JKイタコの心亜ちゃん登場の巻
MNRJオカやん
第6夜 JKイタコの心亜ちゃん登場の巻
草木も眠る丑三つ時、今宵もあの世とこの世が繋がる午前2時半を迎えました。「千葉真一版「戦国自衛隊」に出てた頃の薬師丸ひろ子ちゃんより月刊ムーが好き!」オカルト大好きDJオカやんのミッドナイトラジオジョッキー始まるよー!
はい、皆さんこんばんは~。□月△日金曜日午前2時半、異世界とこの世の橋渡し役、オカやんのMNRJ今晩もスタートです。
今日も、リスナーの皆さんからいただいた「あんなもの見た!」、「こんなもの見た!」の「不思議な体験」、「恐ろしい体験」などなど、貴重な投稿を紹介させていただこうと思います。
「オカルト現象を信じる人も信じない人」も、「オカルト好きな人もそうでない人」も暫しお付き合いいただきたいと思います。
さて、今日1通目のメールです。ペンネーム「浪速のリトルグレイ」君、14歳の中学生の男の子からのメールです。
「オカやん、こんばんは」
はい、こんばんは。
「僕は、14歳の中学2年生です。頭が逆三角形で眼がぎょろッとしているので、リトルグレイのようだということで学校でのあだ名は「グレイ」です。「グレイ」と呼ばれるようになってから、UFOや宇宙人に大変興味を持つようになりました。3歳上のお兄ちゃんの影響もあり、オカやんのミッドナイトラジオジョッキーを聞くようになりました。ただ、夜更かしするとお母さんに怒られるので、お兄ちゃんに録音してもらい、朝の6時から聞いています。」
ほっほー。お母さんのいうこと守ってえらいね~。次の日が休みならいいけど、金曜日は学校だもんね~。今しばらくは、録音でいいから楽しんでねー!見た目が「リトルグレイ」に似てるっていいですね~。近い将来、宇宙人との交流が始まったときに、絶対有利ですよ~!オカやんは幼稚園の時からずっと「オカやん」と言われ続けています。何のひねりもない、ニックネームなので、「浪速のリトルグレイ」君が羨ましいですよー。
では、続き読んでいきましょう!
「この間、お兄ちゃんから、アメリカで2021年の6月末には、「UFO、UAPのタスクフォース報告書」が発表されるので、UFOやUAPの謎が一気に解明すると聞き、すごく楽しみにしています。
お兄ちゃんは、「6月に公開されるタスクフォース報告書は、「偽の脅威」を作り出すための産軍複合体による陰謀論だ!」とか「UFO問題を踏み台にして、2024年のアメリカ大統領選挙に出馬を目論む、マルコ・ルビオの作戦や!」とか難しいことをいつも言っています。
僕には、難しいことはわかりません。ただ、UFOや宇宙人の存在がはっきりするということであれば、その内容を大変楽しみにしています。僕の勉強部屋には西向きに窓があり、暇になるとUFOを探して、空を眺めています。僕は、まだ、UFOを見たことはないのですが、お兄ちゃんや友達の中には、「UFOを見た」という人が何人かいます。
お兄ちゃんと、晩御飯の時や、テレビのUFO特集なんか見ながら盛り上がってると、お母さんは、「UFOなんか、いる訳無い!テレビで大槻教授も言ってるやん。」と完全否定です。お母さんは、「大槻教授がタイプ」と言い切る大槻教授ファンなので、絶対に僕とお兄ちゃんの意見は受け入れてくれません。
オカやんはUFO見たことはありますか?見たなら、どんなUFOでしたか?あと、6月に公開される情報内容がどんなものなのか、中学生の僕にもわかるように、優しく教えてください!よろしくお願いします!」
はい、「浪速のリトルグレイ」くん、初めての投稿ありがとうねー。
まずは、オカやんも6月末にアメリカ国家情報長官のジョン・ラドクリフからどんな発表があるのか、めちゃくちゃ楽しみにしていますよ~。
2004年のカリフォルニア沖での元海軍パイロットのデビット・フレイバーの目撃証言をきっかけにして、アメリカでのUFO実在の世論が盛り上がり、2019年のアメリカ海軍要員からのUFOと思われる、流出動画を見てから、ワクワクしっぱなしですねー。それまで、UFOに関しては、否定的だったアメリカ国防省が「UAP」、未確認航空現象という表現にしても、流出動画を現実のものとして認めちゃったもんねぇー。すごいことですよー、これは!
トランプ元大統領署名の2021年度情報機関授権法で、UFO情報公開期日が2021年6月ってなってからはドキドキが止まりません。この発表を前にして、2021年4月17日にジョン・ラドクリフがFOXニュースでUFO・UAPに関する発言で、「地球外生命体まではわからないが、説明できない飛行物体の多数の目撃例やその存在の可能性が存在する。」とコメントしましたもんねー。アメリカが、UFOを公式に認める可能性高いですよー!
こりゃ期待大ですよー。特大ですよー。超特大の100乗ですよねー!
で、「浪速のリトルグレイ」くんのお兄ちゃんが言う、陰謀論で名前が出てた、マルコ・ルビオさんっていうのは、UFOの目撃事例の多い、フロリダ選出の共和党の上院議員なんやけど、
「私たちは、それを真剣に受け止め、それを真剣に受け止めるプロセスを持って欲しい!」って公言してるのね~。それをね~、陰謀論好きな人たちは、
「国家安全保障上の脅威としてUFOを認知されるであろう未来に、機密開示を導いた歴史上の人物として名前が刻まれるだろうという野心がある!」そんでねー、「UFO問題を踏み台に2024年のアメリカ大統領選に出馬する!」って話に持って行こうとしてるのよねー。
そんなこと、40年前から「月刊ムー」は言い続けてるっちゅーの!それほど、「ムー」は偉大だってことやねー!あと矢追さんもねー!
できるだけ、優しく説明したつもりやけど、「浪速のリトルグレイ」くん、わかってくれましたかー?
それと、もう一つの質問ですが、オカやんはUFO見たことがありますか?ってやつねー。
はい、あります!決定的証拠は、無いんやけど、全国バイクで回ってた時や、地元でもそれらしきものは見ています。最近の話だと、3年ほど前に、三重の上野市にある名阪国道の大内ドライブインに行ってた時にね、修学旅行か遠足で来てた高校生のたくさん乗ったバスが止まっててねー、そのバスの周りで、高校生がみんな、スマホを空に向けて撮ってんのね~。「何撮ってんのかな?」ってオカやんも空見上げると、1機のオレンジの球体と2機の緑の球体がクルクル回りながら、空に浮かんでるわけ。それも、進んだり、止まったりしながらねぇ。
明らかに、飛行機やヘリコプターの動きじゃないのよ!オカやんもあわてて、スマホで動画撮りましたよ!ズームしたりして、画面ではっきりとやや楕円形の光が映りこんでるのね!すごくワクワクしながら!2,3分程、撮ったかな~。そんでね、UFOは、突然すごいスピードで名古屋方面に飛んで行って見えなくなっちゃって・・・・。
撮影終わって、再生すると、何も映ってないのよ!空と雲だけ・・・???
3回、再生したけど、変わりなし。オカやん、高校生の群ん中、行って、「誰か、何か映ってた?」って聞いたんやけど、みんな、結果は一緒!動画や、写真にUFOの姿は、ナッシング!引率の先生もスマホで撮ってたけど、一緒でしたね~。残念でした・・・!
