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生死の案内人(番外編)  作者:
番外編
3/4

双子の死神、誕生

メインキャラ:アリサ

登場キャラ:シンシア、ジルベルト、リリス

時系列は本編より前の話し。




「何度でも言うけれど、私達は死神とやらにはならないわよ」


また懲りずにやってきた、死神の女に対してはっきりと言い放つ。

長い薄紫色の髪が特徴的な女は鞭を握り締めていて、無理矢理作った笑顔は今にも怒りで崩れそうだ。


「そーうですか、そうですか。考える時間も必要だと思って出直しましたが、そんなに現世を彷徨いたいですか」

「死んだ後まで、働かされるなんてごめんよ。姉さんと一緒にここにいるわ」

「はぁ……。ゆっくりしたいなら尚更、あの世に帰る為に死神になった方がいいと思うんですけどね」


説得は無駄だと判断したのか、女は背を向けた。漸く去ってくれるようで内心安堵する。


「でも、まだ諦めてはいませんから! 気が変わったらいつでも受け付けますんで!」


去り際の捨て台詞を耳にして、呆気混じりに吐息を零す。そして彼女はその場から消え失せた。

再び静寂に包まれて、姉の方を見遣る。彼女は都会の賑わいを見つめていた。

何気ないアメリカの日常の風景だろうが、時代が全く違うのでこれはこれで新鮮だ。


どれ程の間、この世界を彷徨い続けただろうか。

これまでに何人の人が生まれ、その生涯を終えたか。想像もつかない程に、長い時を姉と共に歩いた。

不思議な黒い影から逃げ続け、時代の流れを眺めて、双子は行き先もなく進む。

当然帰り道などなく、永遠とも言える時間を過ごした。

人口の多い場所へ向かっても、誰も此方には気付かない。触れようと手を伸ばしても、触る事すら叶わない。

なんて寂しい。死後はこんなにも孤独だったのか。


「お姉ちゃん」


控え目に呼んだ。然し姉は此方に気付いていないのか、振り向かずに一点だけを見つめている。

視線の先には、楽しそうに出かける親子の姿。無邪気にはしゃぐ子供の姿を見据えた眸は羨望と嫉妬が混じっていた。


「……ごめんなさい。呼んだ?」


遅れてシンシアが振り向いた。

気にしないで、と首を左右に振ってみせる。


そんな顔をさせたい訳じゃない。もう親の期待に応える必要もないのに。

首吊りを乗り越えて、自由になった筈なのに。心はちっとも浮かばれない。


「行きましょう。ここにいるのも少し飽きてきたわ」


踵を返して、姉が先に街を出ようと歩み出す。私はその背中を追いかけた。










姉が少しでも楽になるように、今度は私が姉になろうとした。

この口調も最初はぎこちなかったけれど、今ではこっちの方がしっくりくる。

私達は双子だもの、姉の口調くらい完璧にこなしてみせる。

でも、時々弱気な元の自分が垣間見えてしまう事もあって、完全に消すのは無理だった。


「アリサ。今度は全く違う国に辿り着いたみたいよ」


顔を上げれば、其処は見慣れぬ土地が広がっていた。

まず歩いている人種が違う。西洋人ではなく、アジア系だ。黒髪が特徴的で、格好自体は先程いたアメリカに似ている。

本当に、魂だけとなると物理的な距離はないらしい。転移するように、一瞬で彼方此方に辿り着いてしまう。


外は暗く、月明かりが出ている。

大きなビルに囲まれた通路を辿って、物珍しげに建物を眺めていく。

私達が生きた時代に、こんな建物はなかった。


「姉さん、中に入ってみる?」

「そうね、面白そう」


外から眺めるだけなんて勿体無い。

どうせ私達が見える人なんていないのだから、好きに中に入ってしまおう。

そう思い、二人は壁をすり抜けてビルの中に入っていく。

夜の時間帯だからか、中に人の気配はあまりなかった。


「思ったより中は綺麗ね」

「見て、姉さん。これは何かしら?」


アリサが指差したのは何かの生き物を模した化石だ。

今にも動き出しそうなオブジェを前に、二人は興味津々と見上げた。


「どうやらレプリカ、みたいね」

「この生き物、恐竜っていうの?」

「こらこら、触ろうとしちゃいけないぞ」


飾られていた化石に目を奪われ、観賞を楽しんでいたところにふと、聞き慣れない第三者の声が混じる。

カツンと靴音を響かせて奥から現れたのは、カーキグリーンのモッズコートを着た銀髪の青年だ。

手には黒い大鎌を持っていて、刃は少し緑がかっている。


