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母の愛

「お父様、レーナお母様、それでは、クセルレイに戻りますね。お二人共、どうかお元気で」


 お父さんの手を取り、別れの挨拶を告げる。


 ゴツゴツとした岩のように固く、無骨な手……これまでどれだけ多くの戦いに駆り出され、苦難を乗り越えてきたのか想像に難くない。


 自然と、その手を自分の頬に当てた。


 ありがとう、お父さん。生きててくれて……。


 喉の奥が熱くなり、声が出ない。自然と涙が溢れてきた。


「リリーナ……こうして再び君の無事な姿が見られて、僕達は幸せ者だ。たまには顔を見せてくれるかい? 君に聞かせてあげたい話が、まだまだ沢山あるんだ」

「うっ、うん……リュミエールお母様の話も……もっと、聞かせてくださいね」

「勿論だとも。夏になったら、彼女が眠る場所へ案内するよ」

「ありがとう……ございます、お父様……」


 そっと、お父さんの手を離すと、レーナお母さんがハンカチで涙を拭ってくれた。


「ふふ、リリーナ、私達は貴女の事を本当に大事に思ってます。それだけは、どうか忘れないでいてくださいね」

「はい……レーナお母様。こうして旅立って……しまうけど……忘れません」


 お父さん、お母さん……もっと、もっと一緒に居られたら……。


 募る想いで胸が熱くなり、再び涙が溢れていく。レーナお母さんの手を取り、ギュッと抱きしめる。

 しばらく、涙が枯れるほど立ち止まり泣き続けた。


「リリーナ、そろそろ皆が待っている。愛する私達の娘に、この先、幸あらん事を、ここで祈っているよ」

「お二人とも、息災でいてくださいね。必ず、遊びに来ますから」

「ああ、楽しみにしているよ。さぁ、お行きなさい」


 レーナお母さんの手が名残おしく感じ、なかなか放せないでいた。


 頭で分かっているけど、心はまだ……二人を感じていたいのだ。


「リリス、行くぞ」


 ジークの言葉に、ピクリと耳が動く。


 スッと、レーナお母さんの手が抜け、遠ざかる様子を視線で追った。


 自分の居場所はもうここじゃない……んだよね……。


 寂しいような、悲しいような気持ちで、胸が張り裂けそうだ。


「皆、其方の帰りを待っておる。ここへは、何度でも来られよう」


 いつの間にかジークが側に現れ、両肩に手を乗せ優しい口調で言葉を掛ける。


 こっ、こういう時は、妙に慣れているというか……優しくて……ずるい……。


「行く! 行くから! もう、分かった!」


 お父さんと、お母さんに挨拶をしてから、ドラゴンへ変身し、その場を後にした。


「リっ、リリーナ? レーナ、リリーナが!」

「ツノは飾りじゃなかったのね。さすが、リュミエールの子ですわ」


 お約束の竜化した自分の姿に対する反応を耳にしながら、振り向かずにクセルレイを目指した。




 ――クセルレイを目指し移動している間、テレッチアでの出来事が思い返される。


 テレッチアの王都での戦いは、異形の者を討伐し王城を占拠した事で終局した。

 ジークの言いつけ通りに、ドリルガルドの騎士団は全員無傷で、完全勝利したと言って良いかもしれない。


 マッテンさん、エドランさんによる王城内の調査で、王族やそれに与した貴族達の残虐な行いや横領に関する証拠を大量に入手。


 軍や騎士団に証拠の一部を示した事で、彼らは全面降伏を申し入れて来たので、ボーマンさん率いる南方反乱軍へ引き渡し、統合軍としてテレッチアの復興を行なうそうだ。


 お父さんとお母さんも、ボーマンさん達を手伝うと言っていたけど、正直、もう無理をして欲しくない。


 それだけは、ちゃんと二人に伝え、金ポーションを沢山渡しておいた。クセルレイの王様みたいに、ハッスルしちゃったら……妹か弟が……。


 それは、それで喜ばしい事なので、ちょっと期待。


 そうそう、ジークとイシュタルが理の扉を破壊しようとした際に、無謀にも反抗した人達がいたそうだ。


 戦争中に王様と宰相、王妃の姿が消え、今もどこにいるか分からない。


 ジークが言うには、抵抗してきたのはやたら偉そうに喋る男二人だったとか。確かではないけど、王様と宰相じゃないかな? そして、ジークに傷つけた転生者の女は王妃では……。


 もう済んだ事なので、これ以上は追求する気もないので、思考を切った。


(ジーク! あれ、あの街、ミンツだよ! あれ、なんで森がこんなに街の近くに?……あれれれ、家、通り過ぎた?)

(ふむ、森が活性化しているようじゃ。少し焼き払うか?)

