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『爆ハ』

(2)

それは次の日の朝10時のことだった。

関根は早奈に会おうと帝東大学に行こうと池袋を歩いていた。

池袋駅は平日の昼間だというのに人通りが多くて人とぶつかった。

「すいません」と関根はぶつかった人に謝ったその瞬間、彼の鎖骨から黒い蝶が見えた。

関根は一瞬のことに立ち止まり後ろを見た。

「お兄さん!」と誰かの叫び声がして関根の体は床にうつ向けに転がるその上から誰かが覆いかぶさってきたと気付いたと思った途端黒い蝶を持った人物が歩いていった方向から爆発音がした。

激しい爆風が人々をまるで紙切れのように吹っ飛ばした。

爆風が止むと上から声がした。

「危なかったな」体を起こすとそこには嫌そうな顔をした赤い瞳に赤い髪が特徴的な男が膝をついていた。

「間一髪だね?」と金髪の青年が彼にそう尋ねた。

「皆。怪我ない?」と黒髪の男がそう尋ねた。

「お兄さん。怪我ないか?」とあのパレカルの女の子が彼に声をかけた。

「ああ…」と関根は呟いた。

やがて、鳴き声や悲鳴が駅を覆って行った。

「早奈。俺らちょっと人助けしてくるな」と名刀はそう断り弥譜音と海聖と共に走っていった。

「お前らがやったのか…」と関根は震えながら声を出す。

「だったらどうする?」と早奈は笑った。

「許さない」と関根は声を絞りだした。

「早奈!武!手が足りない。手伝え!」と名刀の声がした。

「今、行くー」と早奈はどこにいるか分からない名刀に向かって大声を発した。

「お兄さん。もし、私が犯人だったらあのバカ3人が人を助けているのって変に思わない?」と彼女はそう言うと戦場とかしている現場へ走って行った。

爆心地近くはまるで地獄とかしていた。


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