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追放聖女は無慈悲に慈悲を施す

作者: ふすま

 家も家族もない天涯孤独の身だけれど、それでも人に癒しを願うのはダメですか?


 流行り病によって家族を失い、天涯孤独になったメリー。身を寄せていた大聖堂からも同僚の嫉妬により追放されてしまう。


 辺境の教会へと飛ばされてしまったメリーだが、それでも人への癒しを願わない日は無かった。その真摯な祈りは彼女を聖女への覚醒へと導いていった。


 これは誰も死なせたくない心優しい少女の復讐譚。

「これより治療師見習いメリーの裁判を行う!」



 大聖堂に木槌の音が木霊(こだま)する。



「証言者、被疑者、この場にいる全ての者は、女神に誓い真実のみを語ること、誓う者は聖句を唱えよ」


「「「エイメン」」」


「うむ。罪状を述べよ」


「はっ、知っての通り『聖女』とは神に選ばれた人間がなるものであり、自らが神に語り掛け、あまつさえ『聖女』に立候補するなど言語道断であり、身の程をわきまえぬ所存であります」


「うむ」


「被疑者メリーは、昨夜聖堂をこっそりと抜け出し内庭で『聖石(せいせき)』を探していた疑惑が掛けられております」


 

 聖女は数百年に一度の間隔で女神かり神託が下る、聖女に選ばれた者は大聖堂に招かれ何不自由ない生活が約束される。

 

 しかし、自ら神に語り掛け聖女になる方法もある。『聖石』を持ち、『聖石』を通して神に願い、その願いが届くと聖女になることが出来るとされている。

 

 だが、それは禁忌だ、犯した者は奈落と呼ばれる北の地に幽閉されることになる。


 

「それは確かか?」


「はっ、証人がおります」


「では証人をこれへ」


 

 鎧を着た男性が進み出る。


 

「名前と所属を述べよ」


「マヌルと申します、聖堂騎士をしております」


「うむ。では証言を述べよ」


「はい。私は昨夜回廊の見回りをしていたのですが、中庭から物音を聞き急いで駆けつけました」


「そして目撃したのです、ランタンの光の元、銀色の髪の女性が何か探し物をしていたのを! あの銀髪はメリーに他なりません!」

 


 『聖石』は、聖山(せいざん)の頂上のみで生み出され、地上に転がり落ちてくる。


 それを受け止めるように山肌に沿いぐるりと建造されたのがこの大聖堂と環状回廊だ。つまり中庭とは聖山そのものを指す。



「何故捕縛しなかった?」


「それが……捕縛しようとしたのですが、先に感ずかれて逃げられてしまいました」


「なるほど、確かに今大聖堂にいる銀髪の女性は彼女しかいないな。しかし、それだけで彼女と決めつけるのは早計ではないか?」


「マヌルよ、話を聞く限り距離もあったし、ランタンの光の元でのことだろう? 本当にメリーだったのか?」


「……すみません、確かにメリーと断言したのは早計でした。しかし中庭で人影を見たのは本当です」


「ふむ……」


「お待ちください、別に証人がおります」


「ほう、では次なる証人をこれへ」


 

 次に歩み出たのは簡素な修道服を着た女性だ。



「名前と所属を述べよ」


「リリアーヌと申します。4級治療師見習いです」



 メリーとリリアーヌは同じ治療師見習いだ。なぜ彼女達が禁忌の元である聖石が唯一取れるこの山で修行しているかといえば、ここが最も聖気(せいき)が濃く最高の修行場所だからである。

 

 しかし、最高の修行場所であっても誰でも入れるわけでは無い、治療師としての高い素質が無ければならない。


 リリアーヌは4級ではあるが世間一般で見れば充分上澄(うわず)みだ、最低の5級であっても王都で治療院を開業することも夢物語ではない。


 

「うむ。では証言を述べよ」


「はい、私はメリーと同室なのですが、昨夜何かが動く気配を感じ目を覚ましました。暗闇の中耳を澄ませていると、足音が部屋から外へと続いて行きました」


「起き上がって部屋を見渡すとメリーの姿がありませんでした。これは外に出ていった証拠に他ありません」


「なるほど。彼女が部屋に戻った時刻は?」


「すみません、そのまま数刻も待たぬうちに眠ってしまいました」


「ふむ、だがそれだけでは中庭に行ったという証拠にはならないな。(かわや)の可能性もある」

 

「昨夜、夜勤をしていた者は?」


「私にございます」

 


 上質の修道服を着た男性が進み出る。


 

「ジーニスか」


「左様にございます」


「昨夜はどうであった、なにか気が付いたことはあるか?」


 

