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鉄血の王と冷血な姫  作者: 竹輪の穴
彼と彼女の願い。
7/29

ロリ巨乳妖精と彼の秘密

翌朝


そのまま王城に泊まっていた僕は朝食を食べに来ていた。


王城は広く、食事に行くにも長い廊下を歩かなければいけない。


長い廊下には誰もいない。みんなもう食事は終えたんだろうか?




それにしても・・・リシアはどこに行ったんだろう?



「呼びました?」


「え!あれ?いつからそこに?」



リシアは僕のすぐ横にいた。


「忘れましたか?妖精は呼ばないと気づかないんです。」


「そうだったね。」


「昨日、ルイーゼ姫とイチャイチャしている時にも一緒でしたよ。」


「・・・!?」


「は~いやらしい。これだから人族は。」


「いや、あれは、やむを得なかったというか!何もしてないから!!」


「いいんですよ。私はあなたがどれだけの娘をてごめにしても、オベロン様の祝福が続く限り、お手伝いさせて頂来ますからね。」


嫌そうな顔の妖精。


「人聞きが悪い!」


「正直に言うと、あなたが私の肉体を狙っている事は分かっているんです。ただ、一つ言っておきますと、身体を汚すことは出来ても、私の心は汚せませんからね!」


「狙ってないよ!!というか、どんなキャラだよ!」


悪い顔のロリ巨乳妖精が胸を揺らして言う。


「ほら、あなたもこれがお好きなのでしょう?ほら、ほーら。」



「ふん、何を言う。僕は子供には興味ない。」

胸など見ていないからな!その脅しには屈しないぞ!


「そうなのですか?」


「当たり前だよ!」


目の前にいる妖精リシアは見た目13歳程度なのだ。

僕は美人な年上の人が・・・・


「私、300歳ですよ。」


「年上!」


「頑張れば、大人の姿にもなれます。」


「な、なにー!?」


「ベースは変わりませんが、見かけ年齢自由自在ですよ?」


それなら、僕がお爺さんになったとしても

若い20代の姿と向き合える、のか・・・!!?



「その通りです。あなたの思う事が聞こえてきました。妖精ですから。」


「しまった!僕の煩悩が世に溢れ出ていた!!」


妄想が伝わると少し恥ずかしい。


「しかし、あなたも年上好きとはいえ、80歳以上の私がいいなんて・・・困った方ですね。」



「濡れ衣にも程があるし、間違いなく、僕がこの中で1番困ってるからな!!」




いい加減、周囲のメイドさんの視線が痛いので、話を変えたいところだが・・・


「ほら、ご飯行きましょうよ〜」


「あ、そうだった。中に入ろう。」



朝食も非常に豪華でした。




「ところで、何故さっさとゴブリンを殲滅しに行かないのですか?」


「あぁ、待ってるんだよ。」


「何を?」


「レイス王女を。」



現在、僕達はプレイルームにいる。

遊具などが置いてあり、その一角にはカードゲームの為の机と椅子がある。

そこで座って待っている。


「レイス王女、連れて行く必要はあるんですか?」


「ある。」


「なぜです?危ないじゃないですか。それに、王女様に何かあったらどうするんです?」


「理由は言えないけど、連れて行く必要があるんだ。それはこの国やレイス王女の為でもあるしこの世界の為でもある。だから連れて行くんだ。」


「ふーん。何か、訳ありですね?」


「まぁ、そうだね。訳ありだね。」




「聞かないでおきましょう。藪から何が飛び出してくるか分かりませんし。」



ちら・・・・ちら・・・・・


チラ見されてる!


この妖精、ポーカーフェイスの中に探るような視線が混じってる!

気にしてない風で絶対気になってる!



「この際だから聞きますが、その首筋の傷は非常に強く噛まれた様にお見受けできますが?」


急に話題が変わり戸惑うが願ったり叶ったりだ。


「あぁ、噛む力がすごい強くて全然、離れないしどうなることかと思ったよ。」


今は痛くないし、早くも笑い話に出来る位だ。

勿論、話せる人は非常に限らられてはいるけど。



「どうやって、離したんですか?」


「え?」


「ですから、どうやって離したんですか?あなたは力を持たない一般市民でしょう?吸血者は人間に比べ非常に強い力と魔力を持ちます。どうやって『冷血姫』と呼ばれる、吸血者の王の『食事』から逃れたんですか?」



あ、このロリ巨乳妖精は藪から何かを出す気でいる。

藪を囲い込んで、自分の仕掛けた罠の方に先導をしている。



「悪いんだけど、リシア。それは言えないんだ。少なくとも今は。」


こんな時は真正面から断るに限る。

名前を呼ぶと言い返し辛いし、少なくとも今は言えば、いつかは言ってくれるのか?と逃げ場を持たす。


さぁ、どうだ!藪から何かを出さずに済むか・・・?!



「しょうがありませんね。も~気になって昨日はあまり眠れなかったんですからぁ。いつか教えて下さいね?」




「あぁ、いつかね。」


いつ、本当の事を話せるかは僕の方こそ知りたい。



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