第14話 クラス転移編
人との会話を書くと、こんなにも簡単に文章量が増える…………。
このクラス転移編では、
技術チートになってもらいます。
それでは、
一味違った転移もの、開幕‼︎
ちなみに、
主人公の身体能力は変わりありません。
つまり、
「ドラゴンだ‼︎」
主人公殴る
パァン‼︎
ドラゴン爆ぜる
たぶん魔王も貪れるでしょう(白目)
「勇者様‼︎
どうか我々をお救い下さい‼︎」
周りに魔法使いっぽい人たちがいる中、聖女みたいな人が言う。
身長は170ぐらいだろう。
汗だくで身体のラインが出てる。
…………エロいな。
おπと腰、尻が強調されてる。
おπは…………並みより大きめ?
《………………は?》
俺以外、
クラスメイト全員の声がハモった。
てか、なんでこのタイミングでクラス転移なんだよ………………神様のアホ‼︎
「えっと、
意味が分からないのですが。」
お、あいつはクラス転移の要、
イケメンの相川 祐磨。
ハーレム(笑)もいる。
サッカー部の部長だ。
でも、
「部長ダリィ。
なんで俺がやんないといけないんだよ。」
といっていた。
女子が話しているのを聞いて、
「声高くて煩い」
と言っていた。
オマケに、正義感も無い。
毒舌腹黒イケメンだ。
爽やかさの欠片も無い。
「いやいや、俺はなんでヒロのパジャマがボロボロなのか気になるんだが。あと、遅刻の理由。」
「確かに。」
「あの〜、私共n……。」
「なんでそんなボロボロなんだ?」
「気になるなぁ〜。」
「なんで遅刻?」
スルースキルパネェ‼︎
「いやぁ、さぁ、洗濯物飛ばされてさあ、母さんに頼まれて家の近くの山まで取りに行ったらこうなった。しかも、俺の布団。」
即座に反応。
嘘をつく。
「あの〜、私共の話を聞いて頂k」
「大変だったな。」
「ざまぁww」
「それで遅刻とかマジウケるwww」
スルースキルパネェ‼︎
てか、そろそろ話聞いてやれよ。
若干涙目だぞ。
まぁ、それはそれで、加虐心をそそられて、ゾクゾクしていいけど。
「あの〜、
私共の話を聞いて頂きたいのですが……。」
「あ、はい。
すみませんでした。どうぞ。」
友人の1人が言う。
やっと聞いたか。
だが、
フフフフフフフフフフフフ
奴らの初っ端のペースは挫いた
まぁ、結局はテンプレだけどな。
「……オホン。改めまして。
勇者様方、
どうか私達をお救い下さい。
どうか、お話だけでもお聞き下さい。」
若干涙目の聖女様(笑)が言う。
今、俺たちは蝋燭が灯り、足下には魔方陣、石で出来た個室の中にいる。
周りには、聖女様(笑)以外にも、魔法使いっぽい人たちがいる。
その人達は、
「やった‼︎成功した‼︎」
と大喜びだ。
女子は一箇所に集まって不安そうにしている。
男子は…………うん。
一部呑気。
一部ガクブル。
一部歓喜。
チートはないぞ、アホども。
世の中そこまで甘くない。
「……とりあえず、話だけ聞こうか。」
「そだね。意味分からんし。」
「下に魔方陣で気づいたらここにいる。周りみんな外人。
拉致じゃ、ちょっと無理があるかも。」
「勇者様方、どうぞこちらへ。」
聖女様(笑)が扉を開く。
扉の向こうには、騎士団っぽい人達がいて、聖女様(笑)についていく俺たちの周りを取り囲む。
そりゃそうだろうな。
このタイミングで逃げられたり、反抗されたりしたら困るよな。
重要な戦力だからな。
逃げられたら困るよな。
てか、威圧感凄いから止めとけ。
女子涙目だぞ。
なんか一部の女子が、
『俺の性剣を見てどう思う?』
『凄く…………大きいです。』
なんてやり取りしてキャーキャー言ってるが、多分気のせいだろう。
そんなこんなで、大きく、豪奢な扉の前まで辿り着いた。
「これから君達には、この国の王と謁見してもらう事になっている。不遜な態度を取らぬように。」
「あのー、つまり、どうすればいいんですか?謁見の時の態度とか知らないんですが。」
友人が言う。
「そんな事も知らぬのか。
全く、こんな奴らにこの世界を託すというのか。」
声的にもまだ若く、青臭い騎士が答える。若僧が、粋がるんじゃない。
いいだろう
チョットいじめちゃお♪
「じゃあ、逆に聞くけどさぁ、
お前らは日本語って知ってる?
話せる?」
「なんだそれは、知っている訳が無いだろう。必要ないからな。知る必要も無い。」
「それと同じだよクソ虫。
必要ないから知らない。
………というか、そんな事しか考え付かない奴に、重要人の警護なんて務まるの?
ねぇねぇ、いつ、どんな時、どんな風に襲われるかを考えてたら、あらゆる事に対応できるように、あらゆる事を勉強して、練習をすると思うよ?
ねぇねぇ、今どんな気持ち?
俺達を侮辱した筈が、自分達も侮辱してるって気付いて、どんな気持ち?
明らかな格下に口喧嘩に負けて、
尚且つ自虐してるって気付いてどんな気持ち?」
「クッ、貴様ァァア‼︎ 言わせておけば‼︎」
騎士様(爆笑)プルプルしてるwwww
マジウケるwwwwwww
シャキッ
おっ、剣抜いたね。
俺の身体能力は、依然変わりなし。
つまり、
コ ノ ゴ ミ ム シ ガ
イ ツ デ モ コ ロ セ ル ヨ ?
でも、流石に不味いと思ったのか。
「ハハハ、そのくらいで勘弁してやってくれ。」
流石叔父様。
この手の事に慣れていらっしゃる。
オッさん騎士流石。
「まぁ、名誉挽回出来たし、あんたらを侮辱出来たから、目的は達成出来たよ。
勿論、怒りの矛先はその騎士様にぶつけてね?あの騎士様が俺達を格下だと油断した結果だからね?
ちゃんと調教して首輪を繋いどかないと、犬が周りに迷惑かけますよ?
こういう奴は、ちゃんと調教しないと学習しないアホ犬の類ですからね?」
ヤバイ
楽しすぎる
「そ、そうだな。」
苦笑いをしているが、気のせいだろう。
友人が
「足を引っ張るどころか、
足齧っちゃうかもなwww」
と言う。
俺達男子爆笑
騎士様心当たりがあるのか、
若干イラついている様子。
友人が
「流石ヒロ。あの騎士様(笑)と騎士様との溝を深めた。」
と言う。
へへへへへ、楽しすぎるぜ‼︎
「大分緊張感解れたな。」
「ま、失礼のならないように全力を尽くせばいいよな?」
オッさん騎士がタイミングを見計らったのか、
「王様はこの中だ。
ま、失礼の無いように頑張れ。」
と言う。
ギギギギギギギギ
俺たちの中で一番背の高い奴の倍ぐらいはありそうな豪奢な扉が開く。
ここまでお読み頂きありがとうございました
誤字脱字指摘、アドバイス、評価感想等
お待ちしております。
ちなみに、キレた騎士はよくある頭デッカチの野郎です。イケメソです。爆ぜろ‼︎
実力があるから下に見てます。
それと、
魔法の詠唱が思いつかない。
なんであんなに思い付くのか不思議