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娘よ、大志を抱け  作者: 匿名社員
チートだけど異世界でスローライフを送るために死ぬ気で努力してみる(仮) 第1章ー誰も知らない物語編ー
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新第7話 修行編

12/13書き直して投稿

さて、樹海の方で修行しようか。

……え?なぜかって?

それは……樹海の果物の方が

毒が強いからだよ‼︎

耐性をつければ死ににくいだろ‼︎


……あれは本当に酷かった。

ってか、死ぬかと思った‼︎

ってか、死んだと思った‼︎


一口食べて耐性をつけて、

一口食べて耐性をつけて、

ってやらないと、マジで危ない。

ココで

GAME OVER‼︎

は洒落にならない‼︎


ってことなんで、頑張ろう。


〜樹海生活1日目〜

「筋トレだ‼︎

逆立ち腕立て伏せを指で1万回‼︎」

「洋ナシ食って耐性つけるぞ‼︎」


シャリ


「クギッ‼︎梨食って死ぬ‼︎」


〜樹海生活5日目〜

「やっと少しだけ耐性ついた。」


「くっ‼︎この俺の耐性を超えるか‼︎

良いだろう‼︎洋ナシ‼︎

俺の屍を越えて行けぇ‼︎…………

やっぱまだ死にたくないぃぃぃぃ‼︎」


〜樹海生活2週間目〜


「木の上を走り回る俺は、

モンキーなんだぁよぉぉぉぉぉぉ‼︎」


「正拳突きィィィィ‼︎‼︎」


ズガァァン‼︎


「手刀‼︎」


バシュッ‼︎


「旋風脚‼︎」


バシュバシュバシュバシュバシュッ‼︎


………夢落ちかよ‼︎

一番上酷すぎだろ‼︎


〜樹海生活2ヶ月〜


ズガァァン‼︎


やった‼︎ 木を倒した‼︎


「そろそろ山に行こう。

低酸素濃度で訓練だ‼︎………って、

俺、呼吸必要無いじゃん……。」


「別にいいし‼︎山を駆け回って

足腰鍛えるからいいし‼︎」


〜山生活2ヶ月目〜

今、俺は1番高い山の頂上に居る。

何故かって?上から下を見れば遠くまで見れるだろう?だから、そうやって街を探そうと思ったんだ。


そして、俺は、遥か下を見下ろしている。


この世界で過ごして、地球と比べて俺は、とてつもない身体能力を手に入れた。視力もすごくある。

尚且つ身体強化で視力も上げている。

雲も無いし、見晴らしは最高だ。

この山は高い。

エベレストと比べたら、とてつもなく高い。世界の果てまで見えるかもしれない。そんな高さだ。


だが、気分は最悪だ。


なぜなら……


「何で建物が無いんだよ。」


どんだけ遠くまで歩けって言うんだよ。勘弁してくれよ。

まぁ、走れば良いか。


………って、チョット待て‼︎


「ん⁉︎ なんか、平原が赤くね?」


ーーーーー何か、

平原が赤かった。

森の近くの一部が。


……行くか。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


草原の赤い部分へ、

全速力で走る‼︎走る‼︎走る‼︎


ドパン‼︎


俺は厳しい特訓の結果、

どんな地形でも音速以上の速さで走れるようになったのだ。

特訓って言っても、ひたすら筋トレと走り回るだけなんだけどね。

木とか、垂直に駆け登れる様になったし。崖も、駆け上がれる。

ちなみに今の音は音速の壁を越え、

ソニックブームが放たれた音だ。


すごいでしょ。


ドヤァ


誰も居ないからチョット虚しい。


ちなみに、

340.31m/s=マッハ1

超音速マッハ1.3~5.0

だ。


山を抜け、

樹海を抜け、

森を抜け、

平原をひたすら走る。


見えた‼︎って、えっ⁉︎

そこには………………


目は血走り、人の腕なら簡単に引き千切れそうな鋭利な牙と爪を備え、

やたらと硬そうな深緑色の鱗を纏い、頭にオレンジのトサカが有る、

ダチョウに似た恐竜のラプトルが居た。

1匹で草食恐竜をお食事中だった。


……………………どーしよ。

突っ込みどころが多い。

それに、

ラプトルにしては、

なんか無駄に強そうなんだが。

もしかして、

イグアノドンとかも強い?

プテラノドンとか、

鎌鼬放っちゃう?


ってか、なんで強そうなんだ?


…あれか?

魔力によって強化されてるのか?