オカやん一人なら、「白昼夢」って思うけど、2,30人が同時に目撃して、同時にスマホで撮って、誰も映ってないってね~。そんな事あんのかなぁ?って思ったですねー。
元TOKIOの長瀬智也さんが、2016年6月放送のテレビ番組「TOKIOカケル」でアメリカからの帰国時に飛行機から見えたUFOを撮影したら、同じようにUFOは動画に残ってなっくて、1枚だけ「ひし形の黒いUFO」が映ってたって話し思い出しましたねー。
あーそうそう、長瀬さんの話で続けると、芸能人の人って霊感やチャネリング能力高い人が多いみたいで、一般人より、宇宙人やUFOの遭遇事例多いですよねー。
オカやん、印象に残ってるエピソードは、歌舞伎の市川海老蔵さんですねー。海老蔵さん自身が撮影した2枚のUFOの写真、SNSにアップして、東スポにでかでかと載ってましたねー。
元、AKBの前田敦子さんもインタビューの中で、小3まで住んでた市川で何度も見たって言ってましたね~。千葉の市川市は、国内でのUFO目撃例の多いところですねー。
で、オカやんが選ぶ、芸能人3大遭遇経験者は、まずは、「ベントラー」でUFOを呼べちゃうっていう鈴木蘭々ちゃんですね!オカやんも中学生の時、よく、屋上で友達と「ベントラ、ベントラ、スペースピーポー!」っとやってましたねぇ。残念ながら、UFO来てくれませんでしたがねー。
それから、目撃談多数!あいまいな記憶でしかないが、宇宙人に連れ去られたことがある木下優樹菜さん!連れ去られた後、ご自身の背中に河童の手のような跡があったって話、ワクワクしますねー。
で、最高の経験をされたなーって思う1位は、道端アンジェリカさんのエピソードで、「自宅に宇宙人が来たー」って話。宇宙人窓から勝手に入ってきたって聞いた時、「きちんと玄関から入れよー」って思ったことを思い出しました・・・。
みんな、うらやましいですねー。
「浪速のリトルグレイ」君も、きっとその内、UFOや宇宙人に逢える可能性は若い分、たくさんありますので、もし遭遇体験したら、またメールください!待ってますよー。
「浪速のリトルグレイ」君への一言は、「信じる者は救われる!」です。お母さんの好きな、大槻教授も「絶対いない」の証明はできないはずです。それはあくまで「いないだろう」であって、地球上にまだまだ未確認生物が発見されることがあるように、きっとUFOや宇宙人が身近なものになる日が来るかもしれませんねー。まずは、6月末の、「UFO、UAPタスクフォース報告書」楽しみに待ちましょう!以上!
さて、次は大人気の「私の不思議な体験、恐ろしい体験聞いてください!」のコーナーだよー!ドンドンドン、パチパチパチ!ドッカーン!全国のオカルトファンの皆さーん!大人の時間がやってまいりました~!オカやんも毎週リスナーのみんなからのいろんな体験談楽しみにしてまーす!
さて、今週はスペシャル企画でーす。番組ホームページでも告知しましたが、今日は、投稿の読み上げではなく、「現役JKイタコ」としてがんばっている「心亜」ちゃんと、歴史学者であり「オフィスJKイタコ」の社長の真実と書いて真美と読む!「真実」社長がスタジオに来てくれていまーす。
こちらからは、「オカやんのミッドナイトラジオジョッキー」スタッフの中で、「歴史」といったらこの人!って誰も知らないでしょうが、いつもこのコーナーの皆さんからの投書を選んでる、「オカルト大好き歴女」の亜美ちゃんが特別参戦しまーす。
いつも、一人でさみしくやってるスタジオが今日は4人!もう、いっぱいいっぱいです!たまには、こんなにぎやかなのもいいですねー。イタコの心亜さんの降霊中もリスバーの皆さんからは、番組ホームページを通じて質問受付していきますね~。いかんせん、初めての試みなので、何が起こるかわかりませんが、スタート!
オカやん
「さて、本日のミッドナイトラジオジョッキーのスペシャル企画、歴史上の偉人にJKイタコの心亜ちゃんに降霊してもらって、何でも聞いちゃおう!っていうとんでもない企画ですが、まずは、自己紹介をお願いできますかー?まずは、歴史学者であり「オフィスJKイタコ」の真実社長からお願いしまーす。」
真実社長
「はい、今、ご紹介を受けました「オフィスJKイタコ」の代表の真実です。イタコの心亜の叔父になります。私自身、オカやんの大ファンで、この放送もいつも楽しみに聞かせてもらっています。今回、スタジオに呼んでいただいたことを光栄に思っております。
元々、真実家の女性は代々、青森県でイタコを継承する一族なのですが、心亜がどうしても一度、街の生活がしたいということで、「大学を卒業するまで」という話で、現在、大阪で心亜の面倒を見つつ、イタコの能力を維持、強化するために、大阪で「オフィスJKイタコ」として活動しています。今日は、うまく行くよう、フォローしていきますが、いかんせん霊は生ものなので、万一の際は、すいませんと先に謝っておきます。」
オカやん
「いつも、放送聞いてくださり、ありがとうございまーす。大阪で「イタコ」を業とする会社があるって初めて知りましたねー。お話は、おいおい聞いていくとして、続いて「JKイタコ」の心亜ちゃん、お願いしまーす。」
心亜
「はい、皆さんこんばんわ。そして初めまして。現役高校3年生のイタコの杉野心亜、18歳です。杉野はお母さんの結婚後の名字です。叔父さんになる真実社長は、お母さんの弟になりまーす。江戸末期から続く、真実家9代目のイタコになりまーす。
私の家、すっごーい田舎で、どうしても一度街の生活がしたくて、中学卒業して、大阪の叔父さん頼って、出てきましたー。もしかしたらー、青森のすっごい訛りが出るかもしれませんが、そこは、堪忍してやってくださいね。」
オカやん
「可愛らしいですねー。高3ですかー。オカやん、イタコって勝手に「すごいおばあちゃん」のイメージだったので、意外の意外で心亜ちゃん見て、びっくりしましたねー。
続いて、うちのスタッフでオカルト好きの歴女!今回の企画の立案者であり、歴史に弱いオカやん変わって、今日のナビゲーターを務めます、AD亜美ちゃん25歳でーす。」
亜美
「こんばんわー。いつもは、リスナーの皆さんの投書を選んでます、高知県出身のオカルト大好き歴女のADの広瀬亜美25歳でーす。今日、一番楽しみにしているのは、私かもしれませーん。今から、歴史教科書では知りえなかった、本当の歴史を、心亜ちゃん通じて、黄泉の国からこのスタジオに来ていただいた本当のゲストの「歴史の偉人」さんにジャンジャン聞いていってみたいと思いますねー。リスナーの皆さんも楽しみにしていてくださいねー!リスナーの皆さんからの質問は、私の前のパソコンで随時モニターしていきますので、じゃんじゃんメール送ってくださいねー!」
オカやん
「おー、亜美ちゃん!初の放送にもかかわらず、スムーズなトークで!結構練習してましたね?」
亜美
「はい、一昨日くらいから、何回も自分で話してその録音聞いて、練習しました。オカやん死んだら、後、継げるよう頑張りまーす!」
オカやん
「あほっ、「オカやん死んだら」ってなんやー!勝手にオカやん殺しちゃだめだよー!まあ、落ち着いてやっていきましょうねー。まずは、リスナーの皆さんも、イタコって言葉くらいは知っていても、どんな仕事なのか、真実社長にうかがってみましょうねー。リスナーの皆さんに、わかりやすく説明してもらえますかー?」
真実社長
「そうですね。イタコってまず、普通の人は会うことないと思っているでしょうし、恐山とかすごい山奥の怪しい霊媒師的な物っていうイメージでしょうね。
みんなのイメージ崩してしまうかもしれませんが、「オフィスJKイタコ」での「心亜」の仕事っていうのは、おどろおどろしい降霊はほとんどなくて、亡くなった故人しか知りえなかった、事を聞き出す仕事がほとんどですね。」
オカやん
「と、おっしゃいますとー、どんな仕事なんですかー?」
真実社長
「一番多いのは、故人が男の人の場合、相続に影響が出る可能性のある「隠し子の有無」の確認や、故人しか知りえない、金庫の開錠番号や、鍵のありかや、銀行等の隠し口座の有無、口座やスマホの暗証番号やパスワードの確認のように、結構ドライなものが多いですね。
故人が女性の場合、へそくりの隠し場所の確認とか実の父の確認なんて依頼も多いですよ。」
オカやん
「へー、意外ですねー。まあ、聞けば、大事な業務ですよね。札束どっさり入ってる段ボール箱、ごみで出しちゃったなんて話や、後から、隠し子出てきて大変だったなんてことありますもんねぇー。でも、霊は本当のこと話してくれるんですかー?」
