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戦国猫日記  作者: 黒猫ルナ
第二部
14/19

敦賀城主任命の話

「皆に話がある」


刑部様が五助さんや小石様を執務室へ呼び寄せました。


一体何があったのかと、神妙な面持ちで五助さん達は刑部様の次の言葉を待っていました。


「秀吉様から直々に私を敦賀城主にと任せられた」


ざわりと空気が変わり、お祝いムードになりました。


「殿、おめでとうございます」


口々にお祝いの言葉を五助さん達が刑部様に贈り、皆さんとっても嬉しそうです。


「しかしだな……私で良いのか……」


刑部様が難しい顔をしていると、五助さんが笑顔で答えました。


「殿が頑張ったからこそですよ。これからもワシらは殿についていきます」


「ありがとう」


「殿はもう少し自信をお持ち下さい。殿はご自分を過小評価し過ぎです」


「……そうか」


刑部様がゆったりと笑う姿を見届けると、私はぐぐっと伸びをして執務室から出て行きました。

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