迫真第一章 犬森ユウキの追想
東北に行った描写からハジマルヨ
ここはF県のとあるホテル。課外授業で東北に来て1日目の日程が終了。犬森は地元高校との合同授業のことを思い出していた。
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「もうさぁ、まじさぁ、他校の奴らに会うなんてダルいんだけどぉぉ」
彼は基本的に人と関わることがない。誇り高き一匹狼である。
そんな彼にとって見ず知らずの人達との馴れ合いは余計苦痛だった。
しかし、犬森は斜め前の席に座っている女子に目を奪われてしまった。
犬森「じーーーーーーーーーーー」
女子「……」
犬森「じーーーーーーーーーーー」
女子「あ、あの……」
犬森「ん?」
女子「さっきから視線が…」
犬森「で?」
女子「え…」
犬森「あんさぁ、これは俺の考えなんやけど」
女子「……?」
犬森「目が合うってことは君も俺に気があるんじゃね?ブァッハッハッハッ」
女子「……」
最悪の滑り出しであった。
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「フォーーーーーーーーーー」
彼は今日出会った彼女のことで興奮していた。
「結局、彼女の名前聞けなかったンゴ。まぁニオイは覚えたンゴ、ブァッハッハッハッ。まぁ、明日も会えるし楽しみだフォーーーーーー」
フォーーーーーーーーーーーーーーー