第10話 修行編
ひゃっはー‼︎
今日は投稿するぞー‼︎
沢山投稿するぞー‼︎
1話の文章量が少ないなら、
沢山投稿すればいいじゃない‼︎
あの後、
どうにかして梨先輩の怒りを鎮めた。
………………………………代償として、右腕が吹っ飛んで行ったが…………。
まぁ、それは置いといて。
今、俺たちは平原を走っている。
但し、…………………………音速で。
「やっぱり、音速は早いなぁー。」
『そうですね。速いですね。
まるで、風になった気分です。』
今、俺はズタボロのパジャマを着ている。
え?
空気抵抗?
風魔法で風の膜を張りつつ、服を魔力の鎧でコーティングしてるのさ‼︎
これ以上はきっとボロボロにはならない‼︎
梨の方は梨の皮を着ているので、
体型は分からないが、ダボダボだ。
背中には、「萌」と書いてある。
\イミガワカラナイヨ/
そんな奴らが平原を音速で走って、
恐竜を轢き逃げしている。
勿論、恐竜はミンチになって、
非常に食べやすくなっております。
さて、そんな奴らが平原を音速で走っているのを客観的に見てどう思う?
……あっ、俺、死んだ………。
きっと、そう思うだろう………。
だって、ティラノサウルスが悟ったような顔して俺たちに轢かれたんだぜ?
これはちょっと可哀想だ。
そんなこんなで走り回って、
結構経った。
時間は気にしていない。
「………なぁ。」
『…………はい。』
「ここってさぁ……。」
『……………はい。』
「無人島だったんだな…………。」
『…………みたいですね。』
そう、ここは無人島だった。
クッソ広いのに、無人島。
てか、大陸。
化け物がわんさか居る無人島。
てか、大陸。
………ここ、絶対始まりの森じゃ、
無い‼︎
「ハァ〜、海渡るのか……。」
『私、多分泳げませんよ?』
「………そうか。そーいや、お前の名前なんだ?」
疑問に思い、聞いてみた。
かなり時間が経っているのに、
今聞くという……………。
『あっ、名前有りませんよ?』
「んじゃ、俺がつけてやるよ。」
『本当ですか?
ありがとうございます。』
さて、どんな名前がいいか。
梨
毒
栄養豊富
ツンデレ
天邪鬼
筋肉マッチョ
ポーカー
………………うーん。
美麗
…………………?
「麗那……ってのはどうだ?」
『いんじゃないですか?』
「んじゃ、麗那に決定だな。」
という訳で、梨→麗那になった。
『ところで、あなたのお名前は?』
「そういや、言ってなかったな。
……ヒロユキだ。
呼ぶ時は、あだ名の『キリ』でも、『ヒロ』でもいいぞ。」
『じゃあ、
「ヒロ」って呼びますね。』
「……で、どうやって旅する?」
『空を走りますか?……あっ‼︎』
『「それだ‼︎」』
空を走る事になった。
『「位置に着いて、
よーい、ドン‼︎」』
ドパン‼︎
さぁ、只今、両者ともに魔力で足場をつくり、海の上、つまり、
空を走っております。
水飛沫が凄い上がっております。
時々、シャチサイズの海蛇が口を開けて飲み込もうとしますが、蹴飛ばして頭を爆散させております。
「…なぁ、思ったんだけどさ。」
『何でしょう?』
「どれ位走れば良いのかな?」
『…………………。』
「止めて‼︎
せめて一言でいいから何か話して‼︎
お願い‼︎」
『…………………………1ヶ月?』
「あぁ、樹海に帰りたい。」
『男がそんな弱音を吐いちゃいけません‼︎』
「えー。」
頑張って、大陸を見つけよう……。
地図
ここまでお読み頂きありがとうございました
誤字脱字指摘、アドバイス、評価感想等
お待ちしております。
多分これで第1章終わりです。
暫く、ネタ投稿。