平行宇宙編AMラジオ「Amikana & Mika」:第35回「技の1号、発見?」
<ここでご報告があります>
「はい。何でしょう?」
<『アミカナ1・2を探せ』に動きがありまして。有力情報を入手しました>
「お! 凄い! さすがAMラジオのリスナー」
<で、送られてきたメッセージですが、『アミカナさん、ミカさん。技の1号と思われる人物を発見しました!』>
「いや、技の1号じゃなくて、アミカナ1ね」
<『写真を貼付します』>
「ああ、ありがとう。でも、盗撮はダメよ」
<で、写真がこれなんですが……>
「いやいや! 若すぎるでしょ! ラキシス機関入った時、二十歳超えてたよね?」
<まあ、そうだけど……似てはいるよね>
「ああ……瞳も青いし……」
<で、追加情報がありまして、『この学生、裏では金属製の剣玉を振り回して、悪人を成敗しているという噂も……』だって!>
「何それ? アミでもミカでもカナでもなくて、サキじゃん」
<また古いネタを。サキは剣玉じゃないから>
「いや、これどうなのかな?」
<で、もう一人、別の方から送られてきたメッセージです。『アミカナさん、ミカさん。力の2号と思われる人物を発見しました!』>
「いや、アミカナ2ね」
<『写真を貼付します』ということで、これがそうなんですが……>
「いやいや! これ絶対使い回してるでしょ! 構図とか、さっきのと完全に一緒じゃん!」
<でも、スカーフの色が……>
「そんなの今時AIで何とでもできるから!」
<でも、二代目と同じ位置にほくろがあるし、やっぱり2号なんじゃない?>
「いや、何で? しかも、ほくろ逆だし」
<てかさ、何か使命を帯びてるなら、留年を繰り返して、高校に留まってる可能性も>
「いや、だから何で?」
<潜入捜査中なら、あまり触れない方が……>
「あーもう! この番組では、引き続きアミカナ1・2に関する情報をお待ちしております。ガセネタじゃない情報ね!」
<いや、これ、ガセじゃないかも知れないから……>
「2号が出てきた時点でガセだわ!」
<アミカナ2ね>
「もうどっちでもいい! 曲行こ!」
<では、ここで曲に参りましょう。アミカナ5で、『Weiße Flamme』>




