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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

乙女ゲームヒロインなのに攻略対象から恋敵扱いされているのですが?!

作者: みーる

初めまして。初書き、初投稿の新参ですが、楽しんで頂けると幸いです!

この作品は連載用に考えた物のさわりのみ書き上げたものになっているので、全て読んでも分かりにくい部分が多いと思います。後書きに補足として他視点と設定を載せておくので、是非最後まで目を通して見て下さい!

 (…………こんな事、ゲームには無かったはずよね。)


 ローザンヌ学園入学式の翌日。

 ミカエラは貴族の令嬢らしい微笑みを絶やさぬよう気を使いながら内心冷や汗をかく。想定外の状況を把握する為に、入ろうとした校門の前に立ち塞がる男達を見渡す。


 否、立ち塞がっているのは一人だけだ。


 第二王位継承者であるアルバートは口元に微笑、だが目つきは鋭く光らせ、屋外だというのに用意された椅子に優雅に腰掛けながらこちらを眺めているし、騎士団長の息子であるジャックは私への不快感を隠そうとせず王子の半歩後ろに控えている。同級生であり公爵家の3男であるノアも、私と向かい合う男の影から不審そうに様子を伺ってくる。


 見事に勢揃いの"攻略対象"達。ゲームと違うのは春の季節に攻略対象が一堂に会するイベントはないと言う事。そして何故か初対面であるはずの私への好感度がマイナススタートになっている事。


 ああ、今はそこじゃない、何より―――


「初めまして、ミカエラ嬢。俺はカイル・オルティス。」

 

 彼らを引き連れてやって来た美青年に手を差し出され、頬が引きつるのを感じる。先程から攻略対象達からの熱の帯びた視線を一手に受けているこの男。


 茶髪に橙の瞳。この国では珍しくないカラーリングだが、攻略対象達と並び立っても遜色ない整った顔立ちが他との差を明らかにする。筆で引いたような切れ長の目元には、健康的な肌を引き立たせるように涙ぼくろが添えられている。

 その目が弧を描き、形の良い唇が開かれる。

 

「俺のパートナーになって欲しい。」


 いつの間にか集まっていた観衆から湧き上がる驚きの声を物ともせず、高らかに彼は第一イベント『え!私が人気者の彼とパートナー!?』の開幕を告げた。







 ―――誰よ!この男は!!

 

 





♯♯♯


 私が前世の記憶を取り戻したのは数日前の事。



 明日に入学式を控え、憧れの学園生活に浮かれる気持ちを抑えられず制服を着用した"(わたくし)"は、姿見に映る自身を見て首をひねった。初めて着たはずの制服は、自画自賛も甚だしいが自分に合わせてデザインしたかのように似合っている。


「ていうか、パッケージそのまま?」


 零れた自身の言葉に驚く。いつもより砕けた口調は"私"らしくなかった。そもそもパッケージとは?私は何を言っている?


 浮上した気分から一転、困惑が部屋を包む。と言ってもそう感じたのは私だけのようで、着替えを手伝ってくれた侍女、マーサとルーシャは「お似合いですお嬢様!」と手を合わせている。

 お嬢様と呼ばれる事を当然とする"私"と違和感を覚える私。混乱する気持ちを落ち着かせようと侍女二人に下がってもらい、部屋で一人になる。


「うーん…。」


 姿見の前でくるくると回り、先程の違和感の原因を探る。

 真っ直ぐにおろし、背で切り揃えられた黒髪。母親譲りの空色の瞳をまじまじと見つめる。純白に金のラインが入った制服を身につけている以外は見慣れた自分だ。既視感を感じたのも只それだけだろうか。


 ふと視線を落とすと胸ポケットに金糸で縫い付けられた校章が目に入った。


 明日から通う学園『ローザンヌ学園』のものだ。第二王子であるアルバート・ルイ・フォンフォードが昨年から通っている事もあり、お近づきになりたい貴族女性からの入学申込みが殺到。今年の入試試験は今までにない倍率となった。

 王子入学前からローザンヌ学園を志望していた"私"は合格通知が届いたときは狂喜乱舞したものだ。


 ―――アルバート?


