第9話 悠介の判決
不定期更新ですみません。
テスト期間と県大会が重なりなにもできません
でした。本当にすみませんでした。
ちなみにテストは百点 県大会は優勝を狙います。
この後結果見て滅茶苦茶泣いた。
「んな……アホな……」
悠介が腰を抜かしていると受付嬢は
無慈悲に悠介に向かって話した。
「いいですか?貴方は国際法違反で逮捕なだけで
なく、セクハラ行為をしてたんですよ?」
「ッ!!」
悠介は何も言い返せなかった。
それを見たクロと真由美も何も言えなかった。
「貴方はこれから裁判にかけられます。
貴方の首が宙に飛び、赫い鮮血が跳ね回るのが
非常に楽しみですよ♡」
流石にまずいと思い、クロが受付嬢を止めた。
「待て。こいつは俺の仲間だ。許してくれ。」
クロが受付嬢の肩をつかむとゆっくりと
こちらを向いた。
「何を言っ……あ…」
受付嬢の言葉が止まった。
(あら…意外とイケメン……)
「?? どうしたんだ?」
クロが受付嬢に聞くとすぐに答えた。
「私が欲しいものをくれたら……
そこのクソスケさんを見逃してあげる♡」
クロはその取引に乗った。
「わかった。 では何が欲しい?」
受付嬢は答えた。
「あら?わかってるくせに…♡ 私が欲しいのは…」
「んで、俺は開放されたが?」
「有り金全部取られてしまったよ悠介ごめん。」
「ごめんですむかぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
悠介はクロの頭を思い切り叩いた。
「やめろ馬鹿になってしまう。」
「うるせぇ!死ね!鼻血出して死ね!リア充!」
今度はリサではなく悠介が魔王を罵倒している。
そこに真由美が悠介を止めに入る。
「お兄ちゃん。そのくらいにして。
命があるだけいいでしょ。いいじゃん。
5億コゼニー分の価値があるんだよお兄ちゃん。」
真由美がからかった。
「不服!なにそれひどぉい!」
悠介がわめいていると懐から折れた剣が落ちた。
ガラン!
「うむ…… まずは武器からか。3万コゼニーくらいなら
財布に入っていたんだ。それを使って装備を整えな
いか?早くしないと古のドラゴン復活するんだぞ?」
悠介にクロがそういうと悠介は少し悔しがりながら
その意見に同意した。
「反論しないなんて、お兄ちゃん大人になったね。」
「うるせぇぇ!」
「ふむ……すまない、これをくれないか?」
「あいよ!5千コゼニーね!」
クロは武器屋ではなく、露店で刀を購入した。
「なぁ、アス……クロ。なんで露店で買ったんだよ。
ここの露店は結構商品の扱いが悪いから剣の刃が
傷んでたりするんだぜ?お前ならそれくらい見な
くてもわかったのになんで?」
悠介がそう聞くとクロは答えた。
「いや…な、この刀…呪いがかけられてる…」
「!?」
真由美が一番早く反応した。
「だから買ったんですね?クロさん。」
悠介が首を傾げているとクロは頷いた。
「あぁ。あのまま素人の手にこの刀が渡ったりしたら
危ないかなと思ってな。すまん。勝手な行動をして
しまったな。」
「別にいいさ。お前は呪い効かないんだろ?」
悠介がクロにそう聞くとクロは首を横に振った。
「これを持つのは俺ではない。お前だよ。悠介。」
(」゜д゜)」「」
悠介はあまりの急展開に言葉を失った。
悠介はクロから妖刀を手渡しされてなお、
言葉を失いピクリとも動かなかった。
次回、妖刀の謎に迫る!
毎回予告と違うタイトルですよねw
見事に裏切って行くスタイル嫌いじゃないですw