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エッセイ系

魔法使いあるある【ねーよ!】

作者: まい

 かなり散文です。

 まとまりが無く、とても雑です。 すみません。


 重ねて謝罪。 ジャンルが適切か分かりません。 ご迷惑をおかけしており、本当にすみません。

 とある異世界。


 この世界では、魔法の概念が存在する。


 そしてその魔法を使えるのは、女性だけであると言われている。


 もちろん素質の有無で、少数はどうしても使えない例外が出てくるのだが、そこは今回の話には関係無い。


 そして例外と言えば、一部の心が女性な方々も使えたりする例も有るが、基本的に一部の女性が持つ能力と言って良い。




 本題は、この世界の魔法を使うための条件である。


 ここでは杖など不要だ。


 だからと言って、素手や指輪なんかで使えるモノでもない。


 では、何があれば魔法は発動するのか?





~~~~~~



「みーちゃんママのそのウィッグ、完璧な化粧をしている様に見えるやつよね? 良いわねぇ」


「でしょ? でもゆーたママのエクステも良いじゃない。 アレでしょ? 体を花の香りで包んでくれる魔法が出せるエクステよね?」


 とある民家でふたりの女性が、仲が良さそうに会話をしていた。


 このふたりは少し聞いただけで推察(すいさつ)できる通りママ友とか言うやつで、しかもご近所さんであると判明して、こうして良くどちらかの家でおしゃべりをする様になっていた。


 ちなみにふたりは2人3人は子供がいて、その子育てで今一番忙しい時期である。


 つまりそれだけ年齢を重ねており、子供達と比較してしまい、どうしても年齢を意識してしまう場面が出て来てなにかと(へこ)む事もしばしば。


 そんなのもあってストレスが嫌でも溜まり、最近おしゃべりは頻度が上がっている。




 こんな文章だけで分かるだろう。


 エクステ(付け毛)ウィッグ(付け毛)である。


 この世界の魔法は、付け毛魔法である。


 エクステやウィッグの種類や素材や色で発動できる魔法が変わり、発動させるには付け毛を付けないといけない世界だ。


 そして、それ(ゆえ)に世の女性は悩みがどうしてもつきまとう部分がある。


 それは――――




「――――おかーさん! ()()()ばっかり褒めあって、訳わかんねーよ!」


「っ!! ゆーた! これはカツラじゃないの、ウィッグなのよ!!」


「頭から直接生えてない毛なんて、全部カツラじゃん! ウィッグとかエクステとか言ってるけど、カツラには変わりねーって!!」


「ゆーたっっ!!!」


 男性からの不理解。




 確かに、女性は毛が薄くなりにくい。


 だからカツラは必要ない。


 そう思われてしまうのだが、実際はストレスとかの要因で無くなったりしなくとも、薄くはなるのだ。


 しかしそれを見られたら「オンナなのにハゲてるーー!!」なんて不名誉が起きる。


 それを隠すのに、ウィッグは最適なのだ。


 決してハゲ隠しではない。 毛は有るのだから。


 そして頭を飾るという意味で、ウィッグもエクステもオシャレ道具である。





 そう! オシャレ道具なのだ!!


 しかも魔法コントロールが出来る!!



 物騒な魔法もあるが、自衛を意識する場面位しか用意しない。


 なので大抵使われるのは、生活が便利になるモノだ。


 使わない手は無いだろう。




 こんな便利で素晴らしい魔法なのだ!


 なのに何故(なぜ)魔法を使えない者達は「カツラ魔法だ」と口を(そろ)えてバカにする!


 付け毛魔法だと言っているだろうが!!




 と言うか、カツラは男性や芝居で使うものであって、普通の女性は()けません!





 この世界の魔法使い達は、世の偏見(へんけん)と常に戦っている。

 設定らしい設定無し。


 あるのはぼんやりした考え。

 ポリエステル製で、どぎついショッキングピンクのマッシュボブウィッグなら洗脳魔法、同色のロングツインテールなら呪い属性の魅了魔法。

 色も髪型も考えてないけど、自衛を意識する場面で全身スタンガン化魔法を使えるウィッグがあって、駅・電車内の女性はみんな同じウィッグを着けてて異様な光景になってる日常風景位。




なんとなく挿入してみた翻訳



「みーちゃんママのそのウィッグ、完璧な化粧をしている様に見えるやつよね? 良いわねぇ」

(他人と会うのに化粧してないってwww)


「でしょ? でもゆーたママのエクステも良いじゃない。 アレでしょ? 体を花の香りで包んでくれる魔法が出せるエクステよね?」

(体臭を魔法で誤魔化してるwww)



~~~~~~



蛇足


 デパートや大型スーパーの催事スペースでたまに見かける女性用のウィッグ体験会。


 それをふと思い出してネタにしてみました。


 正直自分は、ゆーた君側の人間です。


 昔はテレビCMで女性用カツラとか部分カツラとか言ってたのに、気付けばウィッグと呼び方が変わり、いつの間にかエクステとも呼ばれだし。

 オシャレ感とか最新さを演出するのに、言語違いの同じ意味を持つ単語を持ってきてるはずなのに「全く違うんだよ!」と主張したりするのも、訳分からん。


 拳銃はハンドガンだしピストルだし、同じものだろうに。

 カツラはカツラ。 ウィッグもカツラで良いんじゃないの?

 他にもズボンだのパンツだのスラックスだのを言い換えて言葉遊びしたり。


 アパレルとかアクセサリー、オシャレ・ファッションに関連する業界の感覚は本当に分からん。


 専門用語(笑)が次々変わっているのに、変わった所で指す物も定義も変わってない実に不思議なやつ。


 伝えるのには共通認識がある言葉の方が良いだろうに。


 なぜわざわざ新しく言葉を変更して「最新ファッションはこれだ!」とやりたがるのか?


 受け手はただただ混乱するだけじゃね?


 …………あー、アレか? 発信して影響力を見せ付けて、受け手を振り回して自身の影響力・情報発信力(引いては信頼度)がまだ有ると確認したいとかかな?


 うん。 マジで分からん。



 ですが今回はウィッグやエクステはカツラじゃない! の立場なら、自分はどう思うのだろうかと実験を。


 うん。 女性らしい考え方は、自分には難しいっすわ(遠い目)


 つーかもし自分が女性だったとしても、考えが自分のままなら間違いなくゆーた君側のままでしょうね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 子供の頃に男物でもジーパン、ジーンズ、デニムと名称が混乱するオサレ話をされて「?」となったことがあります。商品の種類や生地の名称と気付くまで『全部一緒じゃね?』と思ってました。 カツラは『…
[良い点] 理解不能を理解してみようとするその心意気や良し! [一言] 年齢と共に、出産と共に抜け毛が増える女性は多いです。 で、やっぱり女性でも髪の毛が少なくなると心理的に落ち着かない。 特に同窓…
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