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村人たちからの逃走


 3日後の朝

 外からの声だ。「キャーーー。」何だ。外に急いで出た。そこには3人の村人がアスナさんを埋葬した場所で立ち竦んでいた。


「誰だ?あんた。」

「埋葬した場所を見て悲しんでいる。あなたが殺したの?」

「あんたの服に血が付いてる。お前がやったんだろ。」


 「違います。」「ライナさんとアスナさんに助けてもらって一緒に暮らしている者です。」

「そうなの。でも、半年ほど前にアスナさんが来訪者が来ててその人の看護をしてるって言ってたのよ。今のあなたは、全然看護の必要が無さそうだもの。」

 「確かに今は、看護の必要は無くなったけどこれは能力を発動させてるからなんです。」


 「グサッ」「くそ」「分かってくれないのか。」今のは、村人Aか。槍を飛ばしてきやがった。どうすれば、分かるんだ。「痛」何だ。これは?凍ってやがる。村人Bは凍らせることができる。村人Cの能力は何だ。まともに戦ったことはまだ、ないぞ。ヤバい。行成りこれか。取り敢えず、逃げよう。森の中に逃げながら村人Cに攻撃だ。家から出る時に手にした斧を一つ投げる。村人Cに当たろうとした時、水を操作し壁を作りやがった。村人Cには、届かなかった。よし、これで三人の能力を把握できた。後一つ、斧がある。ある。ある?ないーー。どうしよう。


 村人Aだけが近づいて来ている。後の二人からは、逃れた。槍を飛ばされたら避けようがない。どうする。あ、投げて来やがった。樹林を操りガードなんて出来ねぇ。そうだ。「カキン」間に合った。ライナさんのように斧を複製出来た。


 さっきから、連続で投げる時にタイムラグがある。今だ、逃げよう。村人Aから逃れた。向こうもたぶん、そろそろ体力がないだろ。遠回りだが見つからないように帰るか。「ザァ ザァ」何だ?動物か、大丈夫だ。って何だよ。あのキモい猿。まぁ、いいか。よし、家だ。ご飯だ。「バクバクバグ。」「はー。」


 家に帰って来るとき、あいつらも村に帰っていった。また、大人数で来る可能性だってある。たぶん、夜には森が危なくてここには来ない。来るとしたら、明日の日が出てる時だ。3時間ほど、休憩しよう。


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