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セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第1章 サーテア子爵領
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第1章 第10話 コボルトの巣穴



ステータスの確認が終わって、ゴブリンの巣穴に有った装備品や、魔物が持っていた装備品を、全て出し、鑑定していった。


先ずは、大まかに使える物・修理が必要な物・使えなく精錬に廻す物に分類し、精錬が必要な物は、精錬してしまうと、以前有った物と含めて、合計で鉄89キロ・鋼25キロになった。


使える物を鑑定していくと、鋼のショートソード(C)1.(D)1・ショートソード(D)1.(E)2・鋼のアクス(D)1・アクス(D)1.(E)2・ショートアクス(D)2.(E)1・鋼の槍(D)1・普通の槍(E)1・ロングボウ(D)1・ショートボウ(E)2・鉄の棒(D)1・硬い木棒(D)1・魔法の杖(D)1・普通の矢(E)38・ウルフの革鎧上(D)1.(E)2・ウルフの革鎧下(D)1.(E)2・ウルフの兜(D)1.(E)2・ウルフのブーツ(D)1.(E)2と、大量に出てきた。


修理品は、鋼のショートソード(D)1・ショートソード(D)2.(E)2・鋼のアクス(E)1・アクス(E)1・ショートアクス(E)2.(F)1・鋼の槍(E)1・普通の槍(E)1・ロングボウ(E)1・ショートボウ(E)2.(F)2・鉄の棒(E)1・硬い木棒(E)2・魔法の杖(E)1・鋼の矢(D)20・普通の矢(E)24・ウルフの革鎧上(D)2.(E)2・ウルフの革鎧下(D)2.(E)2・ウルフの兜(D)2.(E)2・ウルフのブーツ(D)2.(E)2とこちらも大量に手に入れる事が出来た。


弓を手に入れた事で、スキルの《狙撃》・《必中》等も、計画に入れていきたい物となってきた。


巣穴に有った、コインも出して調べていくと、金貨5・銀貨64・銅貨263・鉄貨185も有り、残金も金貨5・銀貨84・銅貨958・鉄貨383迄増えた。


素材を調べると、グレーウルフの革6・グリーンウルフの革34・ホーンラビットの革48・オークの革9・ジャイアントスネークの革2の革製品、ジャイアントスネークの牙2、ボブゴブリンの骨6、魔石が合計267が有った。


討伐部位は、グレーウルフの牙6・グリーンウルフの牙50・ホーンラビットの角36・ゴブリンの鼻137・コボルトの鼻38・オークの鼻9・ジャイアントスネークの頭2・ボブゴブリンの鼻6になった。


他にも、大量の有用な植物等が有り、薪等も有った為、洞窟の奥に薪を積み上げていった。


洞窟前に出しておいた丸太も、椅子として使える様に、洞窟内に入れて、食事の準備を始めた。


食用の肉や、有用の植物で食用の物等で準備を進めたが、日本人として御飯が恋しい状態だった。


食用の肉・植物は有るが、パン等を街で買って来ていなかった事を、ここに来て実感し、領都に戻ったら、必ず買っておこうと思った。


食事を終え、ボックス内に入り、片付けをして、体を洗った。


硬革鎧に挑戦してみたところ、硬革鎧(C)が出来たので、自分用も含め2セット作り、装備を替える事にした。


村に売るには、高くつくので、ウルフの革鎧セット(D)2を作っておく。


修理品を、鋼の装備品から修理していき、次に防具を修理した。


これで、村用の鎧セットが(D)9.(E)6準備出来た事になったが、グリーンウルフの革が15減った。


鋼も残量が22キロになり、明日修理予定の武器の修理分が、心配になってきた。


明日は、ゴブリンの巣穴とは、別の方向の討伐を進める事にして、早めに休む事にした。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移12日目 ゴブリンの巣穴


翌日、洞窟の前の穴に落ちている、魔物を狩って、ゴブリンの巣穴と逆方向の森の奥に進んでいく。


この方面でも、有用な物を回収しつつ、魔物を狩りながら進んでいくと、こちらでも魔物の巣を見つけた。


今度は、コボルトの巣穴の様であった。


レベルも上がり、HP・MPも上がったので、装備した鋼の槍(D)で倒しながら、奥に進んでいくと、分岐にでたが片方を塞ぎ、後方からの不意打ちを遮断して、奥へ奥へと進んでいく。