真実社長
「はい、過去に、心亜やうちの姉が引き受けた案件で、隠し財産が「億」の桁で見つかった話は、何件かありましたね。クライアント、大喜びでしたよ。
ただ、逆に、クライアント、特に遺族である場合、呼び出した故人に対する、憎しみや恨みの感情が爆発して、イタコに対して暴力的な対応に出られる方もおられますので、常に横に私がついて、心亜を守る役を担っています。掴みかかられるとか殴られるなんかしょっちゅうですよ。
あと、霊は正直ですよ。よく、「秘密は墓場まで持って行く!」ってフレーズありますが、霊は墓場に入って、49日以降のものですから、すでに秘密じゃなくなってるんでしょうね!」
オカやん
「へーえ、それは、良いも悪いも大変ですね~。心亜ちゃんは、今の仕事、どうなの?」
心亜
「私は、降霊中の記憶は、何も残らないんで、後で記録ビデオみて、「あー、今日の案件はこんなんだったんだー。」ってな感じですね。あと、降霊前に、呼び出す故人の好きなもの食べるんですけど・・・」
オカやん
「えっ?なになになに?好きなものって?何ですかー?」
心亜
「お母さんやおばあちゃんがいうには、過去に死んだ人って、地球上に1000億人以上いる訳で、その中から、呼び出したい霊を短時間で探すには、向こうから寄ってきてもらうのがいいんだって。
その、有効な方法が、故人が好きだった食べ物や飲み物を降霊時に食べたり、飲んだりするんですけどー、私、「辛い物」や「セロリ」や「フキ」とか苦手なもの、結構あるんですよー。この間なんか、激辛マーボー食べさせられちゃって、降霊が終わった後、口の中ボーボーでお腹ギュルギュルで大変だったんですよー。
あと、18歳なんで、お酒は基本的にNGなんですけど、お酒好きだったっていう故人の依頼多くて、ちょっと困ってますー。」
オカやん
「へー、そういう意味があるんですねー。オカやん死んで、呼び出されるときは、「激辛カレー」なんで迷惑かけちゃいますねー。」
心亜
「堪忍してくださいー。あと、ゲテモノ系の困りますねー。ざざ虫や蜂の子や食用ガエル食べたビデオを後で見た時は、ゲロゲロでしたよー。いつも、甘いものとか美味しいものなら、ウエルカムなんですけどねー。残ったら、もらって帰っちゃったりできるんでねー。」
真実社長
「事前に、その辺は調整してもらっているんですが、降霊中に、遺族さんやクライアントさんが、「あれ食べやー」、「これ食べやー」って故人の好きだったもの出してきちゃうんですよね。心亜は意識なく、呼び出した霊は、喜んで食べちゃうんで、以前降霊した、おすもうさんの霊の時は、心亜も大変だったよね。」
心亜
「そうですよー。1回の降霊で3キロ太っちゃいましたー!叔父さんしっかり止めてくれないと、困っちゃう!」
オカやん
「他に、大変だったこととか、教えて欲しいんですが?」
真実社長
「私も歴史研究で歴史上の偉人を呼び出すことがあるんですけど、オカルトマニアや亜美さんみたいな歴史マニアからの依頼で、有名人の霊を呼び出すことがあるんですね。
これが厄介で、人気のある霊は、呼び出す霊が「またかー!」とか「めんどくせー!」とかなっちゃうことがあるんですね。そりゃ、しょっちゅう、興味本位で呼び出される霊の立場になったとしたら、たまったもんじゃないですよね。後、短気な霊も厄介です。」
オカやん
「例えば、誰とか具体的にありますか?」
真実社長
「そうですね、やっぱり歴史上の人気者の、「織田信長」とか「卑弥呼」とか「聖徳太子」や「源義経」なんかは、何度となく呼び出してるんで、避けたいですね。あと「徳川家康」ね。呼ばれる霊もは、同じことばっかり聞かれるんで、うんざりしちゃってますね。」
心亜
「そうよねー。信長なんか私の身体使って、「何べん同じこと言わすんじゃーっ!」ってクライアントさん殴っちゃったりするから、大変だったよねー。で、信長なんか降霊中でも新しい物好きで、珍しい物好きだから、ビデオやスマホに興味持っちゃって、逆に質問攻めにされちゃったりねー。
卑弥呼も短気でわがままだし、「皆既日食」の話になると何もしゃべらなくなっちゃうもんね!、聖徳太子は、複数のクライアントに毎回、同時に話しかけられちゃうから、呼ばれること自体いやがっちゃってるよねー。義経も「俺はチンギスハンじゃねえ!」って逆切れしちゃうし、家康も「埋蔵金なんか残ってねえよ。家光あたりが、掘り出しっちゃってるよ!わしじゃ無くて、家光に聞けよ!」てね。」
真実社長
「あと、「坂本龍馬」と「平将門」も人気ありますねぇ。諸事情があって、「平将門」は、お断りしてますけどね。「龍馬」も「いったい誰に切られたの?」って毎回聞かれるもんで、最近は呼んでも、出て来なくなっちゃいましたね。」
亜美
「ちなみに、心亜ちゃんは、今まで、何人くらい降霊してるんですかー?呼び出せなかったりしたこともあるんですか?その場合、費用は取れるんですか?」
真実社長
「それは、私から。心亜は、現在、現役の高校生ですから、基本的に、土日と夏休みや春休みっていう長期の休みの時しか、仕事には出られません。それでも、この2年超で約100件以上の案件をこなしてきています。
呼び出せないとか、呼び出しにくいのは、事故死や突然死で地縛しちゃってる霊ですね~。クライアントさんには、100%呼び出せるわけではない旨、事前に説明するのですが、過度に期待される方が多いので・・・。交通費すらもらえなかったこともありますし、詐欺師扱いで訴えられたこともあります。
あと、呼び出した、故人がクライアントや遺族の知らない間に、カミングアウトしちゃってて、男性の霊を呼び出したら、すっかり「お姉」になってて認めてもらえなかったことなんかありましたねぇ。」
心亜
「あった、あった!息子が「お姉」になってて、クライアントのお母さん泣き倒して、「あんたをそんな風に育てた覚えはないよ!」って私、ビンタされたよねー!」
オカやん
「そりゃ災難でしたねー。それにしてもイタコ業って、私たちが思いもしない苦労があるんですねー。心亜ちゃんにあたっても仕方ないのにね~。では、そろそろ、今日の本題の、歴史の真実を求めて、誰を呼び出してもらいましょうか?
ここからは、亜美ちゃん!ナビゲートお願いねー!」
亜美
「はーい。オカやんから、バトンを受け取り、私、AD亜美がここから仕切らせていただきまーす!さて、番組ホームページから、リスナーさんの話を聞きたい、歴史上の偉人の希望を募ったところ、ダントツの1,2は、なるほどというか、やっぱりというか、歴史上の人気者、「織田信長」と「坂本龍馬」だったんですけどねー。
先ほどの真実社長の話から、生放送では、「ふたりの降霊に問題あり」と言いうことで、まずは「織田信長」に聞きたいことを、信長の一番身近にいて、かつ秘書業務から身の回りの世話までしていたであろう「森蘭丸」様を心亜ちゃんに呼んでもらい、いろいろと聞いてみたいと思いまーす。では、真実社長、心亜ちゃん、準備お願いしまーす。
ちなみに、蘭丸様の好物って何なのでしょーか?」亜美は、非常に興味ありまねー。」
真実社長
「はい、「森蘭丸」、いい選択だと思います。彼は、信長の秘書のようなものでしたので、420年経った今でも、スポークスマンとして、信長に仕えていますね。本当に、信長のことを尊敬して、大好きだったんだと思います。
非常に、若くして討ち死にされているので、歴史文献に記録が少ないので、好物は。よく信長から与えられた信長の好物でもある「干し柿」と当時「コンフェート」と呼ばれた「現在の金平糖」を用意しています。蘭丸の年齢を考えると、まだまだ子供でしたので、「焼き味噌」や「湯漬け」じゃ無いとの判断からです。あと、「イケメン戦国」では、「好物は桃」となっていましたので、念のため、桃も用意しています。
では、降霊始めます。」
亜美
「よろしくお願いします。(実況風に)心亜ちゃんの前に、蝋燭が建てられ、干し柿と金平糖が置かれました。スタジオの照明が少し落とされ、真実社長が心亜ちゃんに何やら呪文かお経のようなものを語りかけています。
催眠術のトランス状態のように、心亜ちゃんの状態が前後に揺れています。
真実社長の語り掛けに合わせて、心亜ちゃんが金平糖を一粒、また一粒と口に運んで行っています。続いて、干し柿を口に運んでいます・・・・。なにやら、スタジオの照明が点滅しはじめ、パシッ!パシッ!というラップ音が響いています。
リスナーの皆さんにも聞こえているのでしょうか?