 第二王子の名前を思い浮かべた所で突如過去の記憶、いや前世の記憶がまるで洪水のように私の脳内に入り込み、


()()乙女ゲームのヒロインって人生勝ち確じゃん!!!?」


という普段の"私"ではあり得ないような大声をあげ、そのまま気を失った。






♯♯♯


 『薔薇姫の君とともに』は前世の私―――城井美香が最も熱中した乙女ゲームだ。


 このゲームは第二王子・その王子側近の騎士団長の息子・情報通の同級生という攻略対象達と織りなす王道の学園恋愛物で、フラグを立てやすくバッドエンドになる事も少ない、初心者に優しい設計になっている。

 出てくるライバル役、いわゆる悪役令嬢も直接ヒロインと薔薇姫を競い敗れると素直に負けを認める性格である為、逆上した悪役令嬢の策略で死亡エンド、なんて事もなく安心して攻略を進める事ができる。

 だが、私がこのゲームにのめり込んだ理由はそれでは無く、このゲーム特有のシステムに起因する。


 それは、『誰も攻略せずに友情エンドを迎える事』で攻略対象()()の恋愛が解禁される、というものだ。


 前世の私はオタク、それに加えて腐女子だった。そして『薔薇姫の君とともに』のキャラデザは長年ファンだったイラストレーター、さくまるるこ先生が手がけたもの。見目麗しい攻略対象同士が恋に落ちる乙女ゲーム(BLゲーム)にハマらないはずがない。

 しかもそのルートを選んだ時の主人公は攻略対象の恋愛相談に乗ったり、2人の恋を応援するサポートキャラとなる。元が乙女ゲームだから主人公は攻略対象と好感度が高いまま、側で男同士の恋愛模様を見守れる、ということだ。なんと素晴らしい!!


 ちなみにその場合タイトルの薔薇姫にはCPの受けに当たる攻略対象が選ばれる。同性結婚が合法化された世界観なのだ。



 というわけで私は友情エンド以外のルートは選ばず、日夜問わず遊びまくった。CPを考えたり、時には新たな可能性(萌え)を見出したりして充実していたが、大学は休みがちになった。

 おせっかいな幼馴染がお世話してくれていなければ留年は免れなかっただろう。卒業まであと少しで事故に遭ってしまったから、意味はなくなってしまったけど…。


 ふと彼の姿が思い浮かぶ。思い出の中の彼は、だらしのない私を怒るフリをしつついつも笑っていた。

 話しかける時に覗き込む仕草。濡羽色のさらりと揺れる髪とアーモンド形の目。笑むときゅっと笑い皺をつくる様子が私は好きだった。


 高橋海は私がオタクである事を唯一知っている友人だ。隣の家に住んでいて、親同士仲が良かった。オタバレしないよう気の張る日常の中、彼の隣にいる時間だけは素の自分でいる事が出来る。家族以上に大切な人だ。

 流石に腐女子であるのを男性に言うのは憚れるから隠してたけどね。家族にバレないようBL本は電子書籍で読んでいたし、部屋にもグッズ等は置いていない。あとは彼が私の意向を汲んで、このゲームを処分してくれていることを切に願うだけだ。



 閑話休題。



 ともかく、運良く(?)入学前日に記憶を取り戻した私。男爵令嬢として生きていた"私"の記憶もあるおかげで家族や使用人にも不審がられず、普段通りに振る舞う事が出来た。

 ……記憶を取り戻した衝撃で気を失ったせいで、今日の入学式には参加出来なかったけどね!侍女二人に安静にするよう懇願されてしまっては休むしかないよね…。


 体をすっぽりと包む自室のベッドに体を埋めながら、今後の展開を考える。


 ゲームの第一イベントは確か、キャラ選択場面で選んだ攻略対象にパートナーとして選ばれる『え!私が人気者の彼とパートナー!?』だ。

 入学式の日に登校したヒロインに、攻略対象が持つ事情からパートナーになるよう頼まれるのだ。

 それは第二王子として普段触れ合わない地位の者と接触する目的だったり、過去にヒロインと出会っていた事がきっかけだったり様々だが、ここで断るとその攻略対象のルートが閉ざされる事になる。

 イベントを逃したのは乙女ゲーム的には痛いけど、私が目指すのは友情エンドだから問題無し。


 そこでゲームと違う攻略法にはっと気づく。

 そもそもゲームシステムを知っている私なら最初から攻略対象同士をくっつける事も不可能ではない、のかな。

 やばい、騎士団長の息子×第二王子のルートが見れるかもってこと?一番の推しなんだよね、アルバート。

 上がるボルテージ。やっぱりこのゲームに転生できて良かった。


 私は来る学園生活に薔薇色の妄想で胸を膨らませた。

 

「アルバートは実写化されてもイケメンなんだろうなぁ」




♯♯♯


 回想を終え、脳内で頭を抱える。

 

 確かにアルバートは予想通りにイケメンだった。

 王家のみが代々受け継いで来た金髪はゆるくカールしていて、手入れの行き届いてる事を証明するかのように艷やかに天使のベールが浮かんでいる。

 吸い込まれそうな碧眼は明かりを受けて複雑な彩を放ち、見る者を惹き付けてやまないだろう。


 だけど、だけど………!


