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短編集  作者: 時田総司(いぶさん)


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7/20

『イニシャルK.A.』

中学の同じ野球部のA山カスゴミ――。


ヤツは期末試験のカンニングと、新しいユニフォームの盗みを働いていた。様々な姑息な罪を重ねるヤツだが、ひょんなことから俺と身体能力テストで遠投勝負を行うコトとなる。


結果――、


A山が61m、俺が75mだった。


しかし――、


何かおかしい。投げる際に、グルンと手首が勝手に曲がるのだが、それが何故か分からない。


また、練習中にノックを受けたが、身体が思う方向に動かない。


(どうしたものか……)


数日後、風の噂で聞いたのだが、A山はおかしなまじないで俺の邪魔していたらしい。遠投勝負や、練習のノックまでも。当然、俺は怒った。ついでに、期末試験のカンニングと、新しいユニフォームの盗みを働いていたコトも、その時分かり、俺は上級生に告げ口した。するとA山はチクられたのでキレた。口をすぼめて、


「このヤロウ」


と。


「何だと? 盗人ヤロウ」


「えっとそのあの……」


俺はA山にボディブローを食らわし、泣かせた。



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