「もしかして、私達に言ってる?」

「他に誰がいるんだ?」

「私達が見えるなんて、変な人。同じ幽霊?」

「いいや、死神さ」


死神と聞いてアリサの眉間に皺が寄る。


「キミ達がリリスの言っていた双子の霊で間違いないな?」

「だとしたらなに? あの女の差し金かしら?」

「ま、そんなところだ。随分とあちこち行ってるみたいだが、今度は日本で遊ぶ気かい?」


馴れ馴れしい声にそっぽを向いて、彼から視線を外す。


「帰って。死神の件ならもう断ったわ」

「まあそう言うなって。いきなりなれって言われてもハードルが高いのも確かだ。ここは一つ、体験といかないか?」

「体験?」

「そうだ。死神が普段どんな事をしているのか、それを知ってからでもいいだろ?」

「ふぅん」


双子は顔を見合わせてお互いの意思を確認し合う。


「私は構いません」

「姉さん……」

「こうして歩くのも疲れてきてるから。何かやっていないと精神的にも苦痛になるのはよく理解出来ました」

「そうか。そりゃよかった。丁度ここから近い場所で死霊の声が聞こえるんだ」


「んじゃ、行こうか」と短く告げて二人を外へ誘う。

軽快な足取りでその後ろをついていく姉に慌てて駆け寄った。


「いててっ」

「姉さんが決めたからついて行くだけなんだから、あまり調子に乗らないでよね」


彼の隣に向かい、服越しに腕を抓る。この侭流されてはいけないと警戒心を露にして紡いだ。


「へいへい。姉が大事なんだな……っと、そうだ、名前を聞いていなかったな」

「アリサよ。そしてあっちがシンシア姉さん」

「よし、覚えた。俺はジルベルトだ。よろしくな」


そう言って差し伸べられる手に、視線を落とすが触れはしなかった。

笑顔を浮かべていた目前の彼は、次第に引き攣った笑みへ変わる。


「えぇ……」


妹と握手を交わせずにがっくりと肩を落としていた。

脱力したように漏れ出る声はとても残念そうで、表情がころころと変わる男だと思う。



建物を通り抜けてジルベルトが向かった先は、住宅が並ぶ道路だ。

其処に一目でわかる異常があった。横断歩道の側で一台の車が電柱に激突して凹んでいる。硝子も砕けていて、座席の様子はわからない。

そして地面に引き摺ったかのような血の跡。間違いなく事故現場だった。しかも起きてそう時間は経っていない。


「これは……」

「見ての通り、事故現場だ。ここから死者の声がした」


一人の男が現場で立っているのを、ジルベルトは顎で指し示す。

民家の屋根から飛び降りた彼は死者の前に降り立つ。


「大丈夫か? 意識ははっきりしてるかい?」

「あ……、あの、一体何が……?」


男は自分が何故此処に立っているのかもわからない素振りだった。

唯呆然と車を見つめていて、現状を把握するのにいっぱいいっぱいのようだ。


「キミは事故に巻き込まれたんだ。覚えてないか?」

「! そ、そうだ。仕事帰りに信号渡ろうとして、それで……」

「赤信号にも関わらず車が突っ込んできた、と」


男は静かに肯いた。車の方を見遣れば、座席の運転手も意識はない。然し、幸い生きてはいるようだ。

車の中から携帯を取り出すと、それを使って消防へ通報した。直に救急車と警察が訪れるだろう。

電源を切り、男に向き直る。


「残念だがキミは死亡している。即死だったお陰で痛みはなかったんだな」

「そんな……」


既に死亡している現実を突き付けられて、男はその場にへたり込む。

透けている自分の手を見つめながら、悲しみに震えていた。


「まさか、こんな形で終わるなんて…」

「キミはこれから霊界に渡らなくちゃならない。何か未練があるなら付き合うぜ」

「っ、明日、娘の誕生日なんだ! だから、これをどうか……届けてほしいッ!」


道路に投げ出されているラッピングされた包みを指差して、男は必死に懇願する。


「わかった。届けてくるとしよう。住所は……ああ、思うだけで結構だ。行ってくる」

「あ、ちょっと!」


受肉したジルベルトが包みを抱えて男の住所を読み取り、見守っていた双子を一瞥して霊体化した。

置いていかれたアリサは驚いて声をあげる。だがそれも杞憂で、数分後にジルベルトは帰還する。


「娘さんの枕元に置いてきた。これでいいな?」

「ああ、ありがとう。最後に顔を合わせたかったが、もう眠っている頃だろうな」


漸く決心したのか、男は徐に立ち上がる。

ジルベルトも口許に笑みを浮かべ、大鎌の底を地面に突いた。すると背後に大きな門が現れ、扉が開かれた。