 ちらっとアルバートの方を盗み見る。


 見てる…。目の前の男が差し出した手に私がどう応えるのか…。目を細めて圧のある瞳で…!


 まるで蛇に睨まれた蛙。王族に不興を買えば、この貴族社会、命はない。

 一歩間違えれば家の評判を落としてしまうと、どうやってアルバートの機嫌を損ねないようにするか思案する私にカイルと名乗った男は困ったような笑顔を向けた。


「えっと、僕がパートナーだと不満だった、かな…?それとも」


 カイルは一旦言葉を止め、アルバートの方へ視線を向ける。


「殿下の方が良かったかな?さっきから熱心に見つめているみたいだし。」


 アルバートを見ているの見られてた!そうだよね、正面に立ってるから私の行動は筒抜けだよね!

 違うんです、噂の王子が良いとかじゃなくて!むしろ必要以上に関わりたく無いんですけど…!


 私達の会話が聞こえているのかな、アルバートの背後に黒いオーラが立ち込めているように見えるよ。明らかに怒っているのに崩れない微笑が却って恐ろしい…!


「…やはり殿下が―――」


 カイルは声を落としてまだ何か呟いていたが、この状況を突破しようと思考を回転させる私の耳には届かない。



「おい女。カイルがお前を光栄あるパートナーに選んだというのにまさか断るというのか?」


「そうだよ!カイル兄ちゃんのパートナーには僕がなるつもりだったのに、あんたを選ぶって聞かなかったんだから!」


 ここまで無言を貫いた私に痺れを切らせたのか、カイルの背後に並ぶジャックとノアが声を上げた。ノアに関しては勢い込んでちゃっかりカイルに抱きついている。

 そうだ、この二人を忘れていた。


 ジャックは騎士団長の息子らしく鍛え上げられた体と尖った目つき。幼少から将来のアルバートの側近として教育され、王子に近づく者の真意を見抜く冷徹な性格をしている。濃紺の短髪に対して燃え上がるような紅朱色の瞳は秘めた激情を表している(というキャラ設定だったはず)。


 一方ノアは女の子に見紛うほどの美少年。綿菓子のようにふわふわとした白髪と宝石のように潤むピンク色の瞳。華奢な体躯は庇護欲をそそるが、その風貌を利用して有力貴族の弱点を聞き出し、自身に有利な環境を築くよう暗躍する強かな一面を持つ。


 あー、私、アルバートの持つ兄の第一王子への劣等感をジャックが少しずつ溶かしていくストーリーが好きだったんだよなあ。いつもは厳しいジャックが弱るアルバートを抱きしめる場面のスチル、さくまるるこ先生の今までの技術の結晶!っていうぐらい繊細に描かれていて、プリントアウトして額に入れて飾っておきたいぐらいだったよね。


 現実逃避して薔薇色の妄想を始めると、再びジャックの「聞いているのか!」という鋭い声が飛ぶ。

 顔を上げると子犬のような顔で私を見るカイル。背後に般若の顔をした攻略対象の3人。まじ怖い。

 というかなんだこの溺愛のされ方。貴方がヒロインですか?


 ここまで存在感を放つカイルだが、『薔薇姫の君とともに』にはこんなキャラはいない。つまり私と同じイレギュラーな存在で、様子を見るに攻略対象は攻略済。それなのにゲームの第一イベントを私に仕掛けてくる。


 極力関わりたくない存在だが、申し出を断っても(攻略対象達による報復という)地獄。それならば――


 すうっと息を吸い、気合を入れる。


「…お初にお目にかかります、カイル様。パートナーの件、謹んでお受けいたしますわ。」


 虎穴に入らずんば虎子を得ず。この男(カイル)の思惑を掴むため、パートナー役やってやろうじゃないの!


 私が意気込んで差し出された手を取ると、カイルは何故か幸せそうに目尻に皺を寄せて笑った。



♯♯♯


 こうして、攻略対象に(恋愛対象として)慕われすぎている謎の男、カイルと私のパートナー生活が始まった。


 私を恋敵認定した攻略対象達にパートナーの座を賭けて勝負を挑まれたり、実は悪役令嬢がカイルの妹で、私と攻略対象達の争いを仲裁する気苦労不憫な女の子になっていたり、全ルート攻略後に現れる隠しルートのキャラに口説かれる私を見て何故かカイルが動揺したりするのだが、全て後の話だ。









 

ここまで読んで下さりありがとうございました!続きもちらっと考えているのですが、文章力と忍耐が足りなくて断念しました…。また気力があれば書きたいです。

感想や評価、ブックマーク登録を頂けると大喜びするので時間がある方は是非お願いします!




