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5話 ハッピースレイブ

アル

「当時の人にとっては、それが唯一の救いであり、生きる意味だったのではないか?」


アル

「この過去の大戦もそうだが、戦後の時代は個人で得られる情報は限られてる。個の淘汰もそうだが情報の淘汰も…」


アル

「限られた情報では真実では無くても真実になるしかないのか。勇者を夢見て淘汰されるのを名誉と本心で…」


アル

「本心からなので強制ではない…。むしろ積極的に淘汰されようと我こそはと笑顔で突き進む…それが幸せだと…」


アル

「自分ではないみんなの為に役立つのなら本望と本気で皆そう思っていた、そう思うしかなかったのか…」


アル

「本心、本望は虚実か?本心から天に召されたい奴なんていない、と切り捨てるのは…。しかし、情報の淘汰によって「命を捧げるのが名誉だ」と信じ切った時、その心に宿った熱い想いは、本物の本望、になってしまう。この偽物から生まれた本物は…」


アル

「平和な時の価値観で過去の「善悪」を裁けるのか…?」


アル

「安全な場所から「ひどい」「洗脳されてかわいそう」とするのは簡単だ、だが当時の極限状態にいた人たちにとっては、それが唯一の「希望」であり「システム」だった…」


アル

「これを悪いだとか、いけないことだとか、洗脳だとか、しかし、その当時の人にとっては…」



【救済・希望・幸せ・善悪・本心・本望・価値観】



【人柱】



人柱は悲しいよね


でも、人柱本人が『幸せだ』と笑っていたら、お前はどう思う?


———


続く


———

読んでいただきありがとうございます!

もしも少しでも面白いと思っていただけましたら評価やブックマークや感想などいただけると嬉しすぎますので是非お願いします!

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