、冒険者ギルドは無く、近くの街に出ないと無いとの事だった。


店屋も無く、行商が時々訪れる程度の小さな村だった。


家屋も30軒程で、余り大きな村とは云えない程の村だった。


近くの街迄は、街道で一日程掛かり、冒険者も余り立ち寄らない様な村だった。


先ずは街に出て、冒険者登録を済ませ、装備を揃えて此の村を起点に、近くの村々を行商して廻るのもワルくなさそうで有る、聖夜はそう考えていた。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移3日目 ファイの村から


次の日、聖夜は一日掛けて街に向かった。



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