扉の先は光に包まれていて見えない。然し、暖かな光は安息を約束するかのようで、安心する。


「あれが、あの世に繋がっているのね」

「そうだ。魂の故郷とも言う。俺達死神や罪人の魂は潜る事が出来ないけどな」


男は死神に頭を下げて門を潜っていく。光の先へ足を踏み入れて、彼の姿は溶け込むように粒子となり消える。

扉はゆっくりと閉められて、姿を消した。辺りに静けさが戻り、ジルベルトは遥か向こう側を見据えた。

奥の方で救急車とパトカーの赤い光が見える。先程の通報を受けて現場に駆けつけたようだ。


「さ、後は彼等に任せて一旦この場を離れておくか」


ここからは生きている人間の役目だと告げて、事故現場に背を向ける。

双子を連れて次に向かうのは人通りの少ない路地裏だった。


「わざわざ一人ずつこうやって接していくつもり?」

「ああ、死者の魂を冥府に送り届けるのが基本的なやり方だ。未練があるならなるべく叶えてやった方がいい。浄化の妨げになっちまう」

「随分と面倒な事をするわね」

「仕事と同じさ。魂を送り届けて、自分の罪を減らす。地道にコツコツやるしかない」


ジルベルトは鎌を仕舞い、代わりに白い砂時計を掌の上に現した。


「これが罪の重さってやつだな。上の砂が全部落ちると死神業も終わりだ」

「まだ結構残ってますね」

「どんな罪を犯したらこんな量になるのよ」

「……だよな。俺も正直驚いてはいる」


まだまだ上の砂の量が多く、下に落ちた砂は少ない。

突っ込む声に苦笑しつつ僅かに目線を逸らした。


人の悲しみに寄り添い、故郷へ誘う。まるでカウンセラーね。

他人にあまり興味のない私からすればかなりの苦行に感じる。

アリサはシンシアを一瞥した。特に嫌そうな雰囲気ではないが、アリサの方は複雑だ。


「死神がどういうものか、何と無くだけど理解したわ。悪いけど、他人に優しく出来る程心に余裕はないの」

「別に優しくしろなんて言ってないぞ。人と話せるだけでもいいと思わないか?」

「……私には、姉さんがいればいいから」


これは強がりだ。二人の世界に閉じ篭って、他者を寄せ付けない。

生きている人間にちょっかいを出しても、気付いてもらえない寂しさから目を逸らしている。


「行きましょう。姉さん」


姉の手を引いて、路地裏を後にしようとする。

ジルベルトが何か言っているように聞こえたものの、気にせずに歩み出した。


「アリサ! 足下!!」

「え?」


唐突に叫ぶ声に下を見た。地面に黒い渦を捉え、反射的に足を止める。

すると黒い渦の中から人の腕らしきものが伸びてアリサの足を掴んだ。


「な、なによこれ」


動揺を露にしつつも不快さを滲ませて振り払おうとする。

然し、掴んだ腕は爪が食い込む程強く握っていて、簡単には離れない。

それどころか強い力で引っ張られて体勢を崩しそうになる。

渦の中に引き摺り込まれそうで、精一杯抵抗した。シンシアも手伝おうと手を伸ばした刹那、一発の銃声が響き渡る。

放たれた弾丸が影の腕を貫き、二つに分離される。後ろに倒れそうになる霊体をジルベルトが手を引いて受け止めた。

肩を抱く力に引き寄せられて、胸元に頭を寄せたなら咄嗟に眼前にある緑の外套を掴む。


「大丈夫か?」

「っ、平気」


周囲から苦しそうな呻き声が聞こえた。

何時の間にか彼方此方から影が湧き出てきている。


「アリサ、死神にはもう一つやらなくちゃならない事がある」

「なに?」

「悪霊の浄化だ!」


屋根上から飛び掛ってくる人型を模した影を撃ち落とす。

アリサを解放し、自分の周りを囲むように宙にマスケット銃を量産したジルベルトは、引き金を引く度に新しい銃へ手を伸ばして狙い撃っていく。

距離を縮めさせずに次々と撃ち落とし、接近した悪霊を大鎌が真っ二つに切り裂いた。


私達が逃げるしか出来なかった相手を、容易く葬っている。

霧となった影は空気中に溶けていき、消滅する。淀んだ空気は元通りとなり、辺りから嫌な気配も消え失せた。

──死神になれば力を得られる。姉さんを守る事も出来る。

それはアリサにとって初めて魅力的に思えた。少なくとも、今のような影に蹂躙される事はなくなるだろう。


「よし、何とかなったな」


武器を仕舞って彼は二人に向き直った。

肩に触れた先程の手の温もりが未だに残っていて、落ち着かない。


「……礼は言っておくわ」

「いやなに、ここに来た目的がこれだったから寧ろ巻き込んで悪いな」

