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プロローグ

 

 「うわぁーー。」大声を上げながら目を覚ました。明晰夢か。


 「ここはどこだーーーー。」「ここは煉獄?」地獄と天獄の狭間。さっきまでベッドでウトウトしていたらいきなりここに。白い空間が広がっている。


 そこには、一人のとても綺麗な羽を持つ美女が椅子に腰掛けていた。


 「ここは、どこですか?」「あなたは、誰ですか?」


 「私は、女神。」美女は、状況が掴めず戸惑っている僕をじっと見つめながら言った。


 「そして、ここは煉獄。あなたは死んだの。詳しく言えば私が殺したの。」


 「は(笑)、どういう事だよ。」こんな状況が信じられない。


 「理由は3つあるわ。1つ目は、現世で異世界に行きたいと心の底から言ったから。

  2つ目は、生きてる理由を失っていたから。

  3つ目は、異世界で問題が起きるから。」

 

 「だからって、おかしいだろ。問題って何だよ。そんな簡単に。」

 

 「魔王がこの世界を攻めて来る未来が見えたの。だから、あなたに倒してもらいたいの。」


 女神は、球体を俺に向けて投げた。その球体は俺の目の前で止まった。


 「見なさい。そこに写っているのが魔王に攻められた未来の世界。何もない。荒れ地でしょ。でも、今は都市が栄えている。ここを救って欲しいの。」


 「俺がどうやって世界を護るんだよ。」自暴自棄になっていた。

 「倒したとしようじゃあ、俺の願いを叶えてくれ。」これなら良いだろう。


 「もちろん、その体のままじゃないわ。難病克服と身体能力を底上げするわ。しかも、魔法もいくつか使用可能にしておくわ。じゃあ、頼むわ。バイバイ!」


 「おい、願いの件。無視すんな。」


 「あなたの願いは、元の世界に戻す事でしょ。分かってるわ。でも、元の世界には戻せないの。他の願いなら叶えてもいいわ。今度こそ、バイバイ!!」


 白い床が砂地獄のようになり引き込まれてく。


 「あ、ちょっと何の魔法、何ですかーーーー?」と言った途端に砂地獄に埋もれた。埋もれた後は、落下していった。さっきの場所はどうやら、雲の上だったらしい。下には海が広がりそのまま、突っ込んだ。やがて、息が出来なくなり。意識が途絶えた。





















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