 見習い達が宿泊する寝室は環状回廊の一角にある、このため出口は2箇所あるが、片方は夜間(やかん)施錠され、もう片方はジーニスがいた宿直室がある。


 

「はい。ございます」


「なに? 彼女を見たのか」


「いいえ、執務室は知っての通り中庭に面した方にあります。昨夜(さくや)気配を感じそちらを見た所、ランタンの光のようなものが見えました」


「それはいつのことだ?」


「2の刻を半分過ぎたあたりのことです、見回りの騎士にしてはおかしいと思い窓を開け確かめたところ、ふっと消えてしまいました」

 

「聖堂騎士マヌルよ、今一度問おう、不信な人影を見たのはいつ頃だ?」


「魔道具によると3の刻前でございます」


「う~む、他になにか証拠はあるか?」


「はい、こちらメリーの夜着(やぎ)でありますが、服の(すそ)が土で汚れております」


「何? 良く見せてみろ」


 

 教皇がメリーの夜着の裾を見分する。



「確かに土汚れが見えるな」


「これは決定的な証拠でしょう、聖堂内にいればこのような土汚れは着きませぬ」

 

「ふむ、確かに全ての証拠を合わせるとメリーが中庭に出たとしか思えぬな、メリーよ、そなたは本当に中庭に出たのか?」


「…………」


「何故黙っている?」


「…………」


 

 メリーは黙っている。もう何を言っても無駄だろうと言わんがばかりに。


 

「聖堂騎士マヌルの証言に反証はあるか?」


「…………」


「同室のリリアーヌの証言に反証はあるか?」


「…………」


「夜着の土汚れを説明できるか?」


「…………」


「何も反証が無いことはそれらが事実と認めることになるがよいのか?」


「…………」

 

「あくまでしらを切るか、彼女の持ち物は調べたか?」


「はっ、彼女の部屋含め、どこかに隠した可能性もあるため徹底的に調べました」


「結果は?」


「ございませんでした」

 

「彼女の服を剥ぎ調べよ」


「はっ」


 

 数人が彼女の服を下着も含めて全て脱がせ全裸にして調べる。メリーも肌を衆目に晒しているが抵抗する様子もない。

 

 調べる老齢の神官たちも彼女には目もくれず服はもちろんのこと、靴すら脱がして調べている。色目で見ているのは若い騎士くらいであろう。

 

 数分後、再び服を着せられたメリーに静かに判決が下される。


 

「聖石は見つかったか?」


「いえ、聖石は見つかりませんでした」


「聖石の所持は重罪である。もし、判明すれば生涯幽閉であるが今のところ所持しているようには見えぬ。しかし、探そうとしたこともまた事実のようだ。よって大聖堂より追放処分とする」

 

「メリーよ、何か申し開きはあるか?」


「……ございません」


「残念だ、そなたの高い実力であれば、いずれは最高位『エルダー』の称号さえ届いたというのに」


「……」


「1級治療師見習いメリー! そなたを大聖堂から永久追放とする!」


 

 教皇の声と木槌の音が再び大聖堂に木霊した。


 

「……お世話になりました」

 




 ゴトゴトと馬車が揺れる。まるで罪人でも運ぶかのようにその窓には鉄格子が掛けられていた。


 メリーは鉄格子の隙間から空を見上げる。雲一つ無い空はどこまでも青かった。


 

 彼女は片田舎の村に生まれた、幼い頃から治療聖術の才能があり村の教会で治療師の手ほどきを受けていた。

 

 彼女の才能は本物でメキメキと腕を上げ、まだ10になったばかりなのに彼女の治療聖術は村の誰よりも高くなっていた。それこそ手ほどきをしていた老牧師をも超えるほどだ。


 ある時、流行り病が村を襲う、メリーは一生懸命治療を試みるがいくら腕は良くても体力も聖力も歳相応だった。

 

 あっというまに蔓延する病、治しても治しても病人は増える一方だった。

 

 ついには彼女の母親も病に倒れてしまう、さらに父親の身にも不幸が起きる。


 まだ元気な者達で薬草を採取に行ったときに誤って崖から足を滑らせてしまったのだ、運ばれてきた父親はもはや虫の息だった。

 

 街から治療師も呼べないほど困窮した村に蔓延した病は、村人の4割の命と引き換えに終息を迎えた。


 新たな病の温床にならぬようにと、焼かれる両親を呆然と見つめるメリーに誰もが同情の目を向ける。

 

 患者以上にボロボロになりながらも、笑顔を絶やさず懸命に治療していた姿を誰もが見ていた。彼女に助けられた人もいた。メリーを引き取ると申し出た家もあった。

 

 しかし、天涯孤独となったメリーは誰にも告げずに村を抜け出した。

 