あっ!心亜ちゃんの身体の動きが止まりました。」
真実社長
「はい、降りました。何でも聞いていってください。」
亜美
「はい、「森蘭丸」様ですか?」
蘭丸(心亜)
「はい、「森成利」でござります。皆様が、私のことを呼ぶ「蘭丸」というものは俗称でございますが、そのほうが呼びやすいようでしたら、「蘭丸」と読んでいただいて、拙者のほうは結構でございます。」
亜美
「さっそくの気遣いありがとうございます。私、ミッドナイトラジオジョッキーオカやんっていうラジオ番組のアシスタントディレクターやってます「亜美」と言います。今日はよろしくお願いしまーす。
歴史が大好きで、その中でも、「織田信長様に最後まで忠義を尽くした、義厚く、忠深く、武術にも長けた、絶世の美少年」と語られる「蘭丸」様の大ファンなんですー!私の「一推し」なんですー!「蘭様」って呼ばせてもらってもいいですかー?」
蘭丸(心亜)
「拙者ごときに「様」付けは、まことにもったいない話でございますが、亜美殿が呼びやすいように読んでいただいて結構です。
ただ、先に、夢を壊さぬようにお話しておきたいのでございますが、現世での拙者のイメージは、繊細な身体つき、いうなれば、歌舞伎の女形の様なイメージで描かれていることが多いようですが、実際には、拙者自身でいうのも何ではござりますが、槍や鉄砲といった武術に長けた、今でいうところのかなりマッチョな体系をしておりもうした。がっかりでござりますか?」
亜美
「えーっ!「蘭様」マッチョだったんですかー?確かに、「太平記英雄伝」の中で蘭様が槍を振るう絵はかなりマッチョなイメージですが、あれが、正しい蘭様のお姿なんですねー?今、イタコの心亜ちゃんの姿で、蘭様話してるので、私のイメージの中の信長様の寵愛を受けた、伝説の小姓「永遠の美少年」通りでドキドキしてたんですけどー。」
蘭丸(心亜)
「申し訳ござらん。日本では、アニメ映画「時空の旅人」で女性漫画家の萩尾望都殿のキャラクターデザインから、なぜか、華奢なイメージで描かれるようになったようでございますね。
最近では、「戦国無双」、「戦国布武」、「刀剣ワールド」、「イケメン戦国」などの戦国武将系のゲームやマンガではその流れがずっと続いてるようなので、ここで真実を知っていただくのも一興でしょう。
顔は拙者自身言うのは恥ずかしいのですが、結構なイケメンであったとは思います。身体は、赤穂大石神社に残っている拙者の子供のころの具足のサイズから、150センチ無いとの考察される方もおられます。
しかし12歳で殿にお仕えするようになり、ありがたい話ですが、殿と同じ良いものを食べさせていただき、武術の鍛錬も十分受けられた故、18歳のころの身体は、当時の武将としては強く、大きく、今の時代でいえば、プロレスラーのジュニアヘビー級のイメージでござります。
夢を崩して申し訳ござらん。」
亜美
「いえいえいえいえ、マッチョな「蘭様」もいいと思いますよ。本当の事って直接聞かないとわからないものですよねー。戦国系のゲームの中では、ほぼ、信長様より、小さく描かれてますもんねー。ところで、小姓の仕事ってどんなものがあったんですかー?」
蘭丸(心亜)
「織田軍の初期の10傑に数えられる、父の可成が、殿の天下統一半ばで討ち死にして、兄、長可が13歳、拙者が6歳の時に、殿に引き取られ育てていただきました。
天正5年、拙者が12歳の時に小姓として、殿の側近としての仕事につきました。
小姓の仕事は、今でいうと「まさにこれ」という仕事は思いつかないのでござますが、「秘書」と「SP」と「執事」を合わせたものをイメージしていただくと、良いと思います。
殿や屋敷を訪れる「来客の取次ぎ」、常時「殿の身辺警護」、殿の「身の回りの世話」や「様々な雑務」。身の回りの世話には、殿のお着替えを手伝ったり、お風呂で殿のお背中を流したりといったものもありましたゆえ、その点だけを特別に拾い上げるネタが現世に多いのは困ったものでござりますね。」
亜美
「はい、歴女で腐女子の私としては、そこにも興味はありますが、美味しいところは後に置いておいて、まずは、リスナーから質問の多かった信長様の素顔について、蘭様に聞いていってみたいと思いますねー。
ラジオネーム「ノブノブ大好き!」さん、22歳の女子大生からの質問です。
「信長様と蘭様のエピソードって言うと、信長様の切った爪を捨てようとすると、九つしかなく、残りひとつが部屋に落ちていないか蘭様が探し回ったという「九つの爪」とか、信長様が「奥の部屋の障子が開いているので締めてこい」と言って、蘭様が奥の部屋に行くと障子は締まってる。信長様に恥をかかさぬよう、蘭様が気を聞かせて、しまっていた障子を自ら開けて「ピシャリ!」と音を立てて閉めたっていう「開いていない障子」。それと本能寺の変への前振りと現在は言われている「家康への過剰な接待を信長様からとがめられたけど、反省の色が見えず、信長様が光秀の頭を打つように命じたけど、誰も名乗りを上げない中、蘭様が鉄扇で光秀を打った」話が有名なんですが、信長様の立場、状況を中心に順番にお話を窺がいたいのですが、いいですか?」
ときていますねー。」
蘭丸(心亜)
「はい、まず、殿についてですが、現世では「うつけ殿」、「珍しい物好き」、「戦上手」、「大魔王」なんてイメージが強く描かれているようですが、当時の戦国武将としては、ごくごく当たり前であったと、拙者は感じております。
もちろん、強いキャラクターであったことは、否定はしませんが、決して「うつけ」では無かったことは保証いたします。
戦上手であったことは、もちろんです。しかしそれは、殿の個人の能力だけでなく、「適材適所に人材を石高に寄らず登用する」殿の考え方に基づき、「各々のジャンルで優れたスタッフをそろえた殿の裁量がもたらしたものであったこと」と、「殿の人格に魅了され、殿に命を預けた武将が多く集まった結果」であったと考えます。
比叡山の件で、殿を「悪の大魔王」扱いする、後世の殿へのイメージもあり申したが、あれも当時の比叡山を知らぬが故のことで、比叡山を打った、殿の判断が無ければ、後の徳川殿の安定の時代はもっと遅くなっていたであろうと思いまする。
新しいものや珍しいものがお好きだったことは、否定はしませぬ。しかし、それは、個人的な趣味に向けられたものではなく、大局的な視点から来たものであったと思います。
実際に、拙者は、早い時期から、鉄砲の扱いを教えられましたし、海外の優れた文化を取り入れることで、城内だけで無く、町の発展にも繋がっていました。」
亜美
「さすが蘭様!完璧な信長様のスポークスマンですねー。きっと、リスナーは「変わった人」としての信長様の話を聞きたかったと思うのですが・・・。
何か、蘭様からおっしゃっても問題のない、みんなの知らない「信長様の逸話」って無いですかー?」
蘭丸(心亜)
「そうですねぇ。皆様が持っておらない殿のイメージとしては、意外なほど今の世でいう「ツンデレ」で「おちゃめ」なところですかねぇ。」
亜美
「えっ?「ツンデレ」で「おちゃめ」だったんですかー?意外中の意外ですねー!」
蘭丸(心亜)
「はい、先ほどの、拙者とのエピソードで亜美殿が言われた、「九つの爪」とか「開いていない障子」の話などは、殿らしい、「ツンデレ」で「おちゃめ」なところが出ていると思います。戦場以外では、結構そういうところがございました。」
亜美
「えっ?具体的に言うとどういった話の流れだったんですか?」
蘭丸(心亜)
「はい、数々の歴史書の中で、それらのエピソードは、私を困らせるためのいたずら扱いされるものが多いのですが、殿は「蘭丸なら、何とかする」との確信の上で、周囲のものに若年者である拙者を上位に位置づかせるための手法だったのですね。
後でふたりになると、こっそりと「蘭丸、すまんかったな。皆の前で無理を申して。しかし、きっと蘭丸なら皆を納得させる事ができると信じておったぞ。」と申してくれておりました。
家臣の前では、完全に「殿」と「小姓」の関係ですので、「上下関係」を前面に出されるのですが、ふたりになると、いつも優しい殿でした。もちろん、拙者が小姓になりたての12歳のころには、私の父に対する、殿なりの恩義の表れだったと思いますが、小姓としてお勤めさせていただき4,5年経つ頃には、一人の武将として拙者を扱ってくれた、殿には感謝しかござりませぬ。ふたりで過ごすときの「裏」の顔の殿は、まさに現在では「ツンデレ」と言われるものでありました。
拙者からすると大先輩小姓にあたる前田利家殿も殿との間に同様のエピソードがあり、殿の取り立てにより出世されていますね。」
亜美
「へーえ、そうだったんですか?私も「パワハラ」イメージはあっても、「ツンデレ」っていうイメージは、確かに無かったですねー。勉強になりました!
