相棒との会話
「どう?」
「うーん。予想以上に有能な人が集まったな・・・」
さっきの眼鏡巨乳の子のようにこの国の生まれという人も何人かはいた。
ただ戦火から逃れてやってきて他方から集まった難民が非常に多い。
どんなに有能で宿を持たない人もいる。
初日にそういった人たちが多くいたので国が管理している大きな宿舎を2つ借りた。
全員は助けられない。ただ、せめてこうして僕の会社に参加しようとしてくれた人の生活だけでも守ってあげたい。
そしていつかは・・・
「そう、良かったじゃない。」
「本当だったら雇う費用も多額必要だったけど、多くが寝食だけ出来ればいいとも言っているし」
彼らは多くを求めない。
ボロボロの衣服、汚れた髪や肌、沈んだ瞳、寝食さえできればいいという。
「なにか不満なの?行ってくれなきゃわからない。」
「別になにも。有能な働き手が増えたから何も不満じゃない。」
今まで、女神ヴァルの名のもとに様々な世界で戦ってきた。
強い力で敵を倒し、降し、多くの世界に派遣され多くの世界を救う手助けを行ってきた。
ただ僕がしてきたことはそれまでだ。
世界の人たちのことを一切考えていなかった。
大規模戦闘で被害にあった人はいなかった?
国を陰で操っていた邪なものを倒した後にその国はどうなった?
もちろん、女神の名のもとに行ってきたこと。
それでその世界はよくなったはず。
でも今回彼らの目を見て、話をして思ってしまった。
彼らは、僕がしてきたことの被害者なのかもしれない。
そう彼らに投影してしまった。
「もう、なんでも話してよね?」
「わかってる。頼りにしているよ、相棒。」
相棒の言葉がうれしかったのか、まんざらじゃない顔をしているキキョウ。
一通り考えたところで、前に進むことにした。
「よし、じゃあ振り分けていこうか。」
この中から王城、街づくり、貴族の邸宅などで働く人員を振り分ける。
最重要なのは街づくりだ。
僕たちの街づくりによって難民の受け入れや商業の活性化を行う。
まずは国の土台を作らなければ。ぼくはそう考えた。
ちなみにキキョウには眼鏡巨乳のことについて「エロおやじ」と言われた。失敬な!
久々の更新です。
キャラの性格がぶれてる。。