 数年後、彼女は大聖堂で治療師としての修行をしていた、今日までは。


 ……だが、そんなことはどうでもよかった。


 

 

 マヌルからは何度も同衾(どうきん)を誘われていた。私はそれを断り続けていた。


 リリアーヌが、腕の良い私に嫉妬していたのも知っていた。


 リリアーヌとマヌルがこそこそと会っていたのを知っていた。なにかをたくらんでいたのを知っていた。


 ……だが、そんなことはどうでもよかった。





 全て本当(・・・・)の事だから。






 聖石を探していたのも、聖女になろうとしていたのも、全て本当の事。

 

 訂正するならば、昨日と言うのは嘘だ。2人が口裏をあわせた虚偽の申告だろう、ジーニスにランタンの光を見せたのはマヌル、私の夜着に土汚れを付けたのはリリアーヌだろう。


 私はずっとずっと前から聖石探しを始めていたのだから……大聖堂に入ってから3年間の間ずっと。

 

 そして探し物はもう3日前に終わっていた。うまく隠せてよかった。


 私は鉄格子の隙間から空を見上げる。雲一つ無い空はどこまでも青かった。



 それに負けず劣らずメリーは晴れやかな笑みを浮かべていた。





 郊外にある教会の院長室でシスター・ライラは振り返る。


 

「メリーがここに連れて来られてから今日で2週間、大きな変化はない」


「連れて来られたときに今一度荷物を見分したけれど聖石は見つからなかった」



 尤も着の身着のまま放りだされたのだから服しか着ていなかったが。



「は~、地方の誰も住んでいなかった教会に左遷されたと思ったら、いきなり彼女の面倒見ろとか……」



 教会のシスターたるもの飲酒はご法度とされていた。しかし、だめと言われると飲みたくなるのが世の常である。シスター・ライラは好奇心から酒を飲んでしまい、それがばれてこの廃教会に左遷されてしまった。



「いいですよ、どうせ暇でしたし……ぷはぁ」



 どうせ見る者もいない廃教会だ。復興の任務もそっちのけで彼女は開き直っていた。


 翌朝、メリーとライラは庭の掃き掃除をしていた。森と教会を区切る柵は半壊し、せいぜい掃き掃除をする範囲を示す役割しか果たしていない。


 サボったところで咎める者もいないが日課として毎日行っている。他にすることが無いからだ。


 小鳥が心地良い音色を響かせているが、ライラの気分は優れない。



 「あー……頭痛い……飲み過ぎたぁ」


 

 理由の半分は飲みすぎだ。そしてもう半分は……



 「……」


 (……心情は理解できるけどもう少し陽気に振舞ってもらえないもんですかね。四六時中あれだと酒も不味くなるってもんです)



 俯きがちに無言で掃き掃除をするメリーだ。ここに来てからずっとこの調子ではライラまで滅入ってしまう。




 その時は唐突に訪れた。



 『あーもう、わーったわーった。聖女にしたるさかい今すぐ女神像前にきーや。1分以内な』



 メリーは沈んでなどいなかった。ただ、ただ神に声を届けていた。そして届いた。真偽を確かめることもせずメリーは疾走する! 箒を放り出し、なんの挨拶もせずに全力で。


 まさに疾風となり駆け抜ける彼女を見たシスター・ライラが慌てて追いかける。



「待ちなさいシスター・メリー! 一体どうしたというのです!?」



 メリーは答えない、なおも速度を上げて女神像へと向かって一陣の風となる。



「まさか!!」



 ライラは懸命に追いかけるが一向に追いつける気配が無い。


 村にいた頃は「走り屋メリー」「疾風メリー」「食い逃げメリー」と数々の異名で呼ばれたメリーだ。


 大聖堂に行っても足腰を鍛えぬ日はなかった。逃げ足には自信がある。


 ライラが追いついた時、メリーは女神像の前に立っていた、肩で息をしつつメリーに詰め寄る。



「はぁ、はぁ、はぁ、メリー、やめるのです!」



 背を向けたメリーがゆっくりと振り返る。



「いいえ、やめません、それにもう遅いですよ」



 天に向かって掲げられる手の上にあるのは、これ以上ない程に光り輝く聖石だ。



「癒しの女神よ、私は全てを捧げ聖女になることを望みます」


「やめなさい!!」



 ライラが掴みかかるがもう遅い、その言葉を待っていたとばかりにメリー目がけて眩い光が降り注いだ。


 光の中彼女のベールが、服が、靴が、変化していく。修道服の色は紺から黒へ、しかし所々に銀糸による刺繍が施され、形もドレスのように。頭のシスター・ベールも銀に輝くティアラ・ベールへと変化していく。


 最後に3匹の輝蝶(きちょう)が祝福するかのようにティアラとドレスを彩る。質素ながらも荘厳なシスタードレスは、メリーの美しさをこれ以上ないほどに引き出していた。




 神々しささえ纏ったメリーの両手がそっとシスター・ライラの両(ほお)を包み込む。ライラが慌てて振りほどこうとするが、その手は一向に離れない。


 涙を流し、歯をがちがち鳴らしながら辛うじて動く範囲で顔を左右に振るライラと、一転して穏やか笑みを称えた聖女メリーがそっと呟く……




「……ヒール……」



 

 何故、大聖堂が疑惑程度で追放までするのか? 


