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娘よ、大志を抱け  作者: 匿名社員
チートだけど異世界でスローライフを送るために死ぬ気で努力してみる(仮) 第2章ー異世界旅行?編ー
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第25話 クラス転移編-冒険者

調子に乗って、今日も投稿

今回

主人公→勇者→主人公

で目線が変わります。




以下読みたい人はどうぞ


みんな、落ち着いて聞いてくれ。

ーなんだ?


昨日のポイントは覚えてるか?

ーあぁ、5400ぐらいだろう?


1日経った今はどうだ?

ー5712……だと⁉︎ 何があった⁉︎


ポイントが沢山入って嬉しい反面、作者は小心者なので、怖くてビクビクしてます。

ポイントが入った要因としては、

①のじゃロリポイント乞食


②普通に面白かった


③日間1位にして、

作者のメンタルへし折ってやろうぜwww


ー②はあり得ないな……じゃあ、


あぁ、①が有力だ。

あの時のテンションをどうにかしたい。

ー乞食なんて最初からするな


いや、ポイントが入るとは思わなかった。

だって、あんな簡単に入るなんて、

思わないだろう?

ーだとしてもだ。


ん?これってもしかして、上げてから下げる作戦なんじゃ……?

ギルドに帰ってきた。

人が少なかったので、直ぐに俺の順番になった。


買い取り専門の受付に、戦利品を出す。


「頼む。」


「はいはい、清算してきますね」


待つ事数分。


「はい、素材の損傷が少なかったのでこのくらいです。それと、報酬金です。」


金を渡される。


「どうも。」

懐に入れたと見せかけ、アイテムボックスに入れ、買い取り専門のギルドを出る。


どこか、いい宿屋は無いかな。

ここは、人に聞くべきだな。

おっさんに聞くか。


依頼を受けられる方のギルドに入り、おっさんを探す。


おっ、居た。


「なぁ、ちょっといいか? 飯の美味い宿屋知らないか?」

近づいて行き、おっさんに聞く。


「ギルドを出て右に曲がった後、2つ目の右の曲がり道にある宿屋が良いでしょう。

『豚腹亭』と言う名前です。」


身振り手振りを加えて、懇切丁寧に教えてくれた。


「教えてくれて、あんがとな。」

おっさんに礼を言い、ギルドから出る。


飯楽しみだなぁ。

そんな事を考えながら宿屋へ向かう。

自然と歩く速度が上がってしまう。

やっぱ、飯って大事だな。


そんな事を考えながら歩く事数分後、宿屋を見つけた。


『豚腹亭』


木造の宿屋だ。


五階建てか…………やっぱ高いな。


扉を開ける。


「あいらっしゃーい。」


30代であろう男が左の受付に居た。


「一泊しても大丈夫ですか?」


「問題無い。個室か? 雑魚寝か?飯は要るか?」


「個室で。飯は、今日の夜と、明日の朝の分を頼んます。」


「了解。」


男は、帳簿に記録を付けている。


「値段はこのくらいだ。」

男が紙に書いた値段を見せる。


「使えるか?」

俺はギルドカードを見せる。


「ほー、Sランクか。………………んじゃ、割引でこんくらいだ。」


値段を見ると、7割引になっていた。


「はいよ。」


男に金を渡す。


「まいど。ところで兄ちゃん。」


「なんですか?」


「武器は使わないのか?」


「肉体が武器です。」


「ほーお。俺、これでも一応元SSランクでさ、無手で戦ってたんだよ。

だから、手合わせしてくれないか?」


「いいですよ。でも、我流なので、出来れば技術を教わりたいんだけど。」


「おお、いいぞ。やっぱ剣より拳だよな。」


「ですよね‼︎ やっぱ、拳ですよね‼︎

剣と違って、細かい動きが出来ますしね‼︎」


「おうともよ‼︎」


意気投合したので宿代が無料になり、しばらく技術を磨く事になった。


飯は美味かった。まさか唐揚げを食べれるとは、夢にも思わなかったな。


先代勇者…………グッジョブ‼︎


ーーーーーーーーーーーーーーーー


2週間後


「もう、俺がお前に教える事は無い。」


「はい。」


「お前の拳は必殺必中だ。自然体からのアレでも速いが………………『アレ』を使えば更に疾くなっただろう?」


「確かに、面白いぐらい疾くなりました。」


「さ、お前の目的の為、もう旅に出るべきだ。」


