1話 夢幻 あの日のあの時
<魔法交換手の館♪>
無数のロウソクに火がついてる室内
魔法使い トアル
「そう、この魔法は色んな人の声が聞こえるの♪中には声に出してない声も…ちょっと使ってみちゃう?」
?
「本物の勇者の英雄になろう♪」
?
「勇者候補生は98戦線に送られ帰還できたものは英雄であり真の勇者である!この名誉は何物にも変えられないものである!」
?
「お!これがあの英雄勇者ヒトの銅像か!くうー!かっけえー!おれもなりてえー!銅像立ててもらえるように戦いまくるぞー!」
?
「諦めずに頑張って努力し続ければいつか必ず夢は叶う!」
ろうそくの火が揺れている
火が消え暗闇になる
暗転
<街道>
顔に傷跡
ナナシ
「マジ?それなら平和じゃん!行こうぜ!俺達もうなんもないんだからさ!」
顔に傷跡
ヒトロクマル
「よっしゃー!いこいこ!なんでも夢を叶えてくれる魔法使いいるなんて!」
少年
ムッチャコ
「その前になんか集めないと会えないんだぞ」
ナナシ・ヒトロクマル
「へ?マジン…」
少女
アソナヤ
「マジにょー」
陽気な女性の声
「ユー達!やーっとみーつけましたよ!」
ビシッ!
振り返ると軍服の女性がポーズを決め指差していた
ナナシ
「…誰だお前…」
マーガン
「マーガン少尉でーっす!」
ナナシ
「マーガン少尉ー!顔ズタズタで分からなかったー♪」
マーガン
「あは!でっしょー!先の大戦でやられちったー!でも顔バレしないから良い方、マジ重宝♡」
ナナシは真顔
ナナシ
「…検閲させていただきます…」
マーガンも真顔
マーガン
「…夢幻…」
【夢幻】
———
続く
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