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第30話:レイヴァス戦闘軍

早朝から元帥クラスの方からの通信魔導具の着信音が鳴り、出る。

「おはようございます。レイヴァス閣下」

「こちらこそおはようございます。ヴァルツ閣下、何用でしょうか?」

「いや〜簡単な話ですよ。陛下には既に承認を頂いている」

なんか嫌な予感がして、はぁ……と答えるしかなかった。

「単刀直入に言おう。要塞線包囲部隊100個師団をレイヴァス『中将』に預ける。さらにドルヴォーフにも説得してゴースト・イーグル連隊戦闘団も君の物だ。上手く使いたまえよ。そうそう、連邦は今資源が不足してるそうだ。戦略的に見れば有難いな。では、おやすみ」

自分がほとんど返すことなく通信が切られてしまう。

落ち着け、今のは軽い冗談かもしれない。いや、ハッキリ言って吐きそうなくらいに重たいが。

すぐに失礼を承知で陛下に通信をかける。

「んー?なんだぁー?まだ早朝だぞ。レイヴァス」

「お眠りのところすみません。ちょっと確認したいことが御座いまして……」

「つまらん話だったら切るぞー」

自分は深呼吸してから答える。

「自分が側面打撃軍の指揮官になったのは本当ですか?」

陛下はイタズラ心かあるいは本当にヴァルツ閣下のクソ重たい冗談だったか後者に期待を全ベッドする。

「……そうだ。私が承認した」

自分の賭けた期待は全て溶けました。

「あのぉ……どう言った経緯で?」

「簡単だ、お前が有能だからだ。なぁ?レイヴァス侍従長兼特務中将殿?」

フラつき、ベッドに一旦座って再度深呼吸をする。だが、この心臓に悪いドキドキが治まることはなく、陛下の次の言葉で崩壊した。

「レイヴァス戦闘軍だ。お前を指揮官とした陸海の統合任務部隊だ。建国史上初の統合任務部隊だ。期待しているぞ、あと通常業務も忘れるな。お前は私だけの侍従長なんだからな」

プツンと切れると受話器を落としてしまう。

あ……あぁ……

「そんな重たい任務……それに通常業務まで……吸血姫の執事は夜勤込みなのかよぉぉぉぉ!!!」

この時、新たに帝国建国以来初となる陸海統合部隊の編成が決まり、全責任を任された。

思わず朝から絶望した絶叫を出して、ベッドにひれ伏す。

それからしばらくして、ドアをノックする音が聞こえる。

コンコンコン

「ミラエスです。重大な事案が……」

「侍従長閣下兼特務中将は死にましたー」

「かしこまりました。陛下にお伝えします、さぞ絶望し、泣かれて遺体をボロボロにされるでしょうね」

急いで、飛び起き、ドアを開ける。

「生きていて何よりです」

ミラエスは飛びっきりの笑顔を見せる。

「それで、重大な事案とは?」

「その前にエスプレッソを飲みませんか?」

そうだ、これを飲まなければ何も始まらない朝の1杯は一日の1杯だ。

エスプレッソを飲み、普段より苦味を感じた。

「なぁ……ミラ……エス……眠」

視界が真っ暗になり、意識が落ちる。

次に目を覚ました時は陸軍らしい木製の会議室で、自分だけ少し豪華な椅子、周りの軍人さん達も大佐や准将クラス達だった。そして……

「なんで自分は椅子に縛りつけられてるのかな?」

「閣下が逃げないようにと思い、最善を尽くしました」

ミラエスが書類を見せてくれる。だが、こんな状態で見れるわけが無い。

「分かった、逃げないから縄を解いてくれ」

「逃げないっていう約束ですよ?」

「うん」

半ば怒り気味のうんが出た。多分人生で初だろう。

縄を解かれ、書類を見ると本当に2ヶ月半で戦争を仕掛けるというものだった。

その時ミラエスが耳打ちする。彼らは皆、かなりプライドの高い軍人です。人間を舐めてますよと伝えてくる。

もう地獄の猛者を演じるしかないようだ。

「えーこほん。自分がレイヴァス戦闘軍指揮官レイヴァスだ。よく、神様は我々を見てらっしゃると言われますが、1番見ているのは……これからは自分です。あらゆる規則不順、命令違反、抗命行為は厳罰と処す。そしてここで断じて言わせてもらう。貴様らも夜勤込みだ!死ぬ気で働き、殺す気で訓練に励め!!死神のお仕事は我々が取って代わる。人の命が欲しいと死神が言えばお前の命を奪ってやる、それくらい……いや、それ以上の決意と覚悟を見せろ!!」

すると幹部達は全員「はっ!!」と敬礼し、自分もミラエスが差し出した帽子を被る。

「戦争教育の時間は始まったばかりだ」

あぁ……陛下やヘルシア閣下と恋愛をしようと画策していたのに……こんな事って……

再びミラエスが耳打ちする。

「要塞線を包囲殲滅できたら陛下が好きなお願いを叶えてくれるそうですよ。ヘルシア閣下もです」

自分の脳が冴え渡るのを感じた。

「大佐から意見を述べよ、最初の発言者だ。名誉だと思い、誇らしく語れ」

いつしか信頼や頼られるのがイヤになりこの国に来たがこの国のものの頼み方は独特かつ個性的で飽きない。恐らく本当に神がいれば自分は頼られる使命を与えられたのだろう。

そう思い、戦争計画の第1回レイヴァス戦闘軍作戦会議が始まった。


ご拝読感謝致します!そしてお疲れ様です!

さて、ついに30話を迎えました!ここで大発表をします。本日の執筆により、吸血姫の執筆シリーズseason1が完成しました!あと20話後半くらい続きますがよろしくお願いします!そして海外ドラマの交代放送みたいですね。次にやるのは前々から予告していた「この少女、僕が買います」をやります!なろうサイトでは空白地帯に近い現代軍事物ですがミリタリー好きやハーレム好きに刺さる内容となっております!もちろん簡単にハーレムが出来たりはしないので、自分の執筆能力で描く、主人公の少年兵が決める、少女達の価値にご期待ください!それでは、明日も元気にお過ごしください!

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