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またまた昔の
一中学生の頃
早々と さくらのちりし 四月の日に さくら色の花を見る
早々と 夏の色づく 田んぼみて
季節にも 別れを訃げる 初夏の日々
さくらと雪とは 混じりえぞ
春もまた 別れと言うが それでも春は 別れを 喜ばれぬ
人々の 哀しみをながす
二 空に肯定的
雲とは 目の前に近く 遠きものと しる夢の話をして
夕日の 伸びるあの冷たい道には 未だ辛さあり
いつかまた そんな事すら 言われない 別れた男を 刺し殺すなんてくうだらない
思い出よ 君は想い人か 敗北の 記憶すら蘇る 卒のアルバムを閉じ
「あったなぁ」「思い出したくもない」と昔で終わらせてくれる 過去は偉大かな
手に触れた そんなちっぽけが 嬉しかった初恋に 僕は
青き春と名を付けて
空よ 海よ 風よ 大地よ これからもよろしくと 笑顔で寝転んだ 曇り空の下で
中学生の頃、ノートに描いたやつをちょっと入れてみました。