表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

苺印のホラー作品

幻聴

掲載日:2016/08/22

 「こっち、こっち」

 木や花が身を揺らし、手招きをして呼んでいる。

 「後ろを見ないで。こっち、こっち」

 優しい声で呼んでいる。

 草を踏んで分ける音を聞きながら、呼ぶ声に耳を傾け、まゆを傾け。

 波の音が聞こえても、岬すら見えてこない。

 呼ぶ声は地鳴りに近づき、嵐が揺らす。

 言われた通りに進んでも、怒られてしまうのは何故だろう。

 もしも白い柵があったなら、それを飛び越し赤く染めたい。

 「こっちにこい、こっちにこい」

 狂った笑いに、騒めく森。

 パレットの上で混ぜた絵の具のような視界の先には、天国からの光。

 一歩を踏み出した時には、家族の泣き顔。

 「こっちにこい、こっちにこい」

 笑う太陽、見下しながら死を招く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 謎めいた展開。 [気になる点] 怖くない。 [一言] すみませんが、怖くないというか意味が分からなかったです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