(うーん、今はやめておこうか。街まで燃えちゃいそうだし)

(うむ)


 絶望の大森林の成長は、宿題として置いておく事にして、王都に向かうため身体を右へ傾けた。


(真祖様! 竜姫様! あちらが、クセルレイ王都ですか?)

(そうみたい……前にいた時よりも、街が大きくなってるかも……)

(ふむ、我には同じようにしか見えぬが。気のせいではないか?)

(そうそう、テレッチアみたいに、ドラゴンの状態で入っちゃダメだから! 皆、あっちの森で変身を解いて、服を着てからだよ!)


 ジークが、凄い勢いで王都に直進しようとしたので、言葉を投げつけ制止させる。結界ごとブチ破って侵入したら、大事になっていたに違いない……。


(はい、龍姫様!)


 ユユさんが、楽しそうに言葉を返してくれたので、他の人達も問題ないだろう。


 ジークに先頭を飛ばせないように、前に躍り出て、皆を率いて王都上空を横切り、王城の後ろに広がる森の中へ着地した。


 後ろを振り返ると、王都から鐘が乱打される音が聞こえてくる。


 あっちゃー、もしかして自分のせいかな……。


 クセルレイに同行してくれたのは、ファファさん、キキさん、ユユさんの三司祭と三十人のドラゴニア人の騎士だ。


 王都の上を巨大なドラゴンが一瞬通過した訳で……騒ぎにならない筈がない。


「其方は、そそっかしいのぅ。これでは、意味がないのじゃ」


 男性の姿に変身したジークが、呆れ顔で自分に視線を向けている。


 ジークにそれを言われたくないのだが!


 今回は、流石に反論の余地がない……。


 くっ、悔しい……。


 プイッっと顔を背け、皆の先頭に立ち王城へと向かう。


 ガゴーン、ガゴーン、ガゴーン


 王都の城門に近づくと、鐘の音がかなりうるさく響く。


 当然、兵士の人達は警戒を高めているのだろう。門は硬く閉じられている。


「どうするのじゃ? これをこじ開ければ良いのか? ん?」

「いや、流石にそれはまずいかな。ちょっと呼びかけてみるから、待っててよ」


 ジーク達にその場で止まってもらい、城門へ駆け寄り上の方に向かって声を上げた。


「すいませーん! 王様と王妃様に、リリスが戻ったとお伝え頂けますかー! 白銀の竜もいまーす! 早く開けてくれないと、暴れちゃうかもしれませーん!」


 城壁の上が、複数人の人の声が聞こえ、ザワザワし始める。


「その方、ちと言い方が酷くはないか? 我は暴れるつもりはないぞ?」

「いや、ちょっと驚かせないと、伝わんないかなと……」

「ふむー、そうじゃのぅ。うむ、あまりに遅いようであれば、其方の指示で動くのも悪くはない。望み通り、暴れてみせよう!」

「いやいやいやいや、例えだから、本気にしちゃダメだって」


 口の端を上げ、笑顔を見せるジーク……。


 完全に自分で遊んでるよね? ねぇ!