そりゃあ最悪だ。

まぁ、これがあれば、

関係無いけどね。


………………多分……。


「キエェー‼︎キエェー‼︎」

こちらに気づく距離になったのか、

仲間を呼んでいるようだ。


平原にポツンとある森から出てきた。


ドドドドドドドドドドドドドドドド


ラプトル8体程が低い音を立てながら

血走った目でこっちに走ってこられると、流石に怖い。

それと、

奴らのトサカの色はオレンジより色が薄い。

多分、弱いってことだ。

色が濃いやつはボスだな。


今、奴らとの距離としては、

100メートル程離れている。

なので、


「先手必勝‼︎正拳突き‼︎」


ドパン‼︎

……ベチャベチャベチャ

ラプトルが爆ぜ、

肉塊を撒き散らす。

草原の緑色が、鮮やかな紅色と汚いオブジェに侵されていく。


「あら?意外と弱い?」


今のは様子見で正拳突きを放った。

俺は正拳突きを音速以上の速さで放てる様になったので衝撃波を放つ様になったのだ。

基礎は重要だ。

ぶっちゃけ、これでラプトルを倒せるなら、

正拳突きだけでソコソコ強いぐらいの恐竜は倒せる気がする。


本当なら正拳突きをした後に、具現化した魔力を球状にして、それを殴って吹っ飛ばす予定だった。

具現化した魔力は、念力みたいな感じだ。


ちなみに掛け声は、

「すごいパーンチ」だ。


だが、正拳突きではティラノサウルスには勝てる気がしない。

あいつは見た目的にも強そうだし、

魔力で強化なんてされたら……。


でも、「すごいパーンチ」なら

勝てると思う。

あれの破壊力は凄い。


まぁ、今は戦闘に集中しよう。


ラプトルは、仲間がいきなり爆ぜて汚いお花を咲かせたので、流石に動揺しているようだ。殺し合いでは、それが命取りとなるのに…。


「いつからお前らが狩る側だと

錯覚していた?お前らは今夜の

ディナーになるんだ。

だから……さっさと死ね‼︎」


ドパパパパパパパパン‼︎

有無を言わさず即殲滅。


草原の一地域が紅色で埋め尽くされた。


頭が残ったリーダー格は、

色の消えた目で虚空を見つめている……。


「やったね‼︎久しぶりのお肉だよ‼︎」


…………俺は雰囲気をぶち壊した。


「地面に着いてるのも有るけど、

洗えば問題無いよね‼︎

どうせ火炙りにするし、

消毒出来るよね‼︎」


普通、ここで殺しに対して忌避感を

持つんだろうが、既に、生きる残る為に生き物を殺しているんだから、殺して何が悪い?

という考え方なので、特に何も思わない。


臓器ぶちまけてグロいことになっているが、自分の体でもっと酷い目に遭ったので、

吐き気も催さない。


だって、体が腐ったり、壊れていったり、奇形になったりするんだぜ?


この程度じゃあ何とも思わないさ。

精々、食う所が減っちゃったなぁ〜。ぐらいにしか思わない。


転移者の洗礼をぶち壊している気がするが、

気にするな‼︎


ヒロインとかに励まされるんだろうが、俺にヒロインは居ないんでな。

パッパパッパ進んだ方がお得なのさ‼︎

早くギルドに登録したい‼︎


「取り敢えず大陸中を走り回って、街を探そう」


でもその前に、


「やった‼︎久しぶりの肉だ‼︎焼肉だ‼︎

ってか、米が欲しい‼︎」


夜ご飯だ。

原始的な方法で火を起こせるので、こんな状況でも肉を焼ける。

……はぁ、米が欲しい


ーーーーー


「……なにこれ、意外と美味しい。 米があれば尚良し。」


ラプトルは美味しかった。


肉を普通に焼いただけだが、凄く美味しかった。

タレが有ると逆に邪魔かもしれない。


よし、残りは魔力を具現化した袋に入れて。


さて……旅に出るか。

「取り敢えず、平原突っ切ろう‼︎」


その前に、

樹海の木で木刀でも作ろう。


樹海の木は本当にガッチガチだ。

しかも、よくしなるから、中々折れない。

凄く丈夫だ。

それに、魔力を沢山含んでいる。

木刀の魔剣を作れる訳だ。

木刀に風属性を纏わせたら、

多分ラプトルぐらいなら斬れるだろう。


さ、樹海に帰るか。


ーーーーー今思えば、

その判断は正解だったと思う。

あいつと出会えたのだから。


『Come early……』

(早く来い……)


ここまでお読み頂きありがとうございました

誤字脱字指摘、アドバイス、評価感想等

お待ちしております。


ついで


日本では直径7.5mm、太さ1.5mm、の円の一部が1.5mm幅で切れている環を5m離れたところから見て正確に切れている方向がわかる能力を「視力1.0」としている


ワシやタカの視力

人間の8~10倍


マサイ族視力11.0

1834M(1.8Km)離れた

ランドルト環(25cm)の

5cmの隙間の穴の向きが見える。


山の中心〜赤の位置

1400000m(1400Km)

山の標高

20000m(20Km)

斜辺

1400142m(1400Km)


5cm÷1.5mm=33.3…………cm

(5cm÷0.15cm)


5m×33=165mが視力1


1400142m÷165m=8,485.7


辛うじて判断出来るレベルなので、

÷50して、

全力の目の筋力強化の視力推定

169.714


普段の視力は知らない。


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