ロリ巨乳妖精と彼の秘密
翌朝
そのまま王城に泊まっていた僕は朝食を食べに来ていた。
王城は広く、食事に行くにも長い廊下を歩かなければいけない。
長い廊下には誰もいない。みんなもう食事は終えたんだろうか?
それにしても・・・リシアはどこに行ったんだろう?
「呼びました?」
「え!あれ?いつからそこに?」
リシアは僕のすぐ横にいた。
「忘れましたか?妖精は呼ばないと気づかないんです。」
「そうだったね。」
「昨日、ルイーゼ姫とイチャイチャしている時にも一緒でしたよ。」
「・・・!?」
「は~いやらしい。これだから人族は。」
「いや、あれは、やむを得なかったというか!何もしてないから!!」
「いいんですよ。私はあなたがどれだけの娘をてごめにしても、オベロン様の祝福が続く限り、お手伝いさせて頂来ますからね。」
嫌そうな顔の妖精。
「人聞きが悪い!」
「正直に言うと、あなたが私の肉体を狙っている事は分かっているんです。ただ、一つ言っておきますと、身体を汚すことは出来ても、私の心は汚せませんからね!」
「狙ってないよ!!というか、どんなキャラだよ!」
悪い顔のロリ巨乳妖精が胸を揺らして言う。
「ほら、あなたもこれがお好きなのでしょう?ほら、ほーら。」
「ふん、何を言う。僕は子供には興味ない。」
胸など見ていないからな!その脅しには屈しないぞ!
「そうなのですか?」
「当たり前だよ!」
目の前にいる妖精リシアは見た目13歳程度なのだ。
僕は美人な年上の人が・・・・
「私、300歳ですよ。」
「年上!」
「頑張れば、大人の姿にもなれます。」
「な、なにー!?」
「ベースは変わりませんが、見かけ年齢自由自在ですよ?」
それなら、僕がお爺さんになったとしても
若い20代の姿と向き合える、のか・・・!!?
「その通りです。あなたの思う事が聞こえてきました。妖精ですから。」
「しまった!僕の煩悩が世に溢れ出ていた!!」
妄想が伝わると少し恥ずかしい。
「しかし、あなたも年上好きとはいえ、80歳以上の私がいいなんて・・・困った方ですね。」
「濡れ衣にも程があるし、間違いなく、僕がこの中で1番困ってるからな!!」
いい加減、周囲のメイドさんの視線が痛いので、話を変えたいところだが・・・
「ほら、ご飯行きましょうよ〜」
「あ、そうだった。中に入ろう。」
朝食も非常に豪華でした。
「ところで、何故さっさとゴブリンを殲滅しに行かないのですか?」
「あぁ、待ってるんだよ。」
「何を?」
「レイス王女を。」
現在、僕達はプレイルームにいる。
遊具などが置いてあり、その一角にはカードゲームの為の机と椅子がある。
そこで座って待っている。
「レイス王女、連れて行く必要はあるんですか?」
「ある。」
「なぜです?危ないじゃないですか。それに、王女様に何かあったらどうするんです?」
「理由は言えないけど、連れて行く必要があるんだ。それはこの国やレイス王女の為でもあるしこの世界の為でもある。だから連れて行くんだ。」
「ふーん。何か、訳ありですね?」
「まぁ、そうだね。訳ありだね。」
「聞かないでおきましょう。藪から何が飛び出してくるか分かりませんし。」
ちら・・・・ちら・・・・・
チラ見されてる!
この妖精、ポーカーフェイスの中に探るような視線が混じってる!
気にしてない風で絶対気になってる!
「この際だから聞きますが、その首筋の傷は非常に強く噛まれた様にお見受けできますが?」
急に話題が変わり戸惑うが願ったり叶ったりだ。
「あぁ、噛む力がすごい強くて全然、離れないしどうなることかと思ったよ。」
今は痛くないし、早くも笑い話に出来る位だ。
勿論、話せる人は非常に限らられてはいるけど。
「どうやって、離したんですか?」
「え?」
「ですから、どうやって離したんですか?あなたは力を持たない一般市民でしょう?吸血者は人間に比べ非常に強い力と魔力を持ちます。どうやって『冷血姫』と呼ばれる、吸血者の王の『食事』から逃れたんですか?」
あ、このロリ巨乳妖精は藪から何かを出す気でいる。
藪を囲い込んで、自分の仕掛けた罠の方に先導をしている。
「悪いんだけど、リシア。それは言えないんだ。少なくとも今は。」
こんな時は真正面から断るに限る。
名前を呼ぶと言い返し辛いし、少なくとも今は言えば、いつかは言ってくれるのか?と逃げ場を持たす。
さぁ、どうだ!藪から何かを出さずに済むか・・・?!
「しょうがありませんね。も~気になって昨日はあまり眠れなかったんですからぁ。いつか教えて下さいね?」
「あぁ、いつかね。」
いつ、本当の事を話せるかは僕の方こそ知りたい。