「なんじゃ? 我の、この雄の面に見惚れたか? くくく」

「なっ! 何言ってんの!」


 ジークの思いがけない言葉に、バッと視線を外す。


 一瞬、見つめていた自分に恥ずかしさを感じ、頬が紅潮していた。


 なんなん? この展開……こんなに手玉に取られるものなのか……。


 ジークがやたら甘い絡みをしてくる事に、戸惑いが隠せなかった。


「リリス様! しばらく、しばらくお待ちください。現在、確認を行なっております!」


 城壁の上から、男の声が聞こえてくる。


「どう? 通じたっぽいよ」

「やるではないか、上出来じゃ。この姿で来るのは初めてじゃな。しっかり、我を案内するのじゃぞ。まずは、上等に料理の美味いところへ案内せよ」

「最初は、王城に行くよ。ここに住むんだから、いつでも街に行けるし。料理は逃げないよ」

「仕方ないのぅ。今日は、其方に付き合ってやるのじゃ」


 ジークとたわいも無い会話をしている間に、城門が静かに開き出す。


 隙間から一台の馬車がすり抜け、自分達の側まで来て止まった。


 馬車の扉が開き、メイド服を着た女性が姿を現わす。逆光のせいで、女性の顔がハッキリと確認出来ないでいたが、背格好とこちらに歩み寄る姿勢で……直ぐに理解した。


「ニナ! ニナ! 戻って来たよ!」


 嬉しさの余り、自分から彼女に駆け寄り、そのままの勢いで腰を抱きしめた。


「リリス様、無事のご帰還、心よりお喜び申し上げます。本当に、ご無事で……」

「うん、ごめんね、帰るのが遅くなって。ニナも全然変わってなくて、安心したよ!」


 ニナの目に溜まる涙に、自分もつられて涙が込み上げてきた。


「ごめんね、ごめんね。心配かけて、ごめんね。もう、元気になったから、大丈夫だよ。また、側にいてね」

「はい、リリス様。あの時、私は何も出来ませんでした。今度は、必ずリリス様をお護りいたします」

「へへ、ありがとう、ニナ。でも、無理はしないでね。ニナがいなくなったら、悲しくなるから」


 頬から涙が止めどなく伝って来るけど、お構いなしに笑って見せた。


「リリス様の、美しいお顔が台無しでございます」


 ニナは、スカートからハンカチを取り出すと、優しく自分の頬と目元を拭ってくれた。


 今日は、あと何回泣くのかな……嬉しい気持ちで、胸がいっぱいだよ!


「リリス様、積もる話は沢山ございますが、王と王妃様が、リリス様の到着を心待ちにしております。王城にご案内しますので、どうぞ、馬車にお乗りください」

「ニナ、ちょっと問題が……あの馬……失神してない?」

「そっ、そんな……」


 もしかして……自分達のせいじゃ……。


「うむ、リリスも我もおるからのぅ」

「私達、ドラゴニア人は馬が怯えるので、馬車には乗れませんよ」

「ニナ、歩いて王城まで行くね。案内をお願いしてもいいかしら?」

「承知しました……リリス様、しばらくお会い出来なかった間に、色々とお変わりになられたのですね。以前のように、驚かされる日々になりそうです」


 このツノとか、ドラゴンになれちゃうとか……まぁ、凄い事だらけなんだよねぇ。何度ビックリさせちゃうか……予測できない。


「へへ、そうなるかも……ごめんね……」

「誤解をお招きして申し訳ございません。ただ、楽しく明るい日々が、また訪れると思いまして」

「もっと楽しい時間にしようね!」


 申し訳なさそうな顔を見せるニナの手を引き、ジークやファファさんを伴い王城へと歩いて行く事にした。




 ――北門から貴族のいる街区を横切り、王城の門の前まで辿り着く。


 途中で、料理を提供するお店はほとんどなかったので、ジークがふらふらと食べ歩く心配はなかった。


 ただ、城門からここまで、体格の良いドラゴニア人の騎士が整然と並んで行進したから、王都にいる人達がもの凄く怯えた目で見ていたのだ。


 もう目立つのは、どうにもならない!


 自分も堂々と胸を張って、歩く事にしたのだ。


 王城の門からは、すんなりと移動出来た。


 誰の人目にも触れず、懐かしさを感じる王城へ足を踏み入れる。


「こちらで、王妃様がお待ちです。他の皆様は、歓迎の宴をご用意しておりますので、ご案内いたします」


 吹き抜けの広間に辿り着くと、王城の侍従さんが側につき案内を始めた。


 母様達に早く会いたいので、案内を受け入れる。


「ジーク、ちょっと母様に挨拶したいから、先に行っててもらえるかな?」

「うむ、問題ない。この先に、良い匂いがするのじゃ。皆の者、馳走が待っておるぞ、それで良いな?」

「ご馳走ですか、真祖様! 私達も同席してよろしいのでしょうか?」

「当然であろう。我らは客人であるぞ。遠慮してはならぬのじゃ」

「さすが、真祖様です! ファファさん、キキさん、行きましょう!」


 これまで見たことないくらい、テンションを上げるユユさん。


 ファファさんとキキさんが呆れてるけど、彼女は全くそれを気にせず、ジークの後に続いて奥へと入って行った。


「それじゃ、母様のところへ案内して貰えますか?」


 ジークとドラゴニアの人達を見送り、母様達の待つ部屋へと向かった。


「リリス、無事に戻られて安心しましたよ。さぁ、さぁ、貴女のお顔をもっと見せてくださいな」


 部屋に入ると、直ぐにメルティナ母様に呼ばれる。


「ただ今、戻りました。ご心配をお掛けし、申し訳ございません。こうして傷も癒え、母様達の元へ辿り着くことが出来ました」


 ここ最近まで、かなり緩い空気の中で生活していたので、言葉使いや振る舞いが雑にならないように気を配らせる。


 油断すると、ボロが出そうで……母様達を前にしてちょっと緊張した。


「見ない間に成長しましたね。その頭の飾りはどうされたのですか?」


 今まで誰も突っ込みがなかったツノに、メルティナ母様が突っ込みを入れてくる。少し話すと長くなるので、掻い摘んで説明するしかない。


「実は、ジーク……あ、えっと、白銀の竜が血を分けて傷を治してくれたので、このようにツノが生えてきたのです。それと、ドラゴンにも姿が変えられるようになりました」


 恐る恐る上目で、母様達の様子を伺い見る……。


「「「まぁっ!」」」


 口元を扇子で覆い、驚きの声を上げる母様達。


 驚くのも無理はないので……「あははは……」と、戯けて笑って見せた。


「他に、別状はないのよね、リリス?」

「はい。他は、異常はございません」


 いや、あるけど言えない……発作でムラムラしちゃうなんて……言えるわけがない! 


