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青色  作者: りょく
2/2

疑問











「おはよう」


リンは少し気を使いながら話しかけてきた

「おはよう」

「ねぇ、それ大丈夫なの?」

大きな絆創膏の貼ってあるぷっくりと腫れたトーイの頬を指さしながら言った

「ぁあ。大丈夫だよ。こんなのすぐ良くなる」

昨日の事件は学校中に広まっていた。廊下を歩くたびに視線を感じた。


「トーイ謹慎にならなかったの!?」

メイが言う

「あんなにぼっこぼこだったのに!!」

とても不愉快だった。自分はまるで試合でも見ていたような口ぶりにトーイは少し腹がたった。

「とりあえず、ってさ。どっちもどっちって言われたけどね。一応警察には行ったけどさ。」

へえ~っとリンも言った。

「でも次はないって」少し笑って見せた

そりゃね!とメイも笑った



「トーイ君は勉強できるしねぇ」

前日にとったアンケートを見ながらトーイの担任は言った

「そうですか」

「うん。このまんまいったら期待できるよ。なにか将来の夢とかは?」

将来の夢、そういうのにはあまり興味はなかった

「…医療関係の仕事ですかね……」

「へ~~~意外。でもそっか、人を助けたいんだね~」

人を助けたい、とは

「そうですね。」

うんうんと男はうなずいた。

人を助けたいのか。自分は。人を助けるというものは何なのか。

それから二人は話を終えた







たまに思うことがある。自分は何故ここにいるのか。世にはびこっている人間とは何なのか。

曇った空を見上げた

命とは。性とは。なんなのだろう。生きるとは、何なのだろう。ただ一つだけ知っている、死は真っ暗だ




「またトーイって人喧嘩したって!!!」

「まじか」

「あれでしょ?今度はこの学校じゃないんでしょ?」

「まあそうらしいけど」


「トーイ…また喧嘩したんだね」

リンが言った

「ねーだから今日いないんだね。つーかトーイって人って感じしないよね」

「あー…ちょっと分かるかも。」

そういってリンは笑った





痛い

痛い痛い


ふと我に返った。ぶるぶると体が震えていた。

「…あ」

左手首に痛みとジーンという熱さを感じ見てみると血が出ていた。

くだらない、と小さくため息を吐いた。それから止血をしてできる限りの手当をした








次回は進級しちゃおっかな~~~っておもってます。おばばの登場は次回はないかも。おばばはきっと中3にならないとでてこないよ!!!!そしてそのあとは一度しか登場しませんさよならおばば。ところでトーイくんとは私は友達になれそうにないです。ゆっくり過去明かしていきますよお!!そしておばばは過去にもでない!!

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