失楽園な世界で
掲載日:2026/05/19
ファンタジー作品の基礎「天使と悪魔」
資料集を作るのに、天使やら堕天使などについてを調べていると、考えさせられることがある。―― 「ひょっとして人類って堕天使の末裔なんじゃね?」と。
特に「七つの大罪」は「人間の特徴そのもの」で、人類愛を考えるのであれば、「うまく付き合うべき相手」は、こちらの方なのではないかとも。
失楽園。―― アダムとイヴは、知恵の樹の実(禁断の果実)を食べ、エデンから追放される。
彼らをそそのかしたのは、ヘビに憑依したサタンだが、知恵を得るのが罪であるのだとすれば、「白痴」こそが「神の調和」を意味するのか?
たしかに人類は、他の生物よりも智慧を得たことによって、この地球を破壊し続けている。そういって意味では「調和を乱す者=悪=人類」とすることも出来る。
神への信仰が、天界へと帰る踏み石なのだとすれば、宗教とは「再・白痴化のための装置」とも言い換えることが可能である(暴論)。
ただ、現在の風景を見ていると、再・白痴化はほぼ完了しているのに、まだまだ暴力性が高すぎるように映る。今の人類に必要なのは「怠惰」の堕天使・ベルフェゴールへの信仰なのではないだろうか。
怠惰こそが、地球に疑似的な調和を生み出すカギのように思われる。