 そうだ、ジークから発作を抑える方法を教えて貰ってない! 


 母様達に悟られる前に、絶対聞き出さないと……。


「以前よりも大人っぽくなりましたね。貴女の成長をこうして確認できる日が来て、嬉しいですわ。こちらでゆっくりお話を聞かせてちょうだいな」


 セレーヌ王妃様の手招きで、テーブル席へ移動し腰を降ろす。


 久しぶりの王城でのお茶に、喉を潤し、母様達と対面した。


 三人とも以前と変わりない姿で……むしろちょっとふっくらしているような……。


「あら、お気づきになられたかしら」

「ふふふ、リリスも淑女の勘が芽生えてますのね」

「リリス、私達は王の子を再び授かったのですよ」


 なっ、なるほどー! それはおめでたいですね!


 まぁ……スタミナポーション飲みまくってるみたいだったし……そうなるよね。


「ご懐妊、おめでとうございます、お母様」

「ありがとう、リリス。貴女のお陰で、こうして三人揃って新たな命を授かれたの。改めてお礼を言わせてちょうだい」


 三人とも深々と自分に頭を下げている。


「いや、あの、勿体無いお言葉です。私は、何もしてませんから」

「いいえ、貴女の力があったからこそですわ。遠慮しては、私達が困ってしまいますわ」


 バレンチナ母様の鋭い目が、更にキリッと鋭くなり、思わず顔を後ろに引いてしまった。


「おっ、お役に立てて何よりです……」


 ここは、無難な答えでやり過ごすに限る。


 お礼の言葉を、謙遜せずに受け取る事にした。


 その後は、三年とちょっとの間に、自分に起きた事を報告したのだが、流石、母様達だ。


「ドリルガルドにはどのような美容魔道具が……」

「肌に潤いのある薬草はありましたの?」

「クセルレイで見ない料理とは?」


 ひとつ話を進める度に、怒涛の質問責めにあった。


 最後に、テレッチアで本当の父にあった事を話すと、三人とも少しだけ悲しそうな顔を見せる。


「そうですの、お父様とお会い出来たのね」

「貴女を大事に思っていたのですね。とても悲しいお話ですわ」

「リリス、貴女の辛さをわかってあげられなくて、ごめんなさいね」


 母様達は、本心で自分の身の上に起きた事に、同情を寄せてくれていた。


 自分の中では、産みの親と、育ての親という認識がある。


 だから、そんなに悲しい顔をしないで……。


「母様は、これからも私を育ててくれた、掛け替えのない家族だと思っています。もう、その認識は叶わないのでしょうか……」


 勢いで思わず言葉にしてしまい、自分で言って胸がグッと締め付けられてしまった。


 怖くて母様達の顔が見られない……もし、拒否されたら……思考にノイズが走るように乱れ、テーブルに頭を打ちそうなくらい接近する。


「リリス、それは私達の言葉ですよ」

「貴女は、私達を母として頼ってくれますの?」

「どこに行っても、貴女は私達の娘ですよ。養子にする事は叶いませんでしたけど、成人するまでは後見を務めさせてくださいね」


 ぐっ、ううっ……。


 母様の言葉に、心が震え嬉しい気持ちが溢れる。


 メルティナ母様も、バレンチナ母様も、セレーヌ母様も……皆、揃って自分に視線を向け、微笑みかけてくれていた。


「あ、ありがとうごじゃいます……。至らぬぅ、娘ですけどぉ……これからもぅ……よろじぐお願いします!」


 テレッチアにいるお父さんやレーナお母さんも大事だけど、クセルレイの母様達が今の自分には、心の支えとして必要なのです……。


「ふふ、まだまだ子供ですのね」

「ほら、こちらへいらっしゃい」

「すっかり大人びたから心配しましたけど、安心しましたわ」


 母様達に誘われ、大きなソファに座り両手で抱きしめてもらう。


 愛情のこもった母の抱擁……。


 そのまま心も身体も委ね、幸せの中で意識を閉じた。

ここまでお読みいただき有難うございます。

いよいよ次で最終話になります。

誤字報告、本当に助かっております。

お力添え頂き感謝しきれません。


最後までお付き合い頂ければ幸いです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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