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山田の家

山田の家に着くと、ガランとした駐車場スペースに山田の自転車だけが停まっていた。


福丸がインターホンを押す。


「おお。もう散歩終わったの」

山田はカメラで福丸の姿を確認したようだ。


「警察官とナナちゃんを返しにきたんだ」

福丸が言うと、

「警察官が?なんで?」と言うようなこともなく、

「今いくよー」

と外に出てきた。


外に出てきた山田は警察官2人をちらっと見たが、福丸の父親が警察官だと知っているので一緒にいることもあるだろうと勝手に納得したようだ。


「それじゃ、また部活で」

とナナちゃんを連れて家の中にあっさり戻っていこうとする。


あまりに動揺しない山田の態度に警察官たちはぽかんと見送ろうとして、慌てて呼び止めた。


「君、ちょっと待って。この写真の犬、君の犬で間違いないよね?」


警察官が、犬を連れたATMコーナーにいる男の写真を見せる。


「お、ナナちゃんだ。写真映りもいいな」


写真を覗き込むと山田はあっさりとナナちゃんだと認めた。


「この写真欲しいな」

などと呑気なことを言っている。

警察官2人は顔を見合わせている。


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