以下、他視点(ネタバレ)、設定になります。

当初の予定より若干ヤンデレぎみになった気がしますが…。純愛ですよ!

本編と照らし合わせてお読み下さい。

――――――――――――――――――――――

♯♯♯

 俺が差し出した手を取るか躊躇するミカエラをじっと見つめる。

 絹のように光り艶めかしい輝きを持つ黒髪、夏の晴天を切り取った空色の瞳。桜色に染まる小ぶりな唇。

 『薔薇姫の君とともに』のヒロインが其処にいた。

 前世の彼女とは違う風貌。だが俺には確信があった。


 ついっとミカエラは俺の後方、確かアルバートが居た方角に助けを求めるかのような視線を送る。


 ――面白くない。


 アルバートを見つめていた事を問いただすと表情には出さないが慌てている様子がわかる。当然だ、ずっと一緒に居たのだから。


「やはり殿下が攻略対象だったのか」


 零れてしまった言葉。口を慌ててつむぐが彼女に気づいた様子は無い。

 内心ほっとしつつ、計画を潰さぬよう気を引き締める。

 彼女を手に入れる為に攻略対象達に近付き、三人のルートを攻略した。彼らがミカエラに攻略される事はないはずだ。

 そう思うと、ミカエラより一年前に記憶を取り戻した事、そして先に学園に入学出来た事は幸運だった。


 隣にいる事に満足して、彼女を手放すのはもう嫌だ。なら、その前に彼女の道を塞ごう。


 ミカエラはジャックとノアに押され決意したのか、キッと俺を見つめる。


「お初にお目にかかります、カイル様。」


 俺の手を取る彼女の姿に、久々に本心から笑えた気がした。

 

――――――――――――――――――――――


ミカエラ(城井美香(しろいみか))

大学卒業間近に交通事故で死亡。前世で(友情ルートのみ)やり込んだ『薔薇姫の君とともに』にヒロインとして転生。男爵令嬢として育つ。

入学式前日に前世の記憶が蘇る。と同時に腐女子化。

カイルを同じ転生者だと勘ぐっており、警戒している。

アルバートは一番の推しだが、恋愛感情は無い。

友情ルート(別名BLルート)のみ攻略。


カイル(高橋海(たかはしかい))

美香の幼馴染で美香に片思いをしていた。

美香の死後、遺品整理を手伝い美香のハマっていた乙女ゲームを処分しようとするが、彼女の攻略対象は誰だったのか気になり、乙女ゲームを攻略。結局不明なまま会社員となり、過労死して転生。ミカエラより一年前に前世の記憶が蘇る。伯爵家の一男。

美香も転生している事を信じ、攻略対象達を攻略。(ミカエラと結ばせない為)

だが却って攻略対象達がミカエラとの恋路を邪魔してくるという困った状況に。ミカエラはアルバートが好きなのだと勘違いしている。

恋愛ルートのみ攻略。


攻略対象達アルバート・ジャック・ノア

カイルに攻略され強制BLルートに乗ってしまった人達。本人達は幸せそうだから良し。

アルバートだけカイルの好意がミカエラに向けられている事に気づきかけている。


悪役令嬢

ミルクティー色の髪に榛色の目。

カイルの妹。カイルに矯正され我儘娘→気苦労常識人に。

攻略対象達がカイルに会いに屋敷に押しかけてくるせいで嬉しいどころか迷惑と感じている。(ライバル消滅)

ミカエラが現れた事で攻略対象達を諌める役回りに。不憫可愛い。

登場シーンは無かったけど作者一番のお気に入りです。


隠しキャラ

薄色の髪に青紫の目。

学園の先生。友情・恋愛ルートどちらも攻略しないと登場しない為ミカエラとカイルは存在を知らない。

入学早々学園の人気者に囲まれるミカエラに興味を持ち…。みたいな、カイルが想定外の出来事に動揺する展開が書きたかった。


攻略対象→ヒーロー→主人公な一方通行三角関係。

もっと攻略対象達のキャラを掘り下げてみても良かったかもしれませんね。

年齢的にはミカエラ・ノア・悪役令嬢が一年生、カイル・アルバートが二年生、ジャックが三年生で考えています。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 設定も面白いし、すっごく続きが気になります!! カイルの見た目がツボなのですが、ミカエラとカイルのじれじれいちゃいちゃが是非見たいです!! [一言] 続きを是非!是非!お願いします!!
[良い点] 設定がとても好みです [一言] 連載小説用の設定らしいので連載がとても楽しみです!
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