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戦国猫日記  作者: 黒猫ルナ
第二部
13/19

東様と私と琥珀

「あらあら、今日も元気いっぱいね」


優しく微笑む女性は、東様。刑部様のお母さんです。目元が刑部様に似ているので、刑部様はお母さん似ですね。


琥珀と鬼ごっこしていたら、東様のお部屋に入ってしまいました。


「お膝にいらっしゃい」


東様は自分の膝をポンポンと軽く叩く。


私と琥珀はバランスを取りながら、東様の膝に同時に乗る。


ちょっと狭いけど落ち着くのよね……。


東様に撫でられると、とても眠くなる。


琥珀は既に眠りの世界に旅立ったみたい。


……おやすみなさい。


――気がつけば、夕食でした。


たまには寝て過ごすのも良いのかも……なんて思う今日この頃です。

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