エピローグ
つかれたもぉぉぉぉぉん
犬森「フォーーーーーーーー」
ドンッ、ドンッ、バンッ、ゴンッ、ドン、ボギッ
あの日から数日経ったが犬森は例の出来事を毎日のように夢で見ている。その度に怒りがぶり返し台パンを繰り返す日々であった。
早く記憶から消し去るために今村と同じ名前であるユウキからムキに変えたりゲームに打ち込んだりしてみたが…
「ダメです」
この一言が犬森のトラウマを引き起こす。ここまで過度なストレスがたまる生活をしてると常人は廃人にでもなりそうなものだが犬森は逆境の中で魂を燃やし続けていた。
あの事件以降、一つの信念が生まれたのだ。それは…
「自分の幸福よりも他人の幸福を生ませない」
という狂気に満ちたものであった。
具体的に言うと犬森はカップルが誕生するのを防ごうというのだ。その方法は最近打ち込んでいたゲームから得た。
犬森「このチャットの機能を使って無差別にネカマをかけてやるフォ。そして2度と恋愛ができないくらいのトラウマを植え付けてやるフォ。カップルを0にしてやるフォ。アメリカンドリームだフォー。とりあえず名前は憎きヒナノで……」
あとがき(本編)
ハッピーエンドは嫌いなんですよね、現実味がないから
フォーーーーー