倒したコボルトは、ボックス内に納めながら、奥の進むと、一番奥にボブコボルトが2匹おり、襲いかかってきた。


同じ方向に追い詰め、魔法で眠らせて、止めを刺していった。


奥には、ゴブリンの巣穴同様、装備品やコインが置いて有り、ボックスに回収して、分岐に戻り、塞いだ道を進んでいった。


こちらにも有った分岐を、片方塞ぎ、もう一方を討伐するという方法で、討伐・回収をしていき、最後の奥で、ボブコボルトとそれ以外の生き物が居た。


その生き物を、魔法で眠らせて、先ずはボブコボルトを倒していき、眠らせた生き物を鑑定してみると、エルフだった。


エルフが目を覚ます間に、洞窟の地質を調べてみると、鉄の成分を多く含んだ地層が有ったので、回収・精錬をしてみると、鉄が140キロ程採れた。


回収を済ませ、エルフを担ぎ、洞窟を出てきた。


洞窟の入口迄戻る間に、コボルトとの遭遇はなかったので、外に出ていた群れの一部はいなかったと判断し、洞窟の入口を塞ぎ、巣穴にできない様にしておいた。


洞窟を塞いでいる間に、エルフも目覚め、名前を聞く事にした。


「気が付きましたか? もう大丈夫です。僕はセイヤで冒険者です。 あなたは?」


「ハッ… あなたは? 私は、この森の奥のエルフの森のファリスです。 助けていただき、ありがとうございます。」


「そうですか、ファイの村の近くには、エルフの森が有ったのですね! ファイの村の為に、この辺で討伐をしている冒険者です。」


「ファイの村の… 最近魔物が多くなり、不覚をとりました……」


「一人で、エルフの森に戻れそうですか? 怪我はありませんか?」


「装備を失くしたので、少し心配ですね… この位の傷なら、なんとかなります。」


少し、切り傷や擦り傷が有ったので、セイヤは魔法で傷を治していった。


「これで大丈夫かな? 装備は、コレを使って下さい。 一人で帰るのが心配なら、エルフの村迄送りますか?」


「ありがとうございます! 傷を治していただいたうえ、装備品迄…」


「武器は、何が得意でしようか? エルフなら、弓なのかな? 弓は、ロングボウ?ショートボウ?」


「そうです。 弓ですね。ロングボウの方が得意です。」


「では、こちらのロングボウでいいですか?」


セイヤは、ウルフの硬革鎧(上下)・兜・靴のセット(D)を出し、ロングボウ(E)・普通の矢(E)20・ショートソード(D)を揃えた。


「これで、エルフの村迄帰りつけますか?」


「こんなに良い装備を!! お礼もしたいので、エルフの村迄、一緒に行ってくれませんか?」


「僕は、構いませんが、部外者の僕が、村の中に行って大丈夫ですか?」


「お礼をしたいので、ぜひいらしてください。」


ファリスに装備を身に付けさせて、案内でエルフの森の村に向かった。


途中、食用の植物を採取しながら、エルフの森に向かうと、グリーンウルフに遭遇した。


「ファリスさん、グリーンウルフが2匹、この先にいます。 用心して下さい。」


ファリスは、ビクッとしたが、気を付けて前を見、矢で的確に仕留めていった。


「凄いですね! 弓が得意なだけありますね!」


「いえっ、セイヤさんが、近くに居るのを、先に教えてくれたからです。」


セイヤは、グリーンウルフを回収して、エルフの森を進んでいった。


先に進むと、オークに遭遇したので。


「ファリスさん、次はオークが3匹居ます」


ファリスは、先ほどと同様、矢を射掛けるが、一発で仕留められたのは1匹で、セイヤが残りを倒していき、回収していった。


矢を持ったまま、矢を射ているので、射難そうだった。


矢を回収しながら、慎重にエルフの村に向かった。


歩きながら、矢筒を魔法で作り、ファリスが扱い易く調整して、ファリスに背負わせた。


背負わせた事で、扱い易くなり、的確に仕留められそうだった。


エルフの森に入ると、魔物が減ったのか、遭遇しないで、エルフの村に着いた。


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