 何故、環状回廊を作ってまで聖石を封じ込めるのか?


 何故、人々が聖女の伝承を子々孫々伝えるのか?

 


 聖女のヒールは絶対の癒しである、四肢が欠損しようが、不治の病だろうが、毒で体が溶けようが、呪いで怪物になろうが立ちどころに治療する。


 条件さえ整っていれば死者の蘇生すら可能だ。






 ……だが……







 痛いのだ……


 かなり痛いのだ


 尋常じゃなく痛いのだ!


 死ぬほど痛いのだ!!


 いっそ死ねたらと思う程痛いのだ!!!

 

 

 

 聖女の癒し(ヒール)には様々な逸話がある。

 

 曰く、どんな拷問でも口を割らなかった男が、聖女のヒールで重要な秘密から自分の性癖までべらべら喋った。

 

 曰く、感情など(とう)の昔になくしたエルフの長老が、ヒールの一言でまるで子供のように泣きじゃくって部屋の隅で丸くなった。

 

 曰く、無敵の魔王が討伐しに来たはずの勇者と手と手を取り合い、聖女にやめてくれと懇願した。

 

 曰く、子供のくしゃみ一つで広い王都から貧民から王様までも全ての人間が逃げ出した。

 

 曰く、どんな痛みも快楽に変えるド変態でさえ、聖女のヒールだけは嫌だと絶叫した。

 


 この世界で聖女を知らぬ者は居ない、数々の逸話と共に聖女の癒しは絶対の恐怖として伝えられているから……当然メリーにも。

 

 メリーは復讐する、母の命を奪った(やまい)に。


 メリーは復讐する、父の命を奪った傷に。


 メリーは八つ当たりする、毒に。


 メリーは八つ当たりする、呪に。


 ショック死すら癒す! 精神崩壊すら癒す! (やまい)へ、(きず)へ、(どく)へ、(のろい)へ、その殺意が痛みを加速する!!

 

 相手が死ぬことも狂うことも出来ずに無限の痛みに囚われようとも知ったことではない!


 メリーは復讐の鬼となる! 人を害するその全てに!! 全ての人から恐れられようとも!!!



 ライラは全身を眩い(まばゆい)ほどの優しい(・・・)癒しの光に包まれる。よほど熟練した治療師でも無い限り癒しの光は薄っすらと手元が光る程度だというのに、聖女のそれは特別であることをありありと表していた。


 ライラは表現するのをはばかれるほど苦悶に歪んでいる。


 ライラの二日酔いが治った。


 ライラは白目をむき口を限界まで開け、目から鼻から口からあらゆる体液を垂れ流している。


 ライラの荒れた肌がきれいになった。


 ライラは折れるほど限界まで海老ぞりに反り、その体を細かく痙攣させている。


 ライラの健康状態はとてもとても良くなった。


 ヤッタネ!




 光が収まったときにライラはその場に崩れ落ちる、女神像の間は完全な静寂に包まれていた。先程まで音楽を提供していた小鳥のさえずりさえ聞こえない。



「……くくっ」


 

 一瞬の間を置いて笑い声が静寂を破る。小さかった笑い声は次第に大きくなり教会全てを震わせる。



「ははははははは」


「ハハハハハハハハハハハハ!」



 メリーは(わら)う、人の敵を殺す喜びに。倒れ伏すライラの傍で手を広げ背をのけぞらせ、人を癒す幸せにとてもいい笑顔をみせるのだった。



「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」



 彼女の幸せそうな笑い声がいつまでも周囲に響き続けるのだった。




 郊外にある廃教会で産声を上げた厄災に対し、人類は対抗する(すべ)を持たなかった。やっていることは間違いなく善行なのだから……



 「ゴホッ、ゴホッ、お願い子供だけは! 子供だけは!」


 「母ちゃんをいじめるな!!」


 「では、両方癒しましょうね~、うふ、うふ、うふふふふふふふふ」


 「「ひぃぃぃぃぃぃ」」



 今日も聖女は笑顔で無慈悲に慈悲を施す。



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