表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

地下室に住むもの

これは僕が清掃会社に勤めていた時の出来事です。

ある年の夏、管理会社から1件のマンションの清掃を委託されました。

そのマンションはコンクリート構造で築数十年経っているだろう構造でした。

下見を来た際、管理会社の方から


「この建物には地下がありますがそこは清掃しなくて大丈夫です」


と言われました。

よくよく見てみると地下に通じる薄暗い階段があり少し覗き込むと非常灯の灯りだけがあり埃っぽい感じでした。

その時僕達は特に気にして居ませんでした。

そして清掃作業当日、建物内を清掃していると同僚の一人青木さんが


「この地下室嫌な感じするな」


と言いました。

他の従業員も口々に


「薄暗くて変だよね」

「清掃しなくていいって謎」


と言いました。

僕もちょっと気になっていましたが階段には鎖で立ち入り禁止のようにされていたのでその日は何もせず終わりました。


翌日、清掃作業の続きに行くと鎖が外されていました。

管理会社の人が付け忘れたのかな? と思いましたが青木さんが


「チラシが踊り場に落ちてるけど拾った方が良いのかな?」


と言い始めました。

見ると踊り場には数枚のチラシが落ちていました。

正直入らなくて良いと言われているのでそのままでいいと思いましたが別の同僚瀬川さんが


「私気になるのでチラシだけ取りに行きます」


そう言って踊り場まで降り、チラシを拾って戻ってきました。

瀬川さんが言うには踊り場まで行くと少し涼しさを感じたそうです。

そして何事もなく清掃も完了しました。

翌週会社に出勤すると瀬川さんが


「先週行ったマンション覚えてます? 地下室があった」

「覚えてるけどどうかしたの?」


瀬川さん曰く地下室まで降りた日の夜、幼稚園児の子供が急に熱を出してしまい、その子供が寝言で


「暑い……水が欲しい……」


と言っていたのですが部屋は冷房が効いていて水も飲んでいたので何かおかしいと思い知人の霊媒師に相談したそうです。

霊媒師は霊と会話が出来るそうであの日地下室から霊を連れて来ていて子供に移ったそうです。

その霊媒師さんが除霊をすると子供の熱は急に治まりました。


後日僕達全員は地下にはボイラー室があったことを知りました

実際にあった話を元に制作しました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