「お世話になりました‼︎」

綺麗に、90°に腰を折る。


「何を言う。俺の技を使える奴が出来たんだ。俺も嬉しい。

ほら、未練が出来る前に、さっさと行け。」


「はい‼︎」


俺は、満腹亭から出た。


さて、邪神をボコボコにする為、また海を渡るか。


……………………………徒歩で。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「フッ‼︎」


「がァァァァァァァ‼︎」


魔獣が断末魔を上げ、生き絶える。


「これで、依頼達成か。」


剣を振り、血を払い落とす。


「さすが相原。簡単に殺したな。」


「何度も殺してればそりゃ慣れるさ。」


友人の皮肉に、そう返す。


そりゃそうだ。

ちょっと前まで、死とは無関係に近い世界に居たんだ。

だが、友人のヒロが迷宮で死んだ。

そこでみんな、ここがゲームでは無い現実だ、と、確認した。


だが、


「……………なぁ。」


「なんだ?」


「ヒロが死んだと思うか?」


「思わない。」


「生きてるでしょ。」


「思わないな。あいつは悪足掻きが大好きな奴だ。死ぬ時は、絶対に誰かを道連れにする様な奴だ。唯では死なないやつだ。あれで死ぬとは思えない。

魔力を弾力性のある様に変えて身体を覆い、落下の衝撃を吸収する………なんて事をして、生きてるだろうな。」


「凄い具体的だけど、そうだろうなぁ。死んでるとは思えないんだよなぁ。」


ヒロが死んだ時、みんな動揺した。

まさか、こんなにも早く人が死ぬとは思えなかったんだろう。まだ、頭の中では平和ボケしていたという事だろう。


だが、ヒロが死んでからしばらく経って、クラスメートが冷静になった時、全員がある答えに辿り着いた…………いや、辿り着かざるを得なかった。


あいつがそう簡単に死ぬ訳が無い。


絶対、俺たちを脅かす準備をしている。


絶対、強くなって帰って来る。


もしかしたら、魔王も倒しているかもしれない。


そう、確信した。


「ま、Bランクに上げるのが最初の目標だな。」


「だな、経験を積み、要塞都市『ハギュード』で完成に近づける。」


「海を渡ったら、もっと強い奴が出てくるんだろうなぁ。」


「そこでも実戦経験を積む。絶対に、誰も死なずに生きて帰る。

作戦は、『命だいじに』だ。」


「あぁ、そうだな。人生1回こっきりだ。あのおっさん騎士がよく言ってた。」


陽気なおっさん騎士が、頭に浮かぶ。

ヒロが死んだ時も、慰めてくれた。

訓練も無理強いせず、しばらく休みになった。


「あのおっさん、いい奴だよな。」


「あれで若かったら、モテたんだろうなぁ。」


「でも、年齢のせいで女子から1歩下がられてるんだよなぁ。」


「可哀想になぁ(笑)」


友人達と笑いながら、今日も冒険者としての仕事と勇者の仕事、2つをこなす。


「はぁ、でもやっぱりメンドクセェ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


さて、海を渡るか。


Aの森は殺気をばら撒いたお陰で、エンカウントせずに真っ直ぐ突っ切って行けた。


新技のお披露目だ。


「空中歩行‼︎」


やる事は簡単。


音速で空気を蹴る。


それだけ。


意外と進めるが、やっぱり足場がある方が速い。まぁ、慣れればもっと速度が上がるだろう。


ついでで魔力に殺気を乗せ、周りにばら撒く。


「オラオラオラオラ‼︎

冒険者様のお通りだぁぁぁぁぁ‼︎」


殺気で海のモンスターは逃げていく。


そんな中、俺は海の上を爆走する。


側から見れば、

バイク無しの暴走族だった。


………………………………………………………………………………

…………………………………

……………………………

………………………

……………………

……………

………


「やっぱ、自重しよう。」


早めに気付いて良かった。


一生物の黒歴史になるところだった。


誰かに見られていたら、悶え死んでいただろう。

ここまでお読み頂きありがとうございました

誤字脱字指摘、アドバイス、評価感想等

お待ちしております。


今回、ダイジェストばっかり。


PV720000越え

ユニーク100000越え

ありがとうございます‼︎


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