さて、リスナーのみんなが興味を持っているのは、やっぱり「本能寺の変」!
光秀殿に対して、信長様はどうだったんですか?」
蘭丸(心亜)
「光秀殿も有能な武将でしたので、殿は家臣の主軸に光秀殿を置いておりました。しかし、優秀、有能と「人格者」は別のもので、今一つ、殿に対して「気が利かない」ところや「雰囲気を読めない」点があったのも事実でした。
亜美殿があげたエピソードの光秀殿が家康殿の接待役を命じられた時の、「贅沢の限りを尽くしたもてなし」に対して、殿が怒った理由がわからないところなんかは光秀殿らしいところですね。「家康殿でこの接待なら、朝廷からの勅使が来たときはどうするのじゃ?」とまで、殿は言っておられておったのですが、光秀殿に反省の色は無く・・・。
先だって、拙者が元々の父の領地であった「近江坂本6万石」を殿から、譲り受けた時、その時点で坂本が光秀殿の本拠地であった事やその時、拙者が鉄扇で多数の家臣の前で光秀殿の頭を打ったことが、光秀殿を「本能寺の変」へ駆り立てたとする説が多いようですが、そこの光秀殿の真意は、拙者にはわかりませぬ。
殿には、拙者や、秀吉殿が「光秀殿の様子がおかしい。」、「何か良からぬ世戸を思案しているようです。」と進言していたのですが、その時もなお、殿は光秀殿を「使える奴じゃ。」とお考えで、まさか、あのような結果になろうとは・・・。もっと、強く進言すべきであったと、痛恨の極みでございました。(涙ぐむ蘭丸(心亜))」
亜美
「あぁ、蘭様、泣かないでください。ごめんなさい・・・。蘭様の信長様への、忠臣、忠義の気持ちが伝わってきます・・・。ちなみに、あの世では、信長様と一緒なんですか?」
蘭丸(心亜)
「格好悪いところを見せてしまいました・・・。申し訳ございません・・。顔を合わすことは、ございます。しかしあの世は、戦のない世界に居りますゆえ、以前ほど、拙者を必要とされないのが、残念ですが・・・。殿は、人気者でありますので、いつも周りに多数の方々が居られます。若干のさみしさは感じますが、仕方がないことと思っております。」
亜美
「そうですか。信長様とお会いできる状況と聞いて、良かったです。
ところで、最後に、リスナーを代表して、やっぱり「蘭様と信長様のアノ話」をお伺いしたいのですが!?たくさんのリスナーからも希望のメールが届いています!よろしいですか?(じゅるじゅるじゅる~)」
オカやん
「おいおいおい!亜美ちゃん!眼が別世界へ、逝ってしまっとるで~!大丈夫かー?一応、わかってるとは思うけど、中学生から聞いてんねんからなー。
蘭丸さん、蘭丸さんの時代と違って、この時代は、元服は20歳で、18歳未満に対する、いろいろと規制がありますので、今から、亜美ちゃんがきわどいことを聞いてきたら、考慮の程、よろしくお願いしますねー!」
蘭丸(心亜)
「はい、一線を超えたら「ピー」でござりますな。」
オカやん
「はい、お気遣いの程、ありがとうございます。亜美ちゃん、暴走せん範囲で頼むでー!」
亜美
「(ちっ!うるせーおっさんやなー・・・。皆が求めるものを提供するのがエンターテイメントやろーがー・・・)では、全国の歴女&腐女子の垂涎カップルの代表格!「蘭様」アーーンド「信長様~!」の大人の話に突入していきたいと思いますよー!亜美、もうじゅるじゅるでーす!きゃーっ、恥ずかしー!
では、さっそく、蘭様に信長様との床話について伺っていこうと思いまーす!」
蘭丸(心亜)
「亜美殿、そこまで、前のめりになられると話しにくうございますな。おそらく、皆さんが想像している、「殿が攻め、拙者が受け」というイメージの点から、まずは否定することになってしまいますが、よろしいでございますか?」
亜美
「えっ、えっ!?「蘭様が攻め」で「信長様が受け」ということですかー?びっくりですー!」
蘭丸(心亜)
「はい、殿の元で小姓になった、12歳から2,3年は、殿にいろいろと可愛がってもらっておりましたが、それ以降は、殿の希望もあり、逆の役割になり申しました。
先ほどの、殿の「ツンデレ」の話ではないですが、日頃、家臣の前で「強さ」と「権力」を示し続ける殿のストレスは、大変大きなものがございました。
ましてや、拙者がお相手を務めさせていただくのは、主に戦場でございました。、当時、決して織田軍は、常に楽な戦をしていたわけではございませんでした。
時として、虚勢を張ってまでも士気を高めないといけなかった殿は、甘える先はありませんでした。そこで、ふたりっきりになる床では、殿のストレスを開放する役目もあり、常の立場とは逆のシチュエーションで、殿とは交わったものです。」
亜美
「えー、日本中の歴女の腐女子がもんどりうってますよ~!蘭様の口から出ました「交わった」とのお言葉~!
萌えます!萌えます!「蘭様の攻めに信長様の受け!」
すごーい!すごすぎまーす!鼻血ドバーっと10リットルくらい出てしまいそうです!
蘭様!よろしかったら、床の中を再現していただけませんかー!ぜひとも!ぜひとも!(ゴンゴンゴン!頭がデスクにぶつかる音!)」
蘭丸(心亜)
「ラジオ放送で、よろしいのでしょうか?オカやん様?」
オカやん
「んんんん~。先ほども言いましたが、中学生も聞いていますので、あまりに直接的な表現は、抑えめにお願いしますね。」
亜美
「えーっ!私は、ありのまま聞きたいですー!」
オカやん
「だめっ!亜美ちゃん!暴走しないで!