「は?」

「実戦の方が判り易いだろ? こういう場所の方が悪霊が出るんだ」


つまり、態とか。

何だか無性に腹が立って彼の足を蹴った。


「いてっ」

「ジルとベルの癖に生意気」

「へ? って、おい! 誰がジルさんベルさんだ!?」

「ふふ」


騒ぐ二人に対し、傍らにいたシンシアの口許が綻ぶ。

それを見たアリサが驚いて目を丸くさせた。


「あ、ごめんなさい……。姉さんの前で」

「いいのよ。二人共すっかり仲良くなっちゃって、姉としては少し焼いちゃいますけど」


シンシアは一歩前に出てジルベルトに視線を合わせた。


「死神の事は大方理解出来ました。私も加えてもらってもいいですか?」


一部始終を眺め、決断を下した姉に妹は戸惑いを隠せなかった。

ジルベルトは意外そうに数回瞬くが、直ぐに笑みを浮かべる。


「もちろんだ。アリサはどうする?」

「姉さんが入るなら、私も加わるに決まってるじゃない」

「決まりだな」


浮遊霊から卒業する二人に安堵したジルベルトは霊蝶を呼び出す。

手元に光が集約し、紙切れが二枚出現した。ジルベルトはそれを彼女らに手渡す。


「それが二人の"罪状"だ。罪の内容が書かれている」


渡された罪状に目を通せば、生前の事柄が細かく綴られていた。

死因も含め、可能なら思い出したくない事だらけだ。一種の契約書のようで、アリサはこれ以上読むのを拒否する。

すると罪状の紙が再び光を放ち、形状が変化する。アリサの手にはナイフが、シンシアの手には弓が握られていた。


「これは?」

「死神の鎌さ。人によって形状が異なるらしい。俺は銃なんだ」

「……そう」


ナイフの柄を握り締める。初めて握った筈なのに、不思議としっくりくる。

これで、姉を悪霊から守る事が可能となった。ちらりと隣を見遣れば、シンシアの眸は弓を見つめた侭で、何を思っているのか不安げに窺う。

その時だ。ふわりと二人の間を蒼い蝶が舞ったのは。


「霊蝶も現れたし、これでキミ達も晴れて死神の仲間入りだ」

「意外とあっさりしてるわね」

「難しい手続きとかないからな。さて……」


新たな死神の誕生に、ジルベルトは後輩を持った気分で二人を見据えた。


「基本的な事はこれから順を追って説明するよ。改めて、よろしく頼む」


もう一度、手を差し伸べられた。その手をじっと見つめた後、今度は重ねて確りと握り締めた。

また無視されるんじゃないかと懸念していたジルベルトが、目の前で緊張を解す。

双子の手を取って、三人は夜の街を駆け巡る。それは夜明けまで続いた。









※ ※ ※




都会の中心に立つツリーの上で、夜風に当たる青年が一人腰掛けていた。

晴れた星空を仰ぎ見て、物思いに耽ているところにカツンと硬質な靴音が響く。


「いないと思ったら、こんなところにいたの」


声に振り向いた男は控え目に笑った。


「ああ、ちょっとな」

「いつも賑やかな貴方が黙っていると不自然なんだけど」

「ひっでぇ言われようだな? 俺だって大人しい時くらいあるさ」


遠慮する事無く、アリサは彼の隣に座り込む。お互いの肩がくっつくぐらいに距離は近く、僅かに彼の方へ凭れ掛かった。

アリサなりの気遣いだとわかりつつも、ジルベルトは直ぐに視線を外して今度は地上を見た。


「ジャッポーネに来るとどうしても思い出してしまう。今どこにいるのかなって」

「人を探してるの?」

「そうだ。転生しているのはもうわかっている。こうして彼方此方巡ってたら、何れ逢えるんじゃないかと思ってな」

「そう……」


甘えるように寄り掛かった侭、ぎゅっと袖を握り締める。

こんなに近くても彼は嫌な顔一つせずに許している。だからこそ、離れられない。

顔が熱い。鼓動がうるさい。


「どうした? 珍しく大人しいのはアリサもじゃないか」

「うるさい、ばか」


わかってるくせに。気付かない振りをしている。ジルとベルの分際で。

彼には想い人が存在する。私が気持ちを自覚した頃には、もう負けが確定していた。

それでも、もう少しだけと欲張ってしまう自分がいる。


綺香。以前にこっそりと聞いた事がある。知らない女の名前。

彼にとっての大事な人らしい。


──綺香なんて、見つからなければいいのに。

そんな醜い感情を覚えてしまった自分に、嫌気が差した。



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