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娘よ、大志を抱け  作者: 匿名社員
チートだけど異世界でスローライフを送るために死ぬ気で努力してみる(仮) 第2章ー異世界旅行?編ー
30/76

第28話 クラス転移編 終

PV90万突破‼︎

ユニーク11万突破‼︎

ありがとうございます‼︎


今回で、クラス転移編は終了です。


12/12ちょっと分かりやすく訂正。

あの後、ちょっと休憩してから地下へと向かった。


本当に、疲れんのよ。


トボトボ歩いて地下を目指す。


この時、床をぶち抜いて本当に良かったと思った。


俺は今、1階の大広間に居るからだ。


ギギギギギギギギ


え? 何勝手に扉開いてんの?

何? 幽霊屋敷なの?

え? 何? 物理無効と戦うの?


………………は?


「…………あれ? ヒロ?」


「あーーー、久し振り?」


相原達、勇者がいた。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「それで、君…………今まで何やってたのかな?」


「あーーー、えっとーーーー。」


今、俺は大川(♀)に拷m…………オホン。

尋m………………でも無く、

O☆HA☆NA☆SHI

をしている。


やったー、にねんぶりのかいわだー。

うれしくて、しかいがかすむなーー。

おなかがきりきりいたむのは、

きのせいだろーなーー‼︎


「で、何処ほっつき歩いてたのかな☆」

爽やかな笑顔で、俺に問う。


「えっとー、この大陸で長い事修行してました。」


「って事は、王城に帰ってこれたよね?」


「えーーーっとーーーーー。」


「で、どんな修行をしたんだい?」


「それはーーーそのーーーー。」


「言ってごらん?」


「…………………………ボソボソ。」


「ほら、もっと大きな声で言ってごらん?」


「…日…………拳…………。」


「さっさと言えっつってんだろこの糞豚が?

ああん? テメェ、一片死んでみっか?」


「ヒィィィィィィィィィィィィィィ‼︎

言います‼︎ 言いますから‼︎」


「だからさっさと言え‼︎」


「1日1億回正拳突きしてました‼︎」


「「「「「…………………………」」」」」


シーン


「そんな目で見るなよ………………照れるじゃん」


「「「「アホな事言うな‼︎」」」」


「信じてくれなくてもいーしー。

ふーんだ。グレてやるもんねー。」


「いいよ。信じてあげる。」


「大川…………お前…………俺」


「で、邪神はどうしたの?」


「……………………………………」


「で、邪神はどうしたの?」


スルーしないでよ。

泣いちゃうよ?

はぁ。


「邪神は魔法(ぶつり)でぬっ殺したよ‼︎」


「俺の聖剣の意味無くね⁉︎」


「まぁ、そんな気がしたよ。」


「何? 私にタダ働きさせる気?

ほら、ヒロ、

あんたチョットそこでジャンプしてみなさい。」


「へ、ヘイ、分かりました。」

何でだろう。背中が凄く冷たい。


その場で飛び跳ねる。


チャリンチャリン


「………………え"?」


何で音が鳴ったんだ?


チラリと横を見る。

北山がプルプル震えていた。

孔明ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎

テメェェェェェェェェェェェェ‼︎


「ほら、私に給料払いなさいよ。」


「あーー、いや、それはーーー。」


おい、お前ら。今日もあいつらは仲がいいなー。

うんうん、良い事だ。

みたいな事してないで、俺を助けろよ‼︎

相川‼︎

北山……はダメだ‼︎

じゃあ、中島‼︎ 早く‼︎早く俺を助けてくれ‼︎

……おい‼︎ 楽しく談笑してんじゃねぇよ‼︎

アイキャントウェェェェェェェイト‼︎

ヘルプミィィィィィィィィィィィィィ‼︎


「何? か弱い女の子にタダ働きさせた挙句、用が無くなったからってポイ捨てするの? 最低ね。」


あんた程社会の荒波のど真ん中を突っ切れる様な才能の持ち主は居ないよ‼︎ と言う言葉を、最後の砦の唇で必死に抑える。


「そんな人聞きの悪い事を言わないで下さいよ‼︎ 分かった‼︎ わかりましたから‼︎ これで頼んます‼︎」


俺は、アイテムポーチから財布を取り出し、


『子供ギルド』

と書かれた金貨を大川に渡す。


場が、一瞬にして静寂に包まれた。


「お子ちゃまには、これぐらいが丁度いいでちゅね〜。勇者諸君‼︎ またいつの日にか逢おう‼︎

サラダバー‼︎ ヌワッハッハッハッハ‼︎」


俺は、地下へと逃げ出した。


聞こえなーい。聞こえなーい。

あんな恐ろしい声なんて、

聞こえなーい。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


地下にやって来た。


うーん。取り敢えず、プラプラふらつくか。


〜探索中〜


くまなく探し、最後の奥の部屋にたどり着いた。


おし、開けるか。


ギギギギギギギギ


と言う音を立て、木造の扉が開く。


部屋の中にあったのは…………。


某、未来からやって来る青い狸ロボットが、いざという時本気を出す穀潰しによく貸す秘密道具(パンドラアイテム)の、どこで○ドアだった。


いや、移動するっていう点では同じだけどさぁ………………ね?

