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祠之傀儡  作者: 八百萬
26/37

『仔ヒツジ絡める譜の連鎖』




2018/1/15 Ameba blog 掲載作品抜粋。





『自尊心と云う名のエゴティズム』


 肥え太った自尊心とは名ばかりで


 余りに肥大化しすぎたその幹は


 とても薄穢い己の深層的夢想


 それは


 水も肥料も与えなくて佳い


 普遍性を遥かに越えた


 木は


 やがて大樹となり


 枝を伸ばす


 見るも悲惨ながら


 誰も何も想わない


 それは自尊心と云う


 尊大なプライドではなく


 唯の自己の押し付け合いと云う


 エゴティズムに過ぎなかった


 歪みに歪んだその姿に


 あの日の僕は


 心を惹かれたのは確か


 ソレを美しいと想ったのも確か


 .






人世とは欲で成り立つ





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