では、蘭丸さん、柔らかめでお願いします。」
蘭丸(心亜)
「はい。では、柔らかめでお話させていただきましょう。
あれは、天正10年2月よりの甲州征伐の時のことでございます。くしくも、本能寺の変がその年の5月の末の事でしたので、その直前の時期になります。残すは四国の長曾我部軍と中国の毛利軍を制すれば、殿の夢見た天下統一が成しえる状況で、殿が参加された最後の大きな戦になります。
軍議を終え、疲れた顔の殿に床に呼ばれました。
「蘭、ご苦労であった。いよいよ、天下統一が具体的に見えてきたのう。これから、武田、毛利、長曾我部を征するまで、気が休まるときは無いのう。今宵は、そんなことを忘れさせてくれぬか・・・」
と、はにかむ殿は、家臣の前の殿とは全く別人でした。ルイス・フロイスが記すよう、どちらかというと華奢な身体つきの殿は鎧兜を脱ぐと、拙者が言うのはおかしい話ですが、49歳の壮年というよりは、可愛らしい少年の様でした。
「御意に。では、殿、今宵はいかがいたしましょう。」
「殿なんて呼ばず、今宵も「ノブ」と呼んで欲しい・・・。いつものように、優しくして・・・。」
「では、ノブ、着物を脱いで、こっちにおいで。」
と布団に誘いました。」
亜美
「・・・・・(じゅるじゅるじゅるじゅる)・・・・・。」
蘭丸(心亜)
「ノブ、明日の朝は、ゆるりとできますので、今宵は寝かせませぬぞ。」
こくりとうなずく殿。拙者の腕に顔をうずめ、下から見上げてくる殿。目が潤んでいました・・・。拙者は、殿の六尺褌をゆっくりとほどき、殿の中央に手を添わせます。
「今日のノブは、以前、頂いた業物「不動行光」のように、黒光りし、反り返っておりますね・・・」
「うん、はずかしい・・・(目線を下に沿させて、小さく震えています)」
「あの時、ノブは、「不動行光の菊模様の花弁の数を言い当てたものに、褒美としてこの刀をやろう」と言ってましたね。」
「うん・・・・。あの頃の蘭も素敵だったけど、今の蘭はもっと素敵・・・」
「あの時、他の小姓たちが、花弁の数をあてずっぽうで答える中、私一人が黙っていることに、ノブが「なぜ、答えぬのだ?」と聞かれましたね。」
「うん、蘭が「既に数を知っていますので。」と答えたその時の態度に感心して、愛刀「不動行光」を蘭に渡したんだったね・・・。」
「今なら、ノブの花弁の数も言えるよ。」
「いやん!恥ずかしい・・・。でも、蘭が知っていてくれて嬉しい・・・」
と殿は拙者に、強くしがみついてきました。」
亜美
「はあはあはあはあ・・・・・(た、たまらないわ…生の戦国BLの破壊力!恐ろしや・・・)」
蘭丸(心亜)
「優しく、時間をかけて殿を介抱していきました。徐々に殿の息遣いが荒くなってきました。
「さて、ノブ、今日はどうして欲しい?」
「ら、蘭の得意な長槍で、わしの五木木瓜(織田木瓜の別名)を後ろから・・・。優しく貫いて欲しいの・・・。」
「御意!いきますよ・・・。」
「はうっ!」
殿は、のけぞり、小さな叫び声を上げます。
「ノブ、大丈夫かい?」
「うん、大丈夫・・・。久しぶりなのと、蘭の長槍、また一段を太くなったんじゃない・・・」
「そんな事・・・、ノブがいつになく可愛いから、槍も頑張ってるのでしょう・・・」
殿は、翁声が出ないよう、布団の端を咥え、小刻みに痙攣しながら、必死に快楽に耐えています・・・。」
オカやん
「ちょちょちょちょっと、蘭丸さん。それくらいにしておいてもらって・・・。」
亜美
「えー、なんでオカやん止めるのよ~!今、1億のリスナー敵にまわしましたよ~!蘭様、続き!続き~!」
オカやん
「いや、今日はこれぐらいで。ありがとうございました。続きは、亜美ちゃんから、個人的に依頼があれば、その時にお願いします。」
蘭丸(心亜)
「では、今宵はこれくらいで終わっておきましょう。最後は別として、皆様に本当の殿の素顔を少しでも知っていただけていれば、本望でございます。後程、心亜殿にも拙者から御礼つかまつった旨、お伝えください。本日は、お呼びいただきありがとうございました。」
真実社長
「では、これでお帰り頂いてよろしいですか?」
亜美
「いや~!まだまだ聞きたい~!」
オカやん
「亜美ちゃん!うるさいよ~!蘭丸さん、真実社長ありがとうございました。大変貴重な体験させていただきました。改めて本当にありがとうございました。」
真実社長
「では、鐘の音が鳴りましたら、蘭丸様はお帰り下さい。今日は、現世にご足労頂きありがとうございました。(チーン)」
亜美
「あ、あああああああ~、蘭様~続き~・・・・」
心亜
「(大きく背伸びをして)ふわあああああ。終わりました?今日はどうでした?(泣いてる亜美を見て)な、何があったんですか?」
真実社長
「心亜ちゃん、お疲れ様でした。亜美さんのことは気にしなくていいから。」
亜美
「蘭様~!蘭様~・・・・・・!」
オカやん
「はい、心亜ちゃんお疲れ様でした~!蘭丸さん、なかなか良いインタビューできましたよー。リスナーからのネットの反応も上々でした。オカやんも初めて見る降霊にドキドキしちゃいましたよ~!」
心亜
「そうですか。それは良かったです!結構、体力使いましたね~。ハードな降霊だったのかな?さて、次、続けて呼びますか?」
オカやん
「はい、心亜ちゃんと真実社長が良ければ、時間もありますので、次へ進みましょう!はい、亜美ちゃん、しゃんとして!次いくよ~。準備は、大丈夫?」
亜美
「(鼻水、ズルズルズル~とすする音)ひゃい(はい)。にゃいてても(泣いてても)蘭様が帰ってくる訳じゃないので、二人目行きましょーう!
リスナーさんからのリクエストで信長様に続いて2位だったのは坂本龍馬さんでしたが、龍馬さんも呼ばれすぎて・・・、って話だったので、高知出身の私が龍馬さんの代わりに選んだ、土佐藩出身のスーパースター!「板垣死すとも自由は死せず!」の名言で有名な「自由民権運動の父」こと「板垣退助」閣下でーす!」
真実社長
「はい、「板垣退助」、いい選択だと思います。「憲政の父!」そして「国会を創った男!」彼無しには、今の日本は無い!といわれる代表的な幕末から明治時代の偉人の一人ですね。
坂本竜馬と同じく土佐藩出身の有名人ですので好物はきっと高地を代表する料理と言えばこれ!「皿鉢料理」を用意しました。土佐出身で皿鉢料理好きでない人は絶対いないのでまず間違いないと思います。
では、降霊始めます。」
亜美
「よろしくお願いします。(実況風に)改めて、心亜ちゃんの前に、蝋燭が建てられ、皿鉢料理と醤油皿とお箸が置かれました。スタジオの照明が少し落とされ、真実社長が心亜ちゃんに再び呪文かお経のようなものを語りかけています。
催眠術のトランス状態のように、心亜ちゃんの状態が前後に揺れています。
真実社長の語り掛けに合わせて、心亜ちゃんが皿鉢料理を一切れ、また一切れと口に運んで行っています。美味しそうですねー。新鮮な海の幸をバクバクと口に運んでいます・・・・。先ほどの蘭様の時と同様に、なにやら、スタジオの照明が点滅しはじめ、パシッ!パシッ!というラップ音が響いています。
リスナーの皆さんにも聞こえていますかー?
あっ!心亜ちゃんの身体の動きが止まりました。」
真実社長
「はい、降りました。何でも聞いていってください。」
亜美
「はい、「板垣退助」閣下ですか?」
板垣(心亜)
「あぁ、「板垣退助」ぜよ。久しぶりに閣下と呼ばれたのう。今日は、いったい何の用じゃ?久しぶりに皿鉢料理たらふく食べさせてもらった礼として、暫しお付き合いするぜよ。」
亜美
「はい、ありがとうございます。「閣下」の事は何とお呼びすればよいのでしょうか?「閣下」でよろしいですか?」
板垣(心亜)
「それで構わんぜよ。「乾」でも「板垣」でも好きに読んでくれたらいいじゃきに。」
亜美
「そうですね。閣下の時代は、皆さん幼少期から、何度も名前や苗字が変わりますので、ここは閣下の功績に尊敬の念を込めて、閣下と呼ばせていただきますねー。
ラジオリスナーの中には、閣下の事よく知らない、若い子もいますので、簡単に自己紹介お願いしてよろしいですかー。」
板垣(心亜)
「名字については、土佐藩上士の乾正成の長男として生まれ、遠い先祖が武田家の家臣「武田二十四将」の一人、板垣信方であり1868年の土佐迅衛隊の甲府で新選組を中心とする幕府軍との戦いの際、「幕府の圧政に範囲を抱く領民には武田当時の時代を懐かしむ者も多い。そこで武田二十四将」の板垣信方になぞらえ「板垣」性にしてはどうだ」との岩倉具視氏の勧めで「板垣」に改正した流れがあるんじゃい。
倒幕活動から戊辰戦争までは、指揮官として戦い、明治政府の中心に迎えられたぜよ。しかし、岩倉具視氏などの穏健派に「征韓論」を反故にされ、西郷と共に下野し、600名あまりの官僚と辞職し、政府主導の政策決定から、民衆の意見を取り入れる議会政治を目指して、土佐に戻り自由民権運動を起こしたんぜよ。
「国会の開設」、「憲法の制定」、「不平等条約の改正」などを全国を行脚して要求し、自由党を結成したんぜよ。
今の若い子は、教科書の中くらいしか、わしのことを知らんじゃろうが、昔は100円札の顔でその時の表記が「板垣退助」じゃった。だから、今は「乾」で呼ぶものはほとんどおらんきに。札の顔から降りてからは、なかなか、今の世の中では、わしのことを取り上げる事もないじゃろな。」
亜美
「いえいえいえいえ、閣下は今でも、スーパースターですよ!今の日本が、独裁でなく、「議会制民主主義」が成り立っているのは、閣下の活躍無しにありえませんでしたよー!自信持ってくださいねー!」
板垣(心亜)
「しかしのう、高知県での地元出身者のイメージアンケートをとると、わしなんかもう下の方じゃきに・・・。小学生、中学生のアンケート調査で、龍馬と中岡慎太郎、ジョン万次郎に負けるのは仕方ない・・・。現役世代では、広末涼子、西川きよし、間寛平に負けるのも仕方ない・・・。しかし、円広志に負けたのは、ちょっとばかし悔しかったぜよ・・・・。せめて、札に顔が残っておればなぁ、と思ったもんじゃい。」
亜美
「閣下・・・・。円さんに・・・。まあ、円さんも素晴らしい芸能人ですから。私の中では、いつだって閣下が一番ですよー!今、日本で閣下と呼ばれるのは、閣下とデーモン小暮閣下ぐらいですから。
あと、坂本龍馬や武市半平太なんかと親戚だってこととか、みんな知ってくれれば、もっと閣下の認知度も上がりますよ~!元気出してくださいよ~!」
板垣(心亜)
「他人の人気に便乗してもなぁ・・・。(うつむいて、黙り込んでしまう)」
亜美
「(うわぁぁぁぁ、黙りこくっちゃったよ!どう進めりゃいいの?)かっ、閣下!閣下には、若い女の子に響く、あの伝説のエピソードがあるじゃないですか!」
板垣(心亜)
「(ゆっくりと顔を上げて)・・・?」
亜美
「ほれ、若い女の子大好きな、「ルイ・ヴィトン」ですよ!「ルイ・ヴィトン!」
閣下が、イギリス・フランスに外遊にいかれた時に買った、ルイ・ヴィトンのトランク!現在、高知市立自由民権記念館の展示されてる閣下のトランクって、日本に現存する最古のルイ・ヴィトンじゃないですか!明治時代にヴィトン買うって、ファッションリーダーじゃないですか!