はあ、解説に入ろう。


見た目はやはり、ピンク色の扉。

だが、複雑な魔方陣などで形成されている。


…………………これ、絶対異世界人が作っただろ。


…………………………解析終了。


さて、帰るか。


「テメェの血は何色だぁぁぁぁぁ‼︎」


あ、見つかった。


「しぃぃぃぃゆぅぅぅぅぅっ‼︎」


走って逃げる。


「待たんかぁぁぁぁぁい‼︎」


憤怒の形相で大川が、

音速で走って追いかけてくる。


ふぁっ⁉︎ 嘘だろ⁉︎ 速すぎだろ⁉︎


俺が毎日、

どれだけ走ったと思ってるんだよ‼︎


…………あっ⁉︎


「そうだ‼︎ 言い忘れてた‼︎」


立ち止まり、振り返って言う。


「遺言の準備は出来た?」

爽やかな笑顔で、大川が言い放つ。


やめて、ちびっちゃう。


「あそこにあった、どこで○ドア、

あれが送還の魔方陣だよ。」


教えておく。


「そうなの? ありがとね。じゃ、準備はイイ?

ワタシは準備バンタンダヨ?」


やめて下さい。

目から光が消えてます。


「あーーーー………………チャオ‼︎」


俺は、転移魔法で逃げ出した。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


ふう、危機一髪だった。


さて、久しぶりに来たな。


扉を開ける。


「いらっしゃーい。」


「おっちゃん久しぶりー。」


「ん? ……………ッ⁉︎ なんだ、ヒロじゃねぇか。久しぶりだな。」


俺は今、豚腹亭に来ている。


「目的達成出来たから、家に帰るわ。」


「2年振りなんだ。泊まっていけ。

ついでに有り金全部置いてけ。」


「何言ってんだよ。金は大事だ。」


「んだよーったく、ケチな男はモテ無いぜ?」


「黙れ既婚者。」

そう、このおっちゃん、

なんと、既婚者なのだ。


「やーい、どーてーだ‼︎

どーてーが感染(うつ)るー‼︎」


「チクショウッ‼︎ 言い返せねえ‼︎

てか、童貞は感染(うつ)らねぇ‼︎

もういい‼︎ 帰る‼︎」


俺は、転移魔法で逃げ出した。


「もうちょっとぐらい、俺の暇潰しに付き合ってくれよ、ヒロ。」


人の居なくなった玄関口で、店主の独り言が木霊した。


「あなた、またお客さんをからかったの?」


「い、いや、からかってなんかいないよ。」


「問答無用‼︎ 悪・即・斬‼︎」


「止めて‼︎

店内でハルバード振り回さないで‼︎」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


はぁ、俺に味方は居ないのか?


「ん? 邪神を倒した様だな。」


「あ、魔王様、久し振り。

邪神はボコボコにしたよ。

それと、洗脳も解けてた。」


「そうか、感謝する。」


「んじゃ。

またいつか、どこかで会おうな。」


「そうだな。暫しの別れだ。」


「じゃ、元気でな。

ちびっ子達に、宜しく伝えておけよ。」


「あぁ。」


さて、次が最後だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


王城、召喚の魔方陣の上に着いた。


さて、召喚の魔方陣を解析しますか。

………………………………うん。

解析終了。


さて、クラスメート達に挨拶するか。

丁度玉座の間に居ることだし。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


バタン‼︎


「たっだいまー‼︎

そしてお久しぶりー‼︎」


扉の前の騎士を無視し、扉を開けて玉座の間に特攻を仕掛ける。


「あっ、ヒロ、丁度いいタイミングで来たんだね。大川が呼んでるよ(笑)。」


「え"?」


その時、ガシッと肩を掴まれる。

何⁉︎ いつの間に俺の背後を⁉︎



「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィロォォォォォォォォォォォォォォォくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん‼︎ あぁぁぁぁぁそびぃぃぃぃぃぃぃぃましょぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」


あぁ、俺の人生はここまでか。

麗那…………スマン。

俺は、ここで眠る様だ。


「な、何して遊びましょう?」

俺は大川に、恐る恐る聞く。


「チョット付き合って?」


俺は首を掴まれ、


「おわ⁉︎」


異空間に放り込まれた。


「フタリッキリデ、ハナソウネ?」


その後の事は、よく思い出せない。

いや、思い出さない方がいいだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーー


その後、なんやかんやあり国王の話を聞いて、今、俺たち勇者は送還の魔方陣の前に立っている。


……え?

いじめられっ子はどうしたって?

なんか奴隷ハーレムを作ろうと頑張ったらしいが、奴隷に信頼を伝える為に首輪を外したら、寝首を掻かれて死んだらしいよ?


まぁ、性格がクソだったから、

別にいいんじゃない?

そんなもんだ。


「俺は……ここに残る。」

誰かが、ポツリと呟いた。


「私も。」

また1人、呟いた。


「なんで? なんで帰らないの?」

誰かが、そう聞く。


「だって、勉強メンドイ。それに比べたら冒険者をやってる方が、何倍も楽しい。」


ふーん。そうか。

その後みんな話し合い、結果、誰も帰らない事になった。


あらら、流石にこれは予想外。


ま、俺には関係ない。


その後みんなは、思い思いに行動した。


北に行く者。

西に行く者。

東に行く者。

南に行く者。


様々だ。

だが、みんな、共通してあるものを持っていた。


それは………………………………


ーーーーーーーーーーーーーーーー


さて、帰りますか。


俺はこの世界で、一通りの事を学んだ。

農業、漁業、鍛治、薬剤調合……などなど、沢山学んだ。

これだけ学べば、もう十分だろう。


帰るの遅くなっちゃったし、どうせなら脅かせてやるか。


肉体を変化させ変身し、服も着替える。

フフフフフ、麗那の奴、絶対驚くだろうな。もしかしたら、目玉が飛び出ちゃうかもな。ククククク。


そんな事を考えながら、俺は麗那のいる世界へ転移した。

ここまでお読み頂きありがとうございました

誤字脱字指摘、アドバイス、評価感想等

お待ちしております。


「終わった‼︎ 第2部完‼︎」


という事なので、暫く休むかもしれません。

いや、休むでしょう。

詳しい事は、活動報告を見てください。

お願いします。

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