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娘よ、大志を抱け  作者: 匿名社員
チートだけど異世界でスローライフを送るために死ぬ気で努力してみる(仮) 第1章ー誰も知らない物語編ー
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新第4話 拠点捜索編

12/13書き直して投稿


「ふあぁ〜〜あ。」


光が丁度目に射し込んでいる。

そのせいで目が覚めた。

もっと寝かせろよ。

だが、スッカリ目が覚めてしまったので、大きな欠伸をし、布団を払い起き上がる。


……なんか、身体が重い。筋肉痛なのだろう。取り敢えず、顔を洗うか。


川まで歩いていく。


うーん。身体が痛い訳じゃ無いんだけどな〜。……なんか……身体が重いんだよなぁ。……あれか? もしかして風邪引いたか? それとも、寄生虫に寄生されたか? やだなぁ〜。

寄生されてるのはヤダなぁ〜。


そんな事を考えながら歩く事数分、近くの川に辿り着いた。


川に顔を突っ込み、手で顔をゴシゴシ擦って、顔を洗う。

ついでで頭も洗う。


あ"〜ぎもぢぃ〜。


暫くの間、顔と頭を洗う。


ふう、スッキリした。


川の水面を見る。

鏡が無いからね。これで確認する。


「………え?」


一瞬だったかもしれない。

1時間ぐらい硬直していたかもしれない。

だが、体感時間では、一瞬だった。


「なんか身体が重かった原因はこれかよ……これだから異世界は……俺の人生ベリーイージーモードにしてくれよ……本当に……。」


驚き過ぎて、逆に落ち着いてしまった。

何故なら……


「本当……なんで目が覚めたら、お相撲さんもビックリなぐらい太ってるかな……。」


目が覚めて気が付いたら、身体が脂肪でブクブクになっていた。

勿論、服なんて着てない。裸だ。

恐らく、ビリビリに裂けてしまったんだろう。

ちくしょう。裸一文無し糞デブチートなしのスペラ○カーも真っ青な難易度じゃねぇか。


「ダイエットしないとヤバイな。絶対昨日食べた梨が原因だ。あれって、本当は1日1つで十分な栄養があるんだろう。食べ過ぎたのが原因だな。」


異世界に来て、始めにやることがダイエットって……そこは修行だろうに。


ハァ、取り敢えずダイエットを頑張るか。


こうして、俺の異世界生活が始まった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


あれから、とても過酷な日々を送った。

腕立ても腹筋も、更にはマラソンすらもまともに出来ないので、、1日中、ひたすら川を泳いだ。

デブでも、意外と泳げた。


だが、ここは異世界。

そう簡単には、事が進まない。


始めの2日ぐらいは、


「おぉ、肉が少し減った‼︎ 梨は1日1つで十分なんだな。やっぱ、あれは食べ過ぎたんだな。」


肉が減っていた。


だが、その後……


「ふわぁ〜〜あ。よく寝た。さて、今日もダイエットをしますか。」


布団を払い、起き上がる。


「……あ? なんか重い。……ん?

なんでこんなに梨の食いカスが散らばってるんだ? てか、寝る前の記憶があんまり無いぞ? ……ま、いっか。」


いつも通り、川まで歩いて行き、頭と顔を洗う。


「ふぅ〜スッキリした。」


いつも通り、どれぐらい肉が減ったか水面を見て確認する。


「……え? なんで肉が増えてるの?」


……は? なんで肉が増えてるんだよ。

俺は梨を1個しか食べてないぞ。

何故だ‼︎

……は⁉︎

まさか……


「あの食いカス……そして、昨日の寝る前の記憶が無い……この事から察するに……」


夢遊病患者のように、勝手に梨を食べてしまった。


「いや、違う‼︎

そんな生っちょろいレベルじゃ無い‼︎

幸せの白い粉みたく、1度食べたら止められなくなる、無自覚に梨を食べてしまうよう、梨が身体を作り変えてしまうんだ‼︎

なんて恐ろしい梨なんだ‼︎」


なんて恐ろしい梨なんだ‼︎


これはつまり……


「もっと泳げばいいんですね‼︎分かります‼︎ 血反吐吐くまで泳ぎましょう‼︎」


こうして、地獄のような日々が長く続いた。


「ヒュー……ヒュー……。」

(これだけ泳いだんだ。流石に前みたく、一気に太るなんて事は無いだろう。)


次の日


「リバウンドしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」



「コハッ‼︎……カハッ‼︎ コヒュー‼︎」

(敢えて走ったんだ‼︎ 足がブラブラになるまで走ったんだ‼︎ 足がガクガクなんだ‼︎ 産まれたての子鹿ぐらいプルプルしてるんだ‼︎ 汗ドバドバ出て、走りながらでも痩せてったんだ‼︎ これで流石にリバウンドしてないだろ‼︎)


翌日


「リバウンドしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」


そんな事を、嫌になるぐらい続けた。

てか、嫌だった。


ある日……


「なんか……動けるデブって、こんな感じなんだろうなぁ。」


見た目がお相撲さんですらビックリなぐらい大きい人が、延々と走っている光景を想像してくれ。


なんか、変だろう?

今の俺は、そんな感じだ。


アホみたいに太っているのに、なんだか最近は、身体を重く感じなくなってきた。


「……もしかして、筋肉が付いたか?

……可能性としてはあるが……イマイチ実感が湧かないなぁ〜。」


そんなこんなで、更に時間が経った。



「つ……遂に……遂に……朝起きても……リバウンドはしたが、前みたく、努力が一晩で水の泡になるなんて事は起きなかった‼︎

やった‼︎ 若干痩せた‼︎」


三歩進んで二歩下がるを、ダイエットでやっている感じだ。


痩せる痩せる一気に太る。

痩せる痩せる一気に太る。

痩せる痩せる一気に太る。


そんなこんなで更に時間が経った。


「ウォォォォォォォォォォ⁉︎

腕立て伏せが出来る⁉︎」


この日から、腕立てや腹筋などが出来るようになった。

ストレッチも始めた。

……どちらかというと柔軟体操なんだが、それについて突っ込んではいけない。


更に時は経ち……


ある日


「ん? ……か、身体、が……か、軽い?」


最近、喋らな過ぎて、話し方を若干忘れてしまったが、そんな事はどうでもいい。


急いで自分の身体を確認しに、川へと全速で走る。


大地を踏みしめ、木々の間を駆け抜け、枝を掻き分け、木の根を飛び越えて行く。


勢い余って立ち止まれず、川の上に飛んでしまったが、結果良ければ全て良し。


「や‼︎ 痩せてる‼︎」


上空から、今の自分の状態を確認出来た。

よかった。痩せてる。


ダイエットは、

何度も何度も諦めようと思った。

何度も何度も心が折れそうになった。

たが、俺は諦めなかった。

挫けなかった。

元々、俺は諦めの悪い方奴だ。

そのお陰で、ダイエットに成功した。


嬉しさの余り、俺は、光輝く川へとルパンダイブを決めた。


あぁ、やっと修行に入れる。

早く街に行きたい。

ギルドで大金稼いで、後はダラダラ過ごしたい。


お読み下さって、ありがとうございました。

誤字脱字指摘、アドバイス等お待ちしております。


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