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異世界ダンジョンテスター  作者: ダンマスその1
1週目
6/19

6日目

【6日目】



おはようございます……。

なんか身体がびくぅってなって起きました。

何が起きたの……?






侵入者らしいです。

さっきのびくぅってなるのは侵入者が現れたかららしいです。

もうちょっと別の方法は無いんですか……?


さて、今回の侵入者は………ほぅ、人間、しかも獣人ですか。

これは捕獲して情報を聞き出すべきですね。

狼は囲んで猿は…………起きろ。

お前俺が働こうとしてるのに呑気に寝てんじゃねぇよ。

早く逝け。






おかしい。

狼が一切攻撃しない。

てか、囲んではいるけど囲んでるだけだ。

包囲して逃がさないようにする意思が見えない。

これは売却案件か?

やっぱり獣は馬鹿だからはずれなのか?


「ふんっ、私は狼の獣人だから狼には襲われないのよ!残念だったわねダンジョンマスター!」


敵さんが教えてくれた。

ありがとう。

わんわんおを見てみると攻撃したくなさそうな顔をしてる。

なるほど……同族的なのを襲いたくないんだな?

しょうがないから許してあげよう。


「こんな猿程度で私を止められると思ってるのかしら?観念しなさい!」


うるさいな……。

こっちは寝不足なんだから大きな声を出すなよ……。

他人の家に勝手に入ってドヤ顔するとかお前何様だよ。


俺と狼は戦えないし猿は気絶してる。

どうするべきか……あ。


「抵抗するとひどいことになるぞ?」


「状況が分かってないのかしら?こっちが有利よ?」


「ここに普通の人間すら気絶するくらい臭い食べ物が入った缶詰がある」


「……………話しあいましょう」


ビンゴ!

狼の獣人だから普通の人間よりも鼻がいいと予想したけど正解だったらしい。

てか、俺もシュールストレミングスを開けるのは怖いんだけど。

このまま大人しくしてくれよ?


あ。


「シュコー……シュコー………これで俺は臭いが効かない」


「ちょっ……ひ、卑怯よ!」


「それじゃ………おやすみ」


プシュ  シュー


ガスマスクを付けてから開ける。

ちょっと膨張してたから怖かったけど、普通に開いた。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


侵入者の彼女は鼻を押さえ悶えている。

あと、狼もキャンキャン言いながら苦しんでいる。

そんなに臭いんだ……。


そして、俺以外全員気絶した。

最初から気絶していた猿、シュールストレミングスで気絶した狼と侵入者。

これで俺の勝ちだな。

てか、これ強過ぎない?

臭いに強いモンスター配置すれば無敵じゃない?

ちょっと最強の防衛手段が出来たかも。


捕獲用のアイテムが何か無いか探してたら隷属の首輪ってのがあった。

神が用意したアイテムらしく、装着したらダンジョンマスターの支配下におけるらしい。

デメリットは支配下に置いた事が原因でDPが手に入らない事。

………それくらいなら別にいいか。

女の子に首輪を装着………物凄い犯罪臭がする。


彼女を更にロープで縛り、動けなくする。

これでとりあえずは大丈夫でしょ。

眠いから寝る。


おやすみなさい。











おはようございます。

いつもの起床時刻より少し遅いけど、時間だけ見ればまだ朝だ。


軽めの朝ご飯を食べながらログを見る。

うん、夜中に起こされた案件以外は特に何も無いみたいだ。

…………ん?

隷属化する前に彼女が色々騒いでいたから感情値が入ると思ったけど、入ってない。

明日入るのか?

それとも隷属化したから入らないのか?

ここら辺も掲示板を見れば分かるんだろうけど……諦めるか。


彼女はまだ寝てるようだから畑に行く。

おぉ、今日も新芽が出ている。

成長が速くて毎日採取出来るとか助かるな……。

昨日と同じで水やり、採取、天日干しをする。

なんて健康的な生活なんだ……。


作業が終わるとお昼になった。

いい感じにお腹が空いたし、がっつり食べたい。

が、侵入者の女の子が起きてた。


「…………」


無言で凄い睨んでいる。

そっとガスマスクを付ける。

勢いよく土下座をする。

こっちにも土下座があるんだ……。


「シュコー……シュコー………」


「ゆ、許してください……」


ふむ……とりあえず、どこまで可能か調べるか。






どうやら隷属の首輪はかなり強力らしい。

こちらの命令を可能な限り従おうとする。

どれだけ本人が嫌がっても、身体が勝手に動く。

その証拠に、全裸で股を開いている彼女が凄い睨んでいる。


彼女のアソコに大人のおもちゃを挿入し、服を着させる。

もちろん、取りださないように命令してる。


お昼はがっつり食べる予定だったのでカツ丼を出す。

彼女……あ、名前聞いてなかった。


「名前は?」


「は?答えるとでも?」


「じゃあ、食事はこっちね」


彼女を気絶させた、シュールストレミングスの缶詰を渡す。

最初は気付かなかったようだが、手に取り、観察している途中で気付いた。


「こ、これって………」


「案外美味しいよ?」


「ひぃ……な、名乗ります!わ、私の名前はエーヴリルです」


「ん。素直な娘には同じモノを食べさせてあげよう」


「あ、ありがとうございます」


食べながら外の事を色々聞く。

どうやら文明のレベルは中世くらいらしい。

所々俺が居た世界以上の文明があったらしいが、大抵は自滅して滅んだらしい。

あまり便利になり過ぎるとまた国が滅んで技術が衰退するから国がある程度規制してるんだってさ。

まぁ、技術革新が起こった後は戦争に向かう事が多いから納得出来る。


ちなみに、食事に関してはかなりレベルに差がある。

王都に行けばカツ丼よりも美味しい物が食べれるけど、地方の村じゃ食事はまずい。

そして彼女は地方の村出身の貧乏人。

つまりはカツ丼程度で興奮し、がっつく。






食べた分は働く、当然だな。

午後は彼女が出来る事の確認と、俺に対する奉仕活動の仕込みをした。

俺だって男だ。

可愛い女の子がいるなら当然することはする。


余談だけど、獣人には発情期があるらしい。

けど、発情期に入る年齢じゃ既に理性で抑え込めるようになっているとか。

出来ないのは未熟者だけで、滅多に盛ったりしないらしい。

あと、発情期以外じゃ妊娠しないのもお得。


専用のベッドと彼女のベッドを購入し、1戦する。

その後のお風呂でも1戦。

今日はこの疲れが心地よい……。


おやすみなさい。






☆収支

[収入]

・デイリーボーナス+1000DP

・掲示板ボーナス+60000DP


[支出]

・DM変換-1000DP


[所持]

・121000DP


[魔物]

ウルフィー:40匹

モンキート:10匹

スライム:100匹





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