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死んだふり好きの勇者様  作者: 大武ヒジキオラ殿
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第2話 妹さん

まだこれの使い方がよくわからん。


「さて、どれほどやれるのか試してやろう。」


魔王の高笑いが大きな部屋に轟いた。

こっちに向かってくる。


「…っひ…!」


膝がガクガクと震えてその場に崩れ落ちた。

呼吸をする度に喉の奥が焼けるように痛む。

特に大きな声を出したわけでもないのに。


(お母さん、お父さん、妹の真由美、

そして愛犬のポロよ……)

(俺、今からおじいちゃんの所に行くよ…)


悠介は目をとじた……。




「ん?なんだ?少し威圧しだけで死んだのか?」

「フンッ 見込み違いだったようだな。」


(え、どゆこと…?)


なんと、目を閉じた悠介は落ち着いた事により

震えが止まっていたのだ!!

なんという偶然! 奇跡!


(と、とりあえずうまくいってる…)

(好きを見て逃げ出すか……!)


「見つけだぞ!魔王アスタロト!」


後方から女性の声が聞こえた。

薄目を開けてそっちを見ると…


(え、女の子?)


そこには魔法使いの格好をした女の子が

立っていたのだった!


「ついに…ついにこの時が来た!!」

「今、母上と父上の仇をとってやる!」


女の子はそう言うと背中に背負っていた杖を

魔王に向けた。


「威勢がいい小娘だ。捕まえて指を切り落として

やろう」フハハハハ


「フンッ それはできないさ!」

「なぜならお前はここで滅びるのだからな!魔王!」


本当に威勢のいい小娘だこと。


(でもあの子のおかげで逃げられそう。)

(格好からして魔法使いだろうし魔法を撃って

魔王が怯んだところで逃げ出そうそうしよう。)


「名前を聞いておこう。小娘よ名は何という?」


女の子は答えた


「私の名は真由美!神崎真由美だ!」


え……


(妹ォォォォ!?)


「よかろう!かかってこい!!」


「ハァァァァァ!」


(いや、凄い魔力溜めてるけどなんなの?

え、真由美って俺より強いかんじ???)


「世界を股に掛ける妖精王よ 我に力を!

天界より堕ち来る 深淵より這い上がる

この世を統べる神々よ 我に勇気を!

大地を揺らせ!空に吠えろ! 」


真由美の頭上に魔法陣が展開した。

城の柱がビシビシと音をたてる。


「くらえ魔王!バ〇ス!」

あかんやつや。


「ぎゃぁぁぁぁあ!目がぁぁぁあ!」

あかんやつや。


真由美からとんでもない光が溢れ、

魔王が叫び、パヤオが怒る。

おぉ、こわいこわい。


どうなるこの小説(?)。


暇な時に書いたりしてるので

投稿が遅れるかもしれません。

ご了承ください。

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