それと、閣下の肖像って髭生やしてからのものが主に使われてますけど、若い時の写真使えば、「超~イケメ~ン!」ってJCやJKに大人気ですよ!
閣下の若い時は、幕末から、明治の偉人の中で一番のイケメンですよ~!」
板垣(心亜)
「そこまで言ってくれると、悪い気はせんもんじゃのう。亜美殿のおかげで、少し元気が出て来たきに。」
亜美
「えぇ、えぇ、元気出しちゃってください!お酒はないですけど、まだ皿鉢料理も残ってますし、ガンガン食べて元気出しちゃってくださいよー!」
板垣(心亜)
「そうじゃのう、せっかくなので、いただくことにするぜよ(ぱくぱくぱく)。」
亜美
「そうですよ!しっかり食べて、元気出してください!閣下は、生まれたばかりの近代日本を支え、議会制民主主義の礎を創ったすごい人なんですから~!
大政奉還や征韓論なんか、今考えたら閣下の考えの方が絶対正しいです!帝国議会開設後の大隈重信さんとの隈板内角もタイミングがよければ、長期政権化していたでしょうし、激動の時代に閣下が苦労された事は、すごく想像がつきますよ~。
政界引退後の「華族の世襲禁止」や「台湾同化会の設立」もすごいですし、閣下の「大アジア思想」は後の、アジアの欧米からの独立の礎になっていますよねー!」
板垣(心亜)
「そうなんぜよ。国会開設のころ嬉しかったのは、伊藤(博文)公が、
「板垣は、国会開設の主唱者なり。余(伊藤)は憲法の立案者なり。然りして立憲政治の責任は、繋りて板垣と余(伊藤)とに在り」
と言ってくれたことじゃったのう。わしへの最大限の賛辞じゃった。
当時、時代の流れと当時の政治家としてできることが乖離しすぎとったんじゃい。しかし、あの時は、あれが精一杯で、ベストではなくベターを選択するしかなかったところが、悔いが残るところじゃきに。」
亜美
「いや~、閣下あっての明治時代ですよ!ただ、閣下、申し訳ございませんが、残り時間が少なくなってきました。閣下の偉業は何時間あっても伝えきれませんので、リスナーの皆さんからは、やはり閣下のあの名言の真実についての質問が多く来ています。あまり、話したくないことかもしれませんが、よろしいですか?」
板垣(心亜)
「ついに、来てしまったかのう・・・。亜美殿の思うよう進めてもらって構わんぜよ。」
亜美
「閣下、ありがとうございます。では、ラジオネーム「僕の中のガッキーは「板垣」閣下!」君、19歳、歴史選考で将来「歴史の教師」を目指す大学生からです。
「閣下、こんばんわ。今日は、大変ためになるお話が聞けて良かったです。閣下と言えばやはり、「岐阜遭難事件」の「板垣死すとも自由は死せず。」の名言ですが、現在でもいろいろと解釈がありますが実際にはどうだったのでしょうか?また、後に閣下は、その時の犯人の犯人の相原に対して助命嘆願を出されていますが、その時の気持ちを聞かせて欲しいと思います。閣下には安心してみていられる日本になるよう、歴史を学び、それを将来子供たちに伝えていきたいと思います。安らかにお眠りください。」
というメールです。閣下、よろしいですか?」
板垣(心亜)
「やっぱり、最後は、これなんじゃなぁ。不本意ながら、「板垣死すとも自由は死せず。」のくだりは、新聞社の完全なる創作じゃき、わし本人の発言じゃないんじゃい。当時の報知新聞の記者が書いた記事をきっかけに、大阪朝日新聞が拡散し、後には、雑誌や歴史文献、舞台や映画まで、その言葉が独り歩きしていったのが事実じゃきに・・・。
いうなれば、1976年のニューヨークMSGでの「スタンハンセンのブルーノサンマルチノ首折り事件」みたいなもんじゃき。みんな、マスコミ報道を見て、スタンハンセンのウエスタンラリアットでブルーノサンマルチノの首が折れたと思いこんどったようにのう。
実際には、ハンセンの技がすっぽ抜けた結果の事故じゃったのが、ブルーノサンマルチノの若きスタンハンセンへの心づかいから事実は隠蔽され、、事実誤認の情報が拡散してしまった事例と同じぜよ。今は真実が語られて、ブルーノサンマルチノの美談となっておる点は羨ましいぜよ。
わしの「岐阜遭難事件」は、恥ずかしながら、わし自身、その後の自由民権運動浸透の為、利用してきたっちゅう引け目もあるもんで、偉そうに言えたもんじゃないきに・・・。」
オカやん
「えっ?閣下、ハンセンの首折り事件って、そんなことまでご存じなんですか~!?ましてや、誤報だったことまで!」
亜美
「オカやん、閣下の相撲好きは有名なんですよ~!自宅に相撲道場を造ったり、土佐出身の力士の谷町やったりしてたんですよねー!
なんと、国技館は閣下が名付け親でーす!そんな閣下ですから、格闘技として、プロレスがお好きでもおかしくないですよー!」
板垣(心亜)
「亜美殿、よくご存じで。生前は、格闘技と言えば相撲くらいしか無かったんじゃが、死んだあとは、大東亜戦争の後、わしの提唱した「大アジア思想」の東洋民族が身体一つを武器にして、アメリカで白人レスラーと闘い、そして勝つプロレスの試合はお気に入りだったぜよ!
日本、そしてかつての朝鮮半島出身のレスラーたちが、アメリカで活躍するのをあの世からずっと応援しておったもんじゃい!
