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召喚勇者と七つの魔剣  作者: 蔭柚
第3章 悪魔との遭遇
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第35.5話 ゾーイ達が聞いちゃったとんでもない村のジジョウ

短いです。ゾーイ達が聞いた話なので、完全に会話形式です。


なお、出てくる「青年A」はケビン達3人組の残りの1人です。

ゴート「ケビン、どうしたんだ?わざわざこんな場所に来て……」


青年A「さっきの旅行者達か?」


ケビン「ああ、そうだ。あの護衛の1人……1番年上の男は、タダ者じゃなかった。おそらく軍人だ」


ゴート「ええっ!?な、なんで軍人が」


青年A「軍人上がりの傭兵とかじゃないのか?」


ケビン「いや、それにしては若いし、行動がきっちりしすぎている。正規の軍人の可能性が高い」


青年A「けど、それならなんであんな子供達と一緒に行動しているんだ?」


ケビン「おそらくだが、あの子供達も特殊兵だ。傭兵と言っていた3人はもちろん、小さい子供2人もそうだろう。そして、お嬢様と呼ばれていた女性が官吏だ」


青年A「つまり?」


ケビン「彼らは、俺達を警戒させないように潜入し、村の内情を探る特殊部隊だ」


ゴート「そんな、まさか……」


青年A「1年前のあれがバレたのか?」


ケビン「いや、完全にバレてはいないだろう。だが、疑いを持たれてはいるはずだ。でなければこんな村にあんな大人数で来るはずがない」


ゴート「ど、どうするんだよ」


青年A「バレたら俺達は終わりだぜ」


ケビン「大丈夫だ。あれが見つからない限り、俺達の事はバレっこない。そしてお前の隠蔽魔法は絶対ばれないはずだろ」


ゴート「あ、ああ、そうか。そうだよな。裏山に隠している交易品が見つからない限り、俺達のやったことなんてバレようがないよな」


青年A「おい!あまり口にするな!」


ゴート「あ、す、すまん」


ケビン「……一応確認するが、本当に大丈夫なんだろうな、お前の魔法は」


ゴート「ああ。それは大丈夫だ。俺の家系の光学偽装魔法は、魔法が使われていることを関知させない特殊な魔法だから。俺の家系の血が流れた魔法士でなければ感知できない」


ケビン「俺は魔法士じゃないから分からないんだが、どんなにすごい魔法士でも分からないのか?」


ゴート「どんなにすごい、と言われると微妙だが……。例えば、世界最高レベルの魔法士相手にも通じるかと言われると自信はない。噂に聞くネアン帝国のルキオール氏とか。理論的には分からないはずだが、俺の知らない魔法理論があるかもしれない。だが、この国のトップ魔法士レベルでは絶対大丈夫だ」


ケビン「ふん、なら、大丈夫か。奴等がどんなに精鋭でもこの国の軍人であることには変わりない」


青年A「だが、裏山を捜索されたくはないな」


ケビン「それはそうだ。光学偽装をしていても、洞窟の入り口は簡単な結界しかないわけだから、専門家の手で手当たり次第探されたら、最悪発見される可能性はある。……まあ、数日では無理だろうが。ギルバートは1年かかっても見つけられてないしな」


青年A「奴等が裏山を捜索すると言い出したらどうする?今日の話で、現場があそこだということは分かっているはずだ」


ケビン「何とか理由をつけて追い払うしかないな……まだ獣魔が出る、とでも言うか」


青年A「崖崩れが起きやすい、とかも良いかもな」


ゴート「じゃあ、光学偽装で少し崖崩れっぽい演出をしようか?」


ケビン「いや、下手に使うと光学偽装という存在がバレる可能性がある。やるなら実際に崖を崩そう」


青年A「今からか?」


ケビン「ああ。奴等が動くとしたら明日からだろう。その前に仕込んでおく必要がある」


ゴート「だが、そうすると、俺達も使いづらくなるが……」


ケビン「それは仕方がないだろう。ほとぼりが冷めてから復旧させれば良い。それまでは俺達もあそこには近付かないようにしよう」


青年A「それが良いな」


ケビン「よし、じゃあ早速行くぞ」


次の投稿は明後日の予定です。

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