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学校

俺は家に帰る頃には真っ暗になっていた。

「お帰りなさいませ」

「ただいまベルモンさん」

「初めての仕事どうでしたか?」

「軽い顔合わせと飲み会だった」

「そうですか」

服をベルモンさんに渡して、今日の出来事を話した。

「そうですか、それは良かったです」

「宗一郎たちはもう寝ましたか?」

「はい、もう就寝なさいました。お風呂が沸いていますのでお入りください」

「そうですか、じゃあ僕はお風呂にはいろうかな」

その足で自分の部屋に行きパジャマを持ってお風呂に向かった。

ここにきて数日だがこのでかいお風呂には慣れない。

湯舟に浸かって明日の予定を考える。

明日は学校に行かなければならない、もう新しいコミュニティが出来ているところに入っていける自信がないし、日本人と言う気質出ている気がするがまあなんとかなるだろう。

それより心配なのがSOに入り活動するならば色んな国に行かなければいけない。その中で友達はできるのだろうか?

そんな疑問が出て色々考えていると茹で上がったみたいに顔が熱くなった。

「そろそろ出るか」

そうして風呂を出て部屋に戻り、写真を見る。

これまでの出来事を写真に向かって話す。

こんなことしても意味はないと分かっている、でも墓参りに行けないのでこうして近況報告をしていた。

そんなことをしていると睡魔に襲われる、ベットに寝た。


翌日。

「おはようございます、心太様」

部屋を出るとベルモンさんが立っていた。

「おはようございます」

「今日から学校ですね」

「はい」

「お出かけとお帰りの際には車を出しますので」

「一人で行くので大丈夫です」

「そうですか、最近サマエルの動きも活発なのでおきおつけください」

「ありがとうございます」

「インターポールの捜査官でしたね、余計なお世話ですたね」

「いえ、心配してくれる人がいることは嬉しいです」

「そうですか、では朝食が用意しておりますので一階にお向かいください」

「ありがとうございます」

リビングに向かうと、既に宗一郎さんと理沙さんはいなく隼人さんもいなかった。

俺も朝食を食べて、家を出る際にスマホに学校の場所と必要な書類を渡されて家を出た。

学校には三十分程で着いた。


学校に向かうと職員室に向かい、担任の先生になる人と話した。

「初めましてマリーヌ・シュヴァリエです、日本語は話せるので気軽に行こうね」

「はい、よろしくお願いします」

「じゃあ、行こうか」

「はい」

それから、教室に向かいドアを開くと異国の同い年の圧におされそうになった。

担任のマリーヌさんがフランス語で自己紹介をしていた。

大体フランス語の勉強をしていたので理解はでき、俺も自己紹介をして窓際の席に座るように言われた。

それから授業が始まったが俺は教科書がまだなかったので隣の人に見せてもらうように言われた。

「あの?」

「ああ、教科書ね」

日本語だったのでびっくりした。

「私日本人なの、相川愛よろしくね」

「河上心太です、よろしくお願いいたします」

「うん」


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