力道山、馬場、タイガー戸口、グレートカブキの活躍には、ワクワクしたもんじゃわい!」
亜美
「そうなんですねー。閣下の相撲好きは、格闘技全般の日本人そしてアジアのアスリートの応援に繋がってたんですねー!さすが、グローバル視点の閣下ですねー。ちょっと横道にそれちゃいましたけど、ところで、閣下、例の閣下の発言ですが、実際はどうだったんですか~。私も、閣下が、犯人の相原に刺されたのち、側近の人や新聞記者の前で「板垣死すとも自由は死せず」と語られたと思っていましたが、違うんですかー?」
板垣(心亜)
「恥を忍んで、事実を申すと、刺されてすぐに、そんなかっこいいこと咄嗟には出て来んじゃろ。
あの時は、遊説続きでわしの疲れもピークじゃったきに、医者の後藤がいつも同行してくれとったんじゃい。その日の演説を終え、わしは、スタッフを残し先に休ませてもらおうと、会場をひとりで出た際に、相原に襲われたんじゃい。そりゃ、刺されて痛いわ、驚いたわで咄嗟に出てきた言葉は、
「痛ーわ!!いったいなんぜよ!!わぁぁぁぁ、血ー噴き出しとるぜよ!後藤!後藤!何とかしてくれー!」
だったぜよ。幸い、現場には、わしと相原しかおらず、わしの叫びを聞いて、側近たちが、相原を取り押さえ、後藤をわしのところに呼び、すぐに治療してくれたんじゃき、「板垣死すとも何とかカンとか」とか後藤が言ったとされる「閣下、御本懐でござりましょう。」なんて言ったのは、側近の取り繕いと、部数を上げたいだけの新聞屋のでまかせぜよ。
土佐藩士としての誇りと自由民権運動の権威のために創られた作文じゃきに・・・・。亜美殿、がっかりされたか・・・。」
亜美
「いや、そんなこと全然ないです。そんな一言で、閣下の存在と偉業は1ミリも揺らぎませんよー。」
板垣(心亜)
「事実をわしの口から言えて、ほっとしたきに・・・。ずっと、心残りじゃった話じゃったからのう・・・。
あと、リスナーの質問にあった、相原への減刑嘆願書は、相原には「相原なりの国と国民を思う気持ちがあった」じゃろうから、個人に対しての恨みは持ってなかったぜよ。それよりも、当時、議員を辞めて一民間人じゃった、わしに対する事件として、相原を政治犯に対する恩赦が使えんかったところを、「「国会開設」という国家に対する事件及び罪」として、相原に恩赦をかけてくださった、時の明治大帝の心づかいに感謝したぜよ。
相原も出所ののち、心を入れ替え、国民の為に活動したことが救いじゃのう。最後は、事件なのか事故なのかわからぬ形で、命を落としたことは残念じゃったぜよ・・・。」
亜美
「そうだったんですか、閣下。話しにくいことを、しっかりとお話しいただきありがとうございました。本当にありがとうございます。さて、お時間が残りわずかになりましたので、最後に閣下から、現在の日本人に向けてお言葉を頂けたらともいます。」
板垣(心亜)
「今日は、令和の日本人各位に向けて、話せる機会を持たせていただいたことに感謝するぜよ。わしらの時代、日本を良い方向に変えていくのに、皆必死じゃった。
その後、わしら志士と呼ばれたものの中にも、恥ずかしながら「金もうけに走ったもの」、「権力のとりこになったもの」いろいろおったが、最後の最後まで、自らの命を懸けて、神州日ノ本、日本の為に尽くしたものがおったという事を心のどこかに持っておって欲しい。それだけぜよ・・・。」
オカやん
「板垣閣下、今日は大変良いお話ありがとうございました。、ラジオネーム「僕の中のガッキーは「板垣」閣下!」君、19歳、歴史選考で将来歴史の教師を目指す大学生のように、閣下たち現代日本の礎と作ってくださった方々への尊敬の念と日本人としての誇りを引き継いでいく若者が存在しています。天の上から、見守ってやってください。本当に今日はありがとうございました・・・。」
真実社長
「では、鐘の音が鳴りましたら、板垣様はお帰り下さい。今日は、現世にご足労頂きありがとうございました。(チーン)」
心亜
「(大きく背伸びをして)ふわあああああ。終わりました?板垣さんはどうでした?おもしろい話聞けましたか?何か、おなかいっぱいなんですけど・・・(目の前の大皿が空になっているのを見て)えっ、えぇぇぇぇぇlこれ全部食べたんですか~!?4、5人前あったはずじゃないですかー!また、太っちゃいますよ~。」
真実社長
「心亜ちゃん、ごめんな。板垣さんの機嫌を取るのに、ついつい・・・。」
心亜
「そんなぁ・・・・。責任持って、止めてくださいよ・・・・。」
オカやん
「ごめんね、心亜ちゃん。真実社長を攻めないでねー。うちの亜美ちゃんが食事を勧めちゃったんでねー。でも、心亜ちゃんのおかげで、すごくいい話が聞けたんよー。ありがとうねー。
今回初の試みでうまくいくのか心配やったんやけどー、ひとまずは合格点の番組になったと思いまーす。リスナーの皆さんは、いかがでしたかー?ネットを通じて、再度、「心亜ちゃんに来て欲しい!」って意見多かったですよー!また、会えるかな~!?
さて、最後に真実社長からお願いします。」
真実社長
「本日は、森蘭丸さんと板垣退助さんの降霊の生中継でしたがいかがだったでしょうか?オフィスJKイタコでは、個人、グループ問わず、降霊の依頼を受け付けています。
頼んでみたい、興味を持ったという方は、インターネット検索サイトから、「JKイタコドットコム」から、検索していただき、注意事項、降霊メニューと価格表をご確認の上、ご連絡いただきたいと思います。
またの、皆様との再会を心亜と共に楽しみにしています。
今日は、ありがとうございました。」
オカやん
「はい、真実社長、心亜ちゃん、今日は本当にありがとうございました。
亜美ちゃんも、蘭丸さんの最後どうなることかと思ったけど、最後までおつかれさまでしたー。」
さて、今週は、とんでも無い終わり方になってしまいましたが、今週の全体の一言は、「人は見かけによらぬもの!聞いてみなくちゃわからない!」、「百聞は一見に如かず!」です!なんか、まとまりのない終わり方でごめんね~!結構好評だったみたいなので、またいつか、心亜ちゃんと真実社長には来ていただきたいと思いまーす!
では、来週もリスナーの皆さんからのオカルト情報待ってまーす。「下ネタは控えてくださいねー!」
さて、時間が無くなりました。番組では、皆さんの「不思議体験」、「恐ろしい体験」を引き続き募集しています!これに懲りず、リスナーの皆さんからの投稿、番組ホームページのメールアドレスまで!お待ちしてまーす!では、また来週!
今回は、「イタコによる歴史上の事実を再確認」という逆IFものの話題でした。
いかがでしたか?
過去に、別作家に提供し、あまり日の目を見なかった「JKイタコの心亜ちゃんシリーズ」のプロットから、希望があった2人をピックアップしてみました。
森蘭丸の話は、本格的なBLシナリオもあったのですが、今回は大人の事情で柔らかめの話で済ませています(笑)
作中のオカやんと違い、赤井は下ネタ大好きなので、いつか、そのジャンルに依頼が来ることを楽しみにしています。
(本当は、栗田武夫は松岡洋右を書きたかったのですが、スタッフから「みんなよう知らん人はダメ!」といわれ、お蔵入りになってしまっています。吉田茂と福沢諭吉は機会があれば、そのうちに公開したいですね)
いつも、予定のページをオーバーするので、描き足りないエピソードが残っているので、そのうち、今回の2人は個別に書いてみたいと思います。
それでも、今回取材して、イタコ業って面白いですね。退行催眠と同じくらい身近なオカルト体験ですね。
では、またその話は、あらためて。
赤井は、UFO、UMA、幽霊、超能力、超常現象、謎の都市伝説、何でも皆さんの「不思議」や「謎」に対して、常に前向きに向き合っていきます。
基本は、「ゴーストライター(笑)」が仕事の赤井ですので、不定期(仕事がない時・・・(泣))の執筆になります。
皆さんから、いただいた希望のジャンルと、うちのスタッフの指令(命令!?)で毎回、書くことは決めています。
皆さんで、「こんな話読んでみたい。」とか「こんな事象を取り上げてみて欲しい。」とか「こんな経験したんだけど。」ということがありましたら、
akai_tsubasa@yahoo.co.jp
で受け付けています。
赤井はSNSやらない時代遅れの人なので、すいません。
あと、営業になりますが、元々は、「政治」、「経済」、「ミリタリー系」、「バイク」、「旅」の話題の物書きです。小説ではなく、「原案提案」や「プロット作成」も受けていますので、何か、「行き詰ってる方」、「新ジャンルに挑戦したい」という作家さん、漫画家さん、シナリオライターさん、脚本家さんの依頼もお待ちしています!あと、「経済、経営、法学」系の卒論、理系就活生の「特許・実用新案」作成のお手伝いも受け付けています(笑)。ゴーストライター案件は、絶対秘密厳守でやっておりますので、ご安心を!
今後とも